家電の花形製品としておなじみワイヤレスイヤホン(完全ワイヤレスイヤホン)。
Appleやソニーなど大手メーカー品、コスパ重視の中華イヤホン、素性の知れぬ格安ノンブランド品まで数多くあり、いざどれを選べばいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか?
この記事では、2025年現在に特におすすめできるワイヤレスイヤホンをピックアップ。
価格別・機能別・メーカー別のNo.1相当の製品だけ一挙に紹介していきます。
↓ 目次からカテゴリー分類が確認できます。ワイヤレスイヤホン選びの参考にしてみてください。
この記事の目次(タッチで移動)
- 記事中の製品評価の決め方
- 【価格5000円以下】安くてコスパ最強のワイヤレスイヤホンNo.1
- 【価格1万円以下】おすすめワイヤレスイヤホンNo.1
- 【価格1.5万円以下】おすすめワイヤレスイヤホンNo.1
- 【価格2万円以下】おすすめワイヤレスイヤホンNo.1
- 【価格3万円以下】おすすめワイヤレスイヤホンNo.1
- 音質No.1ワイヤレスイヤホンはこれ!
- ノイズキャンセリングNo.1ワイヤレスイヤホンはこれ!
- ながら聴きイヤホンNo.1ワイヤレスイヤホンはこれ!
- バッテリー性能No.1ワイヤレスイヤホンはこれ!
- 低遅延性能No.1ワイヤレスイヤホンはこれ!
- iPhoneと相性いいワイヤレスイヤホンNo.1
- Androidスマホと相性いいワイヤレスイヤホンNo.1
- AppleのおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
- ソニーのおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
- パナソニック(Technics)のおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
- オーディオテクニカのおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
- Victor(JVCケンウッド)のおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
- JBLのおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
- AnkerのおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
- NOTHINGのおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
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記事中の製品評価の決め方
製品評価は以下のような基準で行っています。
〜評価基準〜 | |
音質評価 | イコライザーなしのデフォルト音質を前提とした音の明瞭さや臨場感を評価。 |
ノイズキャンセリング性能 | ノイズキャンセリング機能による静けさを評価。なお、機械的な遮音効果だけでなくイヤホン構造による物理的な遮音性に関しても考慮します。 |
外音取り込み性能(ヒアスルー) | イヤホンを装着したままスピーカー経由で周囲の音を聞き取る機能。取り込み音の明瞭さを評価します。 |
通話マイク性能 | ビデオ通話やハンズフリー通話に際してのノイズカット率など評価。 |
バッテリー性能 | 2025年時点の優良値たる「イヤホン単体10時間、ケース併用40時間」バッテリーを【★5】評価とした相対評価。 |
【価格5000円以下】安くてコスパ最強のワイヤレスイヤホンNo.1
Victor HA-A6T(価格4,500円)
▼ イヤホンの装着イメージ(カナル型)
音質評価 | (4.5) |
ノイズキャンセリング性能 | ✗(非対応) |
外音取り込み性能 | ✗(非対応) |
通話マイク性能 | (4) |
バッテリー性能 | (3.5) |
(イヤホン単体9時間、ケース併用で最大23時間) |
Bluetoothバージョン | 5.4 |
Bluetooth対応コーデック | SBCのみ |
ノイズキャンセリング | ✗ |
外音取り込み機能 | ✗ |
マルチポイント | ✗ |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体9時間 |
ケース併用で最大23時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
U5000円ではNo.1の高音質モデル。国産老舗・Victorのエントリーモデル「Victor HA-A6T」
5000円以下のワイヤレスイヤホンならこれがおすすめ。
国産老舗・Victor(ビクター)のエントリーモデル「Victor HA-A6T」。
音楽を聴くため、動画を見るための王道スタンダードなワイヤレスイヤホン。
ノイズキャンセリングやマルチポイントなど流行りの機能には対応しませんが、その分、価格4,500円とVictorブランド製品にしては手頃な価格で購入できます。
オーディオはVictorブランド製品らしい安定感あり。
ボーカルくっきり、低音しっかり、音場が広くて臨場感すら感じられる仕上がり。
できるだけ安くて、できるだけ高音質なワイヤレスイヤホンを探している人だと Victor HA-A6T は第一検討候補です。
【価格1万円以下】おすすめワイヤレスイヤホンNo.1
ヤマハ「TW-E3C」(価格6,000円)
▼ イヤホンの装着イメージ(カナル型)
音質評価 | (5) |
ノイズキャンセリング性能 | ✗(非対応) |
外音取り込み性能 | (3.5) |
通話マイク性能 | (4) |
バッテリー性能 | (3.5) |
(イヤホン単体9時間、ケース併用で最大24時間) |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、aptX Adaptive |
ノイズキャンセリング | × |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX5 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体9時間 |
ケース併用で最大24時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
音質重視の安定のヤマハ製品。さりげなくマルチポイント機能にも対応あり
楽器メーカー「ヤマハ」(YAMAHA)が手がける現行スタンダードモデル「YAHAMA TW-E3C」。
中音域〜高音域にかけての音描写が非常に丁寧。楽器の細かな音まで描き分けます。
全体的にシルキーな音とあり、長時間のオーディオ再生でも聞き疲れにくめ。
低音をガンガン鳴らしたいような人を除けば万人受けする高音質オーディオかと思います。

