パナソニックの老舗オーディオ・ブランド「Technics」(テクニクス)。
Hi-Fiオーディオ路線のクリアな高音質オーディオはもちろん強みだが、それ以上に注目すべきが機能性。現行モデルはいずれもマルチポイントに対応。また、ペアリング接続先の上書き切り替えにも対応している。
もとより複数デバイス間で使いまわしやすい、ペアリング勝手に優れたワイヤレスイヤホンを探している人だと相性抜群だ。
以下では、Technicsの現行ワイヤレスイヤホンの中から特におすすめの5製品をピックアップした。Technicsのワイヤレスイヤホンを探している人は参考にしてほしい。
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【概略】Technics(テクニクス)の買うべきワイヤレスイヤホン5選
(製品名をタップすると該当項目までスクロールします)
現行モデル
1. EAH-AZ80(価格3.7万円) | |
現行フラッグシップ。Technicsの高級イヤホン(有線イヤホン)向けのオーディオ技術を転用した高音質特化モデル(Amazonで見る) | |
2. EAH-AZ60M2(価格2.8万円) | |
現行ハイエンドモデル。「EAH-AZ80」とほぼ同等の機能・性能を完備。オーディオ設計のみ異なる(Amazonで見る) | |
3. EAH-AZ40M2(価格1.5万円) | |
現行スタンダードモデル。ノイズキャンセリングやマルチポイント対応など機能面が充実。オーディオ設計のみダウングレード(Amazonで見る) |
旧式モデルかつおすすめ
4. EAH-AZ60(価格2万円) | |
2021年仕様のフラッグシップモデル。2.8万円→2万円前後に値下げ販売中。ノイズキャンセリング、マルチポイント、LDACなど完備(Amazonで見る) | |
5. EAH-AZ40(価格1.3万円) | |
2021年仕様のスタンダードモデル。1.5万円→1.3万円前後に値下げ販売中。マルチポイントや高性能マイク搭載(Amazonで見る) |
参考掲載
EAH-AZ70W(価格1.2万円前後) | |
2020年に登場した初代Technicsモデル。公式販売は終了もAmazonなど通販でちらほら販売あり(Amazonで見る) |
現行モデル
1. EAH-AZ80(価格3.7万円)
発売時期 | 2023年6月 |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7時間 |
ケース併用で最大24時間 | |
充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
防水性能 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ◯ |
外音取り込み機能 | ◯ |
マルチポイント | ◯(最大3台) |
カラーリングは2色展開。
▶ 高音質オーディオに特化した現行フラッグシップモデル
2023年6月に登場したTechnicsの現行フラッグシップモデル「EAH-AZ80」。
Technicsの高級イヤホン(有線イヤホン)「EAH-TZ700」の音響技術を転用。Hi-Fiオーディオ路線(原音重視)のきめ細かく、音場の広いクリアな音質を志向した。
業界初となる3台同時のマルチポイント接続にも対応。
スマホ、PC、スマートウォッチなど複数デバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えている人だと勝手よくて感動覚える。都度オーディオ出力先を切り替えず、なにかしらオーディオ再生を開始するだけでオーディオ出力先が自動で切り替わる。
Hi-Fiオーディオ路線の高音質オーディオ、マルチポイント3台接続に惹かれる人なら「EAH-AZ80」を選びたい。
2. EAH-AZ60M2(価格2.8万円)
発売時期 | 2023年6月 |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7時間 |
ケース併用で最大24時間 | |
充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
防水性能 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ◯ |
外音取り込み機能 | ◯ |
マルチポイント | ◯(最大3台) |
カラーリングは2色展開。
▶ EAH-AZ80のオリジナルモデル、オーディオ設計のみ異なる機能性重視モデル
現行フラッグシップモデル「EAH-AZ80」と同時発表された「EAH-AZ60M2」。
基本的な仕様設計は「EAH-AZ80」と変わらず。ノイズキャンセリング、3台マルチポイント、LDAC、ケースのワイヤレス充電(Qi)など備える。
オーディオ設計のみ異なる。Hi-Fiオーディオ路線(原音重視)のクリアサウンドなのは変わらず。従来よりも音質の劣化を低減し、より原音に忠実な音を志向した。
オーディオ性能よりも機能性を重視する人だと「EAH-AZ60M2」で十分。2.8万円で購入できるためコスパもよい。
3. EAH-AZ40M2(価格1.5万円)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大3台) |
防水 | 対応(IPX4) |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体5.5時間 |
ケース併用で最大18時間 |
発売時期 | 2023年10月 |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体5.5時間 |
ケース併用で最大18時間 | |
充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
防水性能 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ◯ |