ヤマハの音叉マークも刻印仕様で様になります
さりげなくマルチポイント機能にも対応あり。
特定2台のデバイス間であればペアリング切り替えする必要なし。なにかしらオーディオ再生を開始したデバイス側に自動でオーディオ出力先が切り替わります。
複数デバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えてる人だとマルチポイント対応がプラスαのセールスポイントになります。
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【コスパ最強】5000円〜1万円で買える!おすすめワイヤレスイヤホンまとめ(2025年版)
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【価格1.5万円以下】おすすめワイヤレスイヤホンNo.1
Anker Soundcore Liberty 5(価格14,990円)
▼ イヤホンの装着イメージ(スティック型)
音質評価 | (4.5) |
ノイズキャンセリング性能 | (5) |
外音取り込み性能 | (4.5) |
通話マイク性能 | (4.5) |
バッテリー性能 | (5+) |
(イヤホン単体12時間、ケース併用で最大48時間) |
Bluetoothバージョン | 5.4 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
空間オーディオ | 対応 |
防水性能 | IP54 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体12時間 |
ケース併用で最大48時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
音質・ノイズキャンセリング性能ともに価格以上の価値あり
2025年に登場したAnkerの現行フラッグシップ「Anker Soundcore Liberty 5」。
バスレフ型スピーカー&Dolby Audio機能を搭載(いずれもAnker初)。深くキレのある低音描写に強みを持つワイヤレスイヤホンです。
ロック曲やEDM曲を聴くと"ドコドコ"鳴る本格的な低音が楽しめます。

「Dolby Audio」機能にもAnkerで初対応。よりクリアで、よりキレのある低音が楽しめます。
機能面も優秀。特にノイズキャンセリング性能は1万円台のワイヤレスイヤホンの中ではほぼトップ。
同製品以上の高性能ノイズキャンセリングモデルを探すとなると札束積むほかありません。
価格14,990円とAnkerワイヤレスイヤホンの中では高価な部類の製品ですが、音質もノイズキャンセリングも価格以上の価値がある1品です。
【価格2万円以下】おすすめワイヤレスイヤホンNo.1
JBL LIVE BEAM 3(価格1.8万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(ショートスティック型)
音質評価 | (5) |
ノイズキャンセリング性能 | (5) |
外音取り込み性能 | (4.5) |
通話マイク性能 | (5) |
バッテリー性能 | (5+) |
(イヤホン単体12時間、ケース併用で最大48時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX5 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体12時間 |
ケース併用で最大48時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
フラッグシップ相当モデルが値下げしたコスパ最強機(価格2.6万円→1.8万円)
スピーカー製品で知られる大手JBLの準フラッグシップ「JBL LIVE BEAM 3」。
もともと2.6万円の製品でしたが、現在は1.8万円前後に値下げ。
2024年夏に発売開始した現行モデルの1つであり、なにゆえの値下げなのか不明ですが、とりあえず1.8万円で買えます(2025年6月時点)。コスパの観点から言えば破格です。
低音域〜中音域を重視した高音質オーディオ、明確に静かな高性能ノイズキャンセリング、ケース併用48時間使える長時間バッテリーを搭載。
また、充電ケース上のタッチディスプレイを使ったオーディオ操作にも対応。音楽の再生/停止、先送りなど基本的な操作がもろもろ可能です。
待ち受け画面の壁紙変更にも対応。簡易なフォトディスプレイになります。オタ活アイテムとしても映える1品です。

ディスプレイの壁紙は任意の写真・画像をアップロード可能
いつ元の価格に戻るかわかりませんが、価格1.8万円であれば間違いなく「買い」。
音質、機能、ギミックともに1.8万円以上の価値ある最強コスパ製品です。
【価格3万円以下】おすすめワイヤレスイヤホンNo.1
BOSE「QuietComfort Earbuds」(第2世代)(価格2.2万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(カナル・オーバーイヤー型)
音質評価 | (4.5) |
ノイズキャンセリング性能 | (5) |
外音取り込み性能 | (4.5) |
通話マイク性能 | (4.5) |
バッテリー性能 | (4-) |
(イヤホン単体8.5時間、ケース併用で最大30時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体8.5時間 |
ケース併用で最大30時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
高性能すぎるBOSEの通常版モデル「QuietComfort Earbuds」(第2世代)
低音サウンドと高性能ノイズキャンセリングに強みを持つBOSE「QuietComfort Earbuds」(第2世代)。
あまりの完成度の高さにフラッグシップモデルと勘違いされがちですが、あくまでも通常版モデルです。
ノイズキャンセリング性能はフラッグシップモデルと変わらぬ高性能仕様。
機械的な遮音性能の高さはもちろんイヤホン構造を通じた物理的な遮音性も高め。
フラッグシップモデル同様にイヤホン側面部にシリコンバンド(スタビリティバンド)を搭載。イヤホン装着時の耳穴の隙間を限りなくゼロに。もはや耳栓です。

イヤホン側面部にシリコンバンド(スタビリティバンド)の搭載あり
フラッグシップモデルと異なりノイズキャンセリングの遮音強度が調整できないデメリットがあるものの、この1点を除くと不満らしい不満なし。
BOSEの低音サウンドと相まって、さながら防音室で爆音を鳴らしてる錯覚ある最強モデルです。
「BOSEほしいけどフラッグシップモデルに4万円近くも出すのはちょっと....」という人であれば、価格2.2万円で購入できる QuietComfort Earbuds は魅力的な選択肢になるはずです。
音質No.1ワイヤレスイヤホンはこれ!
デノン「PerL Pro」(価格2.1万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(カナル・オーバーイヤー型)
音質評価 | (5+) |
ノイズキャンセリング性能 | (3.5) |
外音取り込み性能 | (3.5) |
通話マイク性能 | (4) |
バッテリー性能 | (4-) |
(イヤホン単体8時間、ケース併用で最大32時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、aptX Adaptive、aptX Lossless |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体8時間 |
ケース併用で最大32時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
「音質No.1は?」に対して万人が納得しうる平和的な模範回答「PerL Pro」
音質のよさは人それぞれなので賛否あるテーマではありますが、2025年現在で最も平和的な回答に近いのがこれです。国産老舗・デノンが展開するフラッグシップモデル「PerL Pro」。
業界唯一となる聴覚チューニング機能に対応した同機。
イヤホン筐体に聴覚測定器を搭載。各々の聴覚を測定し、各々の聴覚にとって聴き心地よい音に自動チューニングしてくれます。
"高音質"と言っても人それぞれ。年齢による聴覚の違いだったり、耳の構造の違いだったりに左右され、からなずしも万人共通の高音質は存在しません。
PerL Pro は、各々の聴覚にとって聴き心地よい音を"高音質"と定義。聴覚に合わせて音をチューニングすることで各々ピンポイントの高音質を狙い撃った意欲作です。

左右それぞれ聴覚を測定。左右の音の聴こえバランスも調整してくれます。
チューニングの一切はiOS・Android向けの専用アプリを通じて自動で行えるため、オーディオに詳しくない人でも身構える必要はありません。
聴覚測定器を搭載する変態イヤホンとあり、もともとの販売価格は5.7万円と割高でしたが、ここ最近は2.1万円前後で購入できてお得です(2025年6月時点)。
ノイズキャンセリングNo.1ワイヤレスイヤホンはこれ!
BOSE「QuietComfort Ultra Earbuds」(価格3.6万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(カナル・オーバーイヤー型)
音質評価 | (5) |
ノイズキャンセリング性能 | (5+) |
外音取り込み性能 | (5) |
通話マイク性能 | (4.5) |
バッテリー性能 | (3) |
(イヤホン単体6時間、ケース併用で最大24時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、aptX Adaptive |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体6時間 |
ケース併用で最大24時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
完全ワイヤレスイヤホン業界No.1と名高いノイズキャンセリング性能あり
ノイズキャンセリング性能でワイヤレスイヤホンを選ぶなら黙ってこれ選べばOK。
BOSEの現行フラッグシップ「QuietComfort Ultra Earbuds」。
BOSE伝統のノイズキャンセリング専門ブランド「QuietComfort」冠した同機。
機械的な遮音性能の高さにくわえ、イヤホン構造による物理的な遮音性も高め。
イヤホン側面部をシリコンバンドで覆い、イヤホン装着時の耳の隙間を限りなくゼロに低減。さながら耳栓。イヤホンを装着するだけでも静かになります。

イヤホン側面部のシリコンバンドを使ってしっかりと遮音できます
機械的なノイズキャンセリングだと人の話し声など高周波音が除去しにくく、物理的な遮音でカバーせざるを得ない側面ありますが、QuietComfort Ultra Earbuds はまさしく機械的、物理的、双方からノイズキャンセリングを極めた1品です。

イヤホン側面部のシリコンバンドは3サイズ調整可
BOSEのホームシアタースピーカーを思わすドコドコ鳴る低音サウンドも魅力。
BOSE独自の「空間オーディオ」(3Dオーディオ)機能と組み合わせることで音場も拡大。より音の臨場感が楽しめます。
カラーリングは黒、白、ブルー、ルナブルーの4色。これとは別にBOSEの60周年記念カラーも展開あり。小売基本価格は39,600円ですが、おおよそ3.6万円前後が相場。
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ながら聴きイヤホンNo.1ワイヤレスイヤホンはこれ!
【耳掛け型No.1】Anker Soundcore AeroFit 2(価格16,990円)
▼ イヤホンの装着イメージ(オープンイヤー型)
音質評価 | (4) |
ノイズキャンセリング性能 | ✗(非対応) |
外音取り込み性能 | ✗(非対応) |
通話マイク性能 | (4.5) |
バッテリー性能 | (5) |
(イヤホン単体10時間、ケース併用で最大42時間) |
Bluetoothバージョン | 5.4 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | ✗ |
外音取り込み機能 | ✗ |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IP55 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体10時間 |
ケース併用で最大42時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
耳掛け式イヤホンの王道スタンダード「AeroFit 2」
Anker Soundcore AeroFit 2 は、2024年に発売開始したAnkerの"ながら聴き”イヤホン。
眼鏡のようにして耳に掛けて使うイヤホン。イヤホンが耳穴をふさがず、オーディオ再生しながら周囲の環境音も聞き取れます。
イヤホン装着感は非常に安定。スポーツやアウトドアなどハードコアな作業中でも問題なく使えます。
また、在宅で使う場合でも長時間のイヤホン装着による疲れがなくて好印象です。
スピーカー部分が内側を向いているので音漏れも気持ち少なめ。音漏れリスクを過敏に気にする必要もないかと思います。