外音取り込み機能 | ◯ |
マルチポイント | ◯(最大3台) |
カラーリングは3色展開。
▶ 初代モデルの強化版、3台マルチポイント&ノイズキャンセリング対応
2021年に登場したTechnicsスタンダードモデル「EAH-AZ40」の後継機。ノイズキャンセリング、マルチポイントの3台接続、LDACに追加対応した。
スタンダードモデルとは言うものの機能面だけで見れば上位版モデル同等スペック。数少ない違いはオーディオ設計とケースのワイヤレス充電(Qi)に対応しない点くらい。そのうえで価格は1.5万円とコスパよし。
オーディオはTechnicsならではのHi-Fiオーディオ路線(原音重視)を継承。中音域〜高音域がクリアで聞きづらさのようなものはない。これはこれで完成してる優良ワイヤレスイヤホンだ。
旧式モデルかつおすすめ
4. EAH-AZ60(価格2万円)
発売時期 | 2021年10月 |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7.5時間 |
ケース併用で最大25時間 | |
充電方法 | USB Type-C(有線) |
防水性能 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み機能 | ○ |
マルチポイント | ○(最大2台) |
カラーリングは2色展開。
▶ 現役モデル級の性能ある2021年仕様の旧フラッグシップ
2021年10月発売開始。「Technics」(テクニクス)ブランドの初代フラッグシップモデル「EAH-AZ60」。
ノイズキャンセリング、マルチポイント(最大2台)、LDACなどトレンド機能を網羅。オーディオもHi-Fiオーディオ路線(原音重視)のクリアで力強い音を実現した。
ノイズキャンセリングはなんちゃって機能で終わらず、本格的な静けさ。電車やバスの走行音が相当に中和・低減される。通勤/通学中にイヤホンを使う機会が多い人など重宝すること違いない。
2023年現在も公式販売中。価格は2万円前後に値下げされた(もともと2.8万円)。性能に照らすと非常にコスパよい。
5. EAH-AZ40(価格1.3万円)
発売時期 | 2021年10月 |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7.5時間 |
ケース併用で最大25時間 | |
充電方法 | USB Type-C(有線) |
防水性能 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | × |
外音取り込み機能 | ○ |
マルチポイント | ○(最大2台) |
カラーリングは3色展開。
レビュー記事を見る
パナソニック「テクニクス EAH-AZ40」レビュー|マルチポイント初対応したPCユーザーの必需品
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▶ 2021年仕様の旧スタンダードモデル、ノイズキャンセリングが必要ない人ならこれで十分
2021年10月発売開始。「Technics」ブランドの初代スタンダードモデル。
同時発売された上位版モデル「EAH-AZ60」からノイズキャンセリング機能とLDACを省いた。
マルチポイント(最大2台)がそのまま使えるほか、Hi-Fiオーディオ路線(原音重視)のクリアな音質も健在。もっぱらノイズキャンセリングが必要ない人ならこれで十分だ。
2023年現在も公式販売あり。価格は1.3万円前後(もともと1.5万円)。セール期だと1万円切る価格で購入できる。
参考掲載
EAH-AZ70W(価格1.2万円前後)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | × |
防水 | 対応(IPX4) |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体6.5時間 |
ケース併用で最大19.5時間 |
発売時期 | 2020年4月 |
Bluetoothバージョン | 5.0 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体6.5時間 |
ケース併用で最大19.5時間 | |
充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
防水性能 | IPX4 |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み機能 | ○ |
マルチポイント | × |
▶ 2020年に登場した初代Technicsワイヤレスイヤホン
「Technics」ワイヤレスイヤホンの初代モデル。ノイズキャンセリング対応と「Hi-Fiオーディオ」路線のクリアな音質を強みとする。もともとの販売価格は3万円でフラッグシップの位置づけだった。
物自体は悪くないが、イヤホンサイズが少し大きめ。耳が小さめな人だとイヤホンを耳奥まで押し込めず、泣きを見るかもしれない。
公式販売はすでに終了。現在は第三者が販売する製品のみ購入可能。Amazonだと価格は1.2万円ほど。
この記事のまとめ
ここまでTechnicsのおすすめワイヤレスイヤホンを紹介してきた。
とかく高音質を求める人ならフラッグシップモデルの「EAH-AZ80」(価格3.7万円)、とりあえずでTechnicsワイヤレスイヤホンを使いたい人ならスタンダードモデルの「EAH-AZ40M2」(価格1.5万円)がおすすめ。
コスパ重視の人なら旧式モデルも検討余地あり。特に2万円で買える旧フラッグシップ「EAH-AZ60」は現役レベルの性能・機能あってコスパよし。マルチポイントやノイズキャンセリングが使える。実用性重視の人なら2023年なお選ぶ価値ある。
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