スピーカーは内側(耳に当たる側)に内蔵
音質は低音重視。"ながら聴き"イヤホンなので音がちょいぼやけ気味ですが、ギリ許容範囲なレベルです。
iOS・Android向けの専用アプリを使えばイコライザー調整できるので、音が気に食わない人だと活用したい。
【イヤーカフ型No.1】Victor nearphones(価格1.5万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(イヤーカフ型)
音質評価 | (4.5) |
ノイズキャンセリング性能 | ✗(非対応) |
外音取り込み性能 | ✗(非対応) |
通話マイク性能 | (4.5) |
バッテリー性能 | (3) |
(イヤホン単体8時間、ケース併用で最大24時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | ✗ |
外音取り込み機能 | ✗ |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体8時間 |
ケース併用で最大24時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
夏場でも蒸れない!アクセサリー感覚で使える"ながら聴き”イヤホン
国産老舗・Victorが展開するイヤーカフ型イヤホン「Victor nearphones HA-NP1T。
イヤホンを軟骨部分に挟んで装着。オーディオ再生しながら周囲の環境音も聞き取れます。
イヤーカフ型イヤホンにしては高音質。低音域はスカスカにならず、中音域〜高音域はクリア。
スピーカー部分が自然と耳奥に向かうイヤホン構造になっているためか、より密閉型イヤホンに近い音の仕上がりあって好印象です。
ただ、長時間とイヤホン装着し続けると軟骨部分に違和感あるいは痛みあり。
イヤホン装着感は安定していますが、相応に軟骨部分にキツく留めているため、数時間と装着し続けると耳が痛くなりがちです。
また、音漏れしやすいので公共スペースでの利用は億劫かもしれません。
ここらは同製品に限ったデメリットではありませんが、イヤーカフ型イヤホンを選びたい人だと事前に理解しておきたい。
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バッテリー性能No.1ワイヤレスイヤホンはこれ!
オーディオテクニカ「ATH-AKS50TW2」(価格2.2万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(カナル型)
音質評価 | (5) |
ノイズキャンセリング性能 | (4.5) |
外音取り込み性能 | (4.5) |
通話マイク性能 | (5) |
バッテリー性能 | (5++) |
(イヤホン単体25時間、ケース併用で最大65時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LC3 |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IP55 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体25時間 |
ケース併用で最大65時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
業界No.1のスタミナモデル(イヤホン単体25時間、ケース併用65時間駆動)
オーディオテクニカの現行ハイエンドモデル「ATH-CKS50TW2」。
イヤホン単体25時間、ケース併用65時間使える変態級のスタミナバッテリーを搭載した同機。
ノイズキャンセリング利用時でもイヤホン単体15時間、ケース併用40時間と変態。とかく充電せずに使いまわせるワイヤレスイヤホンを探している人におすすめです。
また、これにくわえてイヤホン単体で電源ON/OFFできる機能も搭載。
他社のワイヤレスイヤホンだと電源OFFするためだけにイヤホンをケースに戻す必要ありますが、ATH-CKS50TW2 なら充電するとき以外は戻さなくてもOK。
さながらスマホの充電器のごとくケースは自宅にセットしておけば十分です。
オーディオテクニカ「SOLID BASS」ブランドを冠る製品とあって音質もよし。
"クリアな重低音"こと音こもりにくい低音を強みとします。イコライザー調子も可能です。
カラーリングはブラック、グリーン、ベージュの3色展開(他に"スター・ウォーズ"コラボが4色あり)。
公式サイトの直販価格だと23,980円ですが、Amazon直販だと2.2万円前後で買えます。
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低遅延性能No.1ワイヤレスイヤホンはこれ!
AKG N5 Hybrid(価格3.4万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(ショートスティック型)
音質評価 | (5) |
ノイズキャンセリング性能 | (5) |
外音取り込み性能 | (4.5) |
通話マイク性能 | (5) |
バッテリー性能 | (5) |
(イヤホン単体8時間、ケース併用で最大40時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
(ドングル接続時のみ)LC3plus | |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IP54 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体8時間(ドングル接続時は4.5時間) |
ケース併用で最大40時間(ドングル接続時は18時間) | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
Nintendo Switchでも使える!業界随一の低遅延ワイヤレスイヤホン「AKG N5 Hybrid」
ワイヤレスイヤホンながら遅延10ms通信が可能な「AKG N5 Hybrid」。
次世代のBluetoothオーディオコーデック「LC3plus」に対応あり。ほぼ有線イヤホンと変わらぬ勝手でワイヤレスイヤホンが使えます。

専用ドングルはUSB Type-Cポートに装着可能
2025年時点でLC3plusに対応するスマホは皆無ですが、AKG N5 Hybrid は専用ドングルを噛ませて接続することであらゆるデバイスをLC3plus対応化。
スマホもちろんNintendo SwitchやPS5などUSB Type-Cポートを備えるデバイスであれば事実上あらゆるデバイスをLC3plus対応化させられます。

専用ドングル。普段は充電ケース内に収納しておけます。
AKGはモニターヘッドホンで有名なオーディオ・ブランド。
AKG N5 Hybrid もモニターヘッドホンならではの音場が広く、くっきり明瞭な音の作り。これが奇しくもゲーミングイヤホンらしさ演出してます。
AKG製品とありオーディオオタク向けの製品っぽさありますが、その低遅延性能と音質を考慮するとゲームや動画配信などで使いたい人にこそおすすめの製品です。
定価38,500円。Amazon直販あたりだと常時4,000円近いポイント還元中。実質3.4万円前後で買えます。
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LC3(LC3plus)は低遅延性能に強みを持つ次世代Bluetoothオーディオコーデックです。
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LC3(LC3plus)対応ワイヤレスイヤホンの選び方&おすすめ製品まとめ【2025年版】
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iPhoneと相性いいワイヤレスイヤホンNo.1
AirPods 4(価格21,800円 or 29,800円)
▼ イヤホンの装着イメージ(スティック型)
音質評価 | (4) |
ノイズキャンセリング性能 | (4.5) |
外音取り込み性能 | (5+) |
通話マイク性能 | (5) |
バッテリー性能 | (3.5) |
(イヤホン単体5時間、ケース併用で最大30時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | △(Appleデバイス間のみ可) |
空間オーディオ | △(iPhone・iPadのみ対応) |
防水性能 | IP55 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体5時間 |
ケース併用で最大30時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
iPhone・iPad専用の空間オーディオ再生&Appleデバイス間のマルチポイント機能あり
2024年9月にリニュアルした現行版AirPodsこと「AirPods 4」。
かれこれ第4世代。イヤーピースを使わない、軽いイヤホン装着感が魅力の1品です。
AirPods向けの独自機能をフル搭載。iPhone・iPadユーザーであれば以下のような独自機能がもろもろ使えます。
iPhone・iPadのみで使える主な独自機能
- Apple独自の空間オーディオ再生機能
- Appleデバイス間のマルチポイント接続機能
- iOSアプリ「探す」を使ったイヤホン探索機能
- 初回のペアリング設定が簡素化
昨今のワイヤレスイヤホン業界だと空間オーディオ再生(3Dオーディオ再生)が人気ですが、AirPodsを使えばApple独自の空間オーディオ再生を利用可能。
YouTubeからソシャゲまでアプリ関係なく一律で空間オーディオ再生化。
通常のオーディオ再生よりも音場が広くなり、音の増幅も増したように錯覚する立体的で臨場的なオーディオ再生になります。
音質よりかは音楽体験を重視している人だと通常のオーディオ再生とは異なる音の鳴り方してて楽しめそうです。

Appleの空間オーディオはヘッドトラッキングにも対応あり。顔の向きに合わせて音の鳴る位置が変わります。
AirPods 4 は2種類用意。ノイズキャンセリング対応版が定価29,800円。ノイズキャンセリング非対応版が定価21.800円。
ノイズキャンセリング機能を必要とせず、どちらかと言うとAirPods独自機能を使いたいだけの人だとノイズキャンセリング非対応版でも十分です。
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Androidスマホと相性いいワイヤレスイヤホンNo.1
パナソニック「Technics EAH-AZ40M2」(価格1.5万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(カナル型、小さめ)
音質評価 | (5) |
ノイズキャンセリング性能 | (4.5) |
外音取り込み性能 | (4.5) |
通話マイク性能 | (4.5) |
バッテリー性能 | (3-) |
(イヤホン単体5.5時間、ケース併用で最大18時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大3台) |
空間オーディオ | ✗ |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体5.5時間 |
ケース併用で最大18時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
マルチポイントの3台接続が可能な業界でも数少ないワイヤレスイヤホン
国産老舗・Technics(テクニクス)ブランドのワイヤレスイヤホン「Technics EAH-AZ40M2」。
Technicsらしい美音サウンド、滑らかで歪みの少ないシルキー・サウンドに強み。
LDACコーデックにも対応あり。Androidスマホユーザーならより高音質で楽しめます。

イヤホン筐体も非常に高級感あってよし
Technicsはブランド柄、音質ばかり注目されますが、機能面も優秀。
特にマルチポイントは業界初となる3台接続が可能です。
マルチポイントの3台接続は2025年現在なおTechnicsワイヤレスイヤホンの専売特許。
Androidスマホ含めた複数デバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわす予定の人だとマルチポイント3台接続が圧倒的に便利。
というか数日もすれば"ペアリング切り替え”なる概念を喪失する勝手のよさあります。
手元デバイスを「Androidスマホ」「Windows PC」「iPad」みたいな気持ち悪い組み合わせをしている人ほど Technics EAH-AZ40M2 は重宝しそうです。
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AppleのおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
【AirPods】AirPods Pro(第2世代)(価格3.3万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(スティック型)
音質評価 | (4) |
ノイズキャンセリング性能 | (5) |
外音取り込み性能 | (5) |
通話マイク性能 | (5) |
バッテリー性能 | (3.5) |
(イヤホン単体6時間、ケース併用で最大30時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | △(Appleデバイス間のみ可) |
空間オーディオ | △(iPhone・iPadのみ対応) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体6時間 |
ケース併用で最大30時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi/MagSafe(無線) |
業界トップクラスのノイズキャンセリング&外音取り込み性能あり
AirPodsシリーズの上位版モデル「AirPods Pro」。
ワイヤレスイヤホン業界における「ノイズキャンセリング」「外音取り込み」機能の知名度向上のきっかけになった権化。
ノイズキャンセリングは今日なお業界トップクラスの性能あり。イヤホンを装着した瞬間に”すーぅ”と周囲の音が消えていき感動ものです。
また、外音取り込み性能も業界トップクラス、あるいは業界トップの性能あり。
イヤホンを装着したまま周囲の環境音の10割近くが聞き取れます。
コンビニレジなどでイヤホン装着したままでも違和感なく会話できるので重宝します(見た目の心象は悪いですが...)。
単にAirPods機能を使いたいだけなら通常版(AirPods 4)で十分ですが、プラスαで本格的なノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能を使いたい人だと AirPods Pro の方がまだまだおすすめです。
【Beats】Beats Fit Pro(価格2.2万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(カナル型、イヤーウィングあり)
音質評価 | (4) |
ノイズキャンセリング性能 | (4.5) |
外音取り込み性能 | (4) |
通話マイク性能 | (4.5) |
バッテリー性能 | (3.5) |
(イヤホン単体7時間、ケース併用で最大30時間) |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | △(Appleデバイス間のみ可) |
空間オーディオ | △(iPhone・iPadのみ対応) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7時間 |
ケース併用で最大30時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
ジェネリックAirPods。価格2.2万円でAirPods同等機能を完備
Beatsブランドの現行・最上位モデル「Beats Fit Pro」。
AirPodsシリーズで使われるApple自社製チップを搭載。以下のようなAirPods機能がそのまま使えます。
主な対応機能
- iPhone・iPad専用の空間オーディオ再生機能
- Appleデバイス間のマルチポイント接続機能
- iOSアプリ「探す」を使ったイヤホン探索
- iPhone本体を通じたソフトウェア・アップデート
もともと2.7万円くらいの製品でしたが、昨今だと2.2万円前後で購入可能。
ノイズキャンセリング機能に対応していたり、なによりBeatsの低音サウンドも搭載あり。トータルで見ると非常にコスパよい1品かと思います。
それこそApple独自の空間オーディオ再生機能が使えるので、Beatsの低音サウンドの迫力も3割増です。
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ソニーのおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
【LinkBudsシリーズ】LinkBuds S(価格2万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(カナル型、小さめ)
音質評価 | (4.5) |
ノイズキャンセリング性能 | (4.5) |
外音取り込み性能 | (4.5) |
通話マイク性能 | (5) |
バッテリー性能 | (4) |
(イヤホン単体9時間、ケース併用で最大30時間) |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC、LC3 |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体9時間 |
ケース併用で最大30時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
ソニーのセカンドライン「LinkBuds」の見本市モデル
ソニー・ワイヤレスイヤホンのセカンドライン「LinkBuds」(リンクバッズ)。
その見本市相当モデルとなるが「LinkBuds S」。ソニーの現行フラッグシップ「WF-1000XM5」(価格3.3万円)をベースにしたほぼ廉価版の位置付け。
価格2万円で現在のソニー技術を余すことなく堪能できる非常にコスパよい1品です。
主な対応機能
- ノイズキャンセリング
- 外音取り込み機能(ながら聞き機能)
- マルチポイント
- 通話時ノイズカット
- LDACコーデック
- LC3コーデック
- DSEE Extreme
セカンドラインゆえかワイヤレス充電(Qi)だけ省かれましたが、これ以外は文句らしい文句なし。
それこそソニー独自の音質補正機能「DSEE Extreme」も利用可能。
機能ONにすると通常オーディオをハイレゾ相当に高音質補正。体感レベルで理解できる粒の細かい明るい音に変化します。
野良YouTube動画ですらリッチ・コンテンツに化けます。音こもりないクリアなオーディオを好む人だと常時機能ONで使いたい。
【WFシリーズ】WF-1000XM5(価格3.3万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(カナル型、小さめ)
音質評価 | (5) |
ノイズキャンセリング性能 | (5) |
外音取り込み性能 | (4.5) |
通話マイク性能 | (5) |
バッテリー性能 | (4.5) |
(イヤホン単体12時間、ケース併用で最大36時間) |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC、LC3 |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体12時間 |
ケース併用で最大36時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
紛うことなきソニーの現行フラッグシップ、意外と軽量コンパクトなイヤホンサイズ
ソニー・ワイヤレスイヤホンの通常シリーズ「WF」。
その現行フラッグシップとなるのが「WF-1000XM5」です。
音質、ノイズキャンセリング、使い勝手ともに揃った優良モデル。名前買い(ブランド買い)しても間違いないレベルの完成度あります。
特に音質に関しては中音域〜高音域にかけてクリアで聴き心地よし。
ソニー独自の音質補正機能「DSEE Extreme」にも対応あり。中音域〜高音域にかけてハイレゾ相当にデジタル補正。
もともと中音域〜高音域を重視したイヤホンですが、同機能と組み合わせることでHi-Fiオーディオ路線サウンドの優等生・模範生とも言える圧倒的なクリア・サウンドが堪能できます。

イヤホン筐体サイズは小さめ
イヤホン筐体サイズは小さめ。女性でも難なく装着できるサイズ感。男性であれば問題すら感じないサイズ感です。
ソニー好きな人はもちろん、ボーカルや楽器の音を重視して聴きたい人、音こもりないクリアな音を好む人だとWF-1000XM5 との相性よさそうです。
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パナソニック(Technics)のおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
Technics EAH-AZ100(価格3.9万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(カナル型)
音質評価 | (5) |
ノイズキャンセリング性能 | (5) |
外音取り込み性能 | (5) |
通話マイク性能 | (5) |
バッテリー性能 | (4) |
(イヤホン単体10時間、ケース併用で最大28時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC、LC3 |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大3台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体10時間 |
ケース併用で最大28時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
ウォーム感ある原音描写に特化したTechnicsの現行フラッグシップ
2025年に登場したTechnicsのフラッグシップモデル「Technics EAH-AZ100」。
ワイヤレスイヤホン業界で初となる磁性流体ドライバーを搭載した同機。Technicsが強みとする原音再生に特化した製品です。
原音は原音でもウォーム感ある原音。ライブ演奏の熱量だったり、ボーカルの息遣いのような生々しい音を"原音”と称したオーディオ玄人向けの仕上がり。
さながら木製ハウジングを鳴らしているように錯覚する音の温もりがクセになります。
Hi-Fiオーディオ路線のクリアな音を好む人だとソニーあたりの製品の方がおすすめですが、ウォーム感ある原音を好む人だと Technics EAH-AZ100 の方が相性いいです。
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オーディオテクニカのおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
ATH-CKS30TW(価格8,000円)
▼ イヤホンの装着イメージ(カナル型)
音質評価 | (5) |
ノイズキャンセリング性能 | ✗(非対応) |
外音取り込み性能 | (3.5) |
通話マイク性能 | (4) |
バッテリー性能 | (3) |
(イヤホン単体7.5時間、ケース併用で最大20時間) |
Bluetoothバージョン | 5.1 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | ✗ |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX5 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7.5時間 |
ケース併用で最大20時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
音質だけならこれでも完成形。オーディオテクニカの通常版モデル
オーディオテクニカの現行スタンダードモデル「ATH-CKS30TW」。
オーディオテクニカのオーディオブランド「SOLID BASS」を冠する同製品。
"クリアな重低音"こと、音こもりにくい低音サウンドを強みとします。
低音の強さを楽しみつつ、ボーカルもしっかり聴きたい人だとオーディオ相性は抜群です。

トラガス部分にイヤホンを噛ませて使う新デザイン採用。装着感は非常に安定。
音質だけで言うとオーディオテクニカの上位版モデルとそこまで変わらず。上位版モデルは機能面で差別化。
もっぱら65時間持つ変態スタミナバッテリーに興味がない人であれば ATH-CKS30TW でも十分です。
なお、これとは別にノイズキャンセリング機能に対応したカスタム版も展開あり。
価格は1.2万円前後。製品の土台の部分は変わらず。ノイズキャンセリングが使いたい人だとカスタム版も検討あれ。
▼ カスタム版(ノイズキャンセリング対応版)
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Victor(JVCケンウッド)のおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
Victor HA-FX550T(価格2.7万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(カナル型)
音質評価 | (5) |
ノイズキャンセリング性能 | (4.5) |
外音取り込み性能 | (4) |
通話マイク性能 | (4) |
バッテリー性能 | (3) |
(イヤホン単体6時間、ケース併用で最大21時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体6時間 |
ケース併用で最大21時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
「Tuned by VICTOR STUDIO」ブランド冠したプロ仕様モデル
Victor HA-FX550T は、2024年6月に発売開始したVictorワイヤレスイヤホンの現行フラッグシップ。
ワイヤレスイヤホンながらもビクターの音響エンジニアが監修したプロ仕様モデルこと「Tuned by VICTOR STUDIO」ブランドを冠した意欲作です。
シルク(絹)の振動板を搭載。滑らかで歪みないシルキー路線のサウンドを強みとします。
全体的に音のバランスよく、なおかつボーカル描写力も高め。長時間のリスニングでも聴き疲れにくい優等生オーディオです。
LDACコーデックにも対応あり。Androidスマホで使う場合ならハイレゾ音域(24bit/96kHz)での高音質オーディオ再生になります。
バッテリー駆動時間がちょい短めなのがネックですが、Victor好きな人、あるいはシルキー音が好きな人だと Victor HA-FX550T は外せぬチョイスです。
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【抜粋】Victorのおすすめワイヤレスイヤホン3選(2025年版)
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JBLのおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
JBL TOUR PRO 3(価格3.9万円)
▼ イヤホンの装着イメージ(ショートスティック型)
音質評価 | (5) |
ノイズキャンセリング性能 | (5) |
外音取り込み性能 | (4.5) |
通話マイク性能 | (5) |
バッテリー性能 | (5) |
(イヤホン単体11時間、ケース併用で最大44時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
(ドングル接続時のみ)LC3plus | |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
空間オーディオ | 対応 |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体11時間 |
ケース併用で最大44時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
音質、機能、ギミック全部揃った紛うことなきフラッグシップ
JBLの現行フラッグシップモデル「JBL TOUR PRO 3」。
BA型ドライバーを搭載。明瞭かつ丁寧。だけども音の力強さもある全部盛りサウンドが特徴的な製品です。
高性能ノイズキャンセリングだったり、充電ケースのタッチディスプレイを使ったオーディオ操作にも対応しますが、それ以上の隠し玉としてあるのがLC3plus対応。
充電ケースをドングル代わりにしたLC3plus接続に対応。遅延10msの超・低遅延通信が可能です。
ドングルはUSB Type-Cポート、あるいは3.5mmイヤホンジャック経由で装着可能。スマホもちろんNintendo SwitchやPS5、そこらのテレビやオーディオ機器にも装着できます。

付属するケーブルの長さはいずれも75cmほど
JBLのフラッグシップモデルはよくも悪くも全部盛りで没個性化してきた側面ありますが、LC3plusは2025年現在なお JBL TOUR PRO 3 のみ対応。
LC3plus狙いの人、ゲームに耐えうる低遅延ワイヤレスイヤホンを探している人だと JBL TOUR PRO 3 を選ぶ絶対的な理由になります。
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【抜粋】JBLのおすすめワイヤレスイヤホン6選(2025年版)
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AnkerのおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
Anker Soundcore P40i(価格7,990円)
▼ イヤホンの装着イメージ(スティック型)
音質評価 | (3.5) |
ノイズキャンセリング性能 | (4) |
外音取り込み性能 | (4) |
通話マイク性能 | (4) |
バッテリー性能 | (5+) |
(イヤホン単体12時間、ケース併用で最大60時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
空間オーディオ | 対応 |
防水性能 | IPX5 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体12時間 |
ケース併用で最大60時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
Ankerの看板モデル。ケース併用60時間使える最強スタミナあり
コスパと機能性に定評あるAnkerの看板モデル「Soundcore P40i」。
U1万円でノイズキャンセリング、マルチポイント、空間オーディオ再生など昨今のトレンド機能を網羅。
バッテリー駆動時間は業界ほぼトップとなるケース併用60時間。イヤホン単体でも12時間使えるスタミナあります。

U1万円ながらさも平然とケースのワイヤレス充電(Qi)にも対応あり
ノイズキャンセリング機能は実用水準の性能あり。
機能ONにすれば周囲の音が中和・低減。オーディオ再生を停止した状態ならデジタル耳栓としても活用できる静けさあります。
音質こそ普通の低音イヤホンですが、Ankerの専用アプリを使えばイコライザー調整が可能。もとより自分好みの音にカスタムすれば問題ありません。
Ankerワイヤレスイヤホンの独断場に近いU1万円ワイヤレスイヤホン界隈における看板モデルとして、そのコスパのよさが存分に味わえる1品です。
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NOTHINGのおすすめワイヤレスイヤホンNo.1
NOTHING Ear (a)(価格14,800円)
▼ イヤホンの装着イメージ(スティック型)
音質評価 | (4) |
ノイズキャンセリング性能 | (4.5) |
外音取り込み性能 | (3.5) |
通話マイク性能 | (5) |
バッテリー性能 | (5) |
(イヤホン単体9.5時間、ケース併用で最大42.5時間) |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体9.5時間 |
ケース併用で最大42.5時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
スケルトン・ガジェット「Nothing Ear(a)」、見た目だけでなく機能性も充実
ここ数年のガジェオタ界隈を賑わす英家電メーカー「NOTHING」。
ガジェオタ好みのスケルトン筐体デザインに強みを持つ同社。
Nothing Ear(a)もまたスケルトン筐体デザインを採用。イヤホン、充電ケースともにデスクに置いておくだけで様になる格好よさあります。
NOTHING製品に言えることですが、見てくれだけでなく物自体も良いんですね。
音質はハイレゾを思わす迫力ある低音サウンド。LDACにも対応あり。
ノイズキャンセリング性能も価格に照らして本格的。機能ONにすると明確に静かになります。
ちなみに、ChatGPTをボイスコマンドで操作できる機能も搭載ありますが、これはNOTHING Phone接続時のみ利用可能。他のAndroidスマホやiPhoneユーザーだと使えないので注意。
スケルトンの見た目に惹かれる人はもちろん、音質や高性能ノイズキャンセリングをできるだけコスパよく堪能したい人だと、価格1.5万円で買える Nothing Ear(a) は現実的な選択肢です。
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