家電の花形製品としておなじみワイヤレスイヤホン(完全ワイヤレスイヤホン)。
Appleやソニーなど大手メーカー品、コスパ重視の中華イヤホン、素性の知れぬ格安ノンブランド品まで数多くあり、いざどれを選べばいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、2025年現在、特におすすめできるワイヤレスイヤホンをジャンル別にランキング形式で紹介します。
いずれの製品もハズレなし。ワイヤレスイヤホンの購入検討の参考にしてみてください。
この記事の目次(タッチで移動)
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【2025年版】完全ワイヤレスイヤホンおすすめ総合TOP3
1. パナソニック「Technics EAH-AZ40M2」(価格1.5万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大3台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体5.5時間 |
ケース併用で最大18時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
2025年現在、No.1のおすすめワイヤレスイヤホンがこれ。パナソニックが展開する「Technics EAH-AZ40M2」。
音質、機能性、イヤホンデザインともに優秀な1品。なおかつの国産老舗"Technics"ブランド製品とあり、自分で使うのはもちろん友人・知人へのプレゼントとしてもハズレない1品です。
イヤホン筐体はパナソニック独自開発のコンチャフィット形状(耳甲介フィット形状)を採用。装着すると耳穴に沿って"すぽり”とハマる気持ちよさあります。
筐体サイズも小さめ。男性もちろん女性や子どもでも問題なく使えます。
音質に関しては1万円台のワイヤレスイヤホンの中ではNo.1の高音質仕様。楽器の音一つまで描き分ける丁寧な音描写にくわえ、"淀みない”と表現するのが相応しいクリアで高精細な美音サウンドが堪能できます。
iOS・Android向けの専用アプリを使ったイコライザー調整にも対応。自分好みの音にカスタマイズしたい人にもおすすめです。
機能面も充実。ノイズキャンセリング機能に対応するほか、業界初となるマルチポイントの3台接続にも対応。接続したデバイス間で自動でオーディオ出力先が切り替わります。
もとより複数デバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわす予定の人であれば、マルチポイントの3台接続が紛うことなきセールスポイントです。
カラーリングは黒、シルバー、ローズゴールド、ブルーの4色展開。特にローズゴールド色がラグジュアリ感あっておすすめ(↑上記のレビュー写真はいずれもローズゴールド色)。
2. Anker「Soundcore P40i」(価格7,990円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX5 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体12時間 |
ケース併用で最大60時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
2025年現在のU1万円コスパ最優良モデル「Anker Soundcore P40i」。
コスパと機能性に定評あるAnkerワイヤレスイヤホンの今現在の看板モデルです。
価格7,990円で詰め込める機能を詰め込み。ノイズキャンセリング、外音取り込み機能、マルチポイント、ケースのワイヤレス充電(Qi)などもろもろ対応。
バッテリー駆動時間はイヤホン単体12時間、ケース併用で60時間と業界トップクラスのスタミナ仕様。できるだけ充電しなくていいワイヤレスイヤホンを探している人だとこれ以上の製品はありません。

U1万円ながらケースのワイヤレス充電(Qi)にも対応します
ノイズキャンセリングは実用水準の性能を確保。U1万円ワイヤレスイヤホンだとノイズキャンセリングが微妙な製品多しですが、Anker Soundcore P40i は機能ONにすると周囲の音が明確に中和・低減できる実力あり。
ノイズキャンセリング利用に伴うホワイトノイズ(サーッといった機械音)も発生しておらず、オーディオ再生を止めた状態ならデジタル耳栓として使えます。

イヤホン形状は王道のスティック型。クセなく装着できます。
音質こそ普通の低音イヤホンですが、iOS・Android向けの専用アプリを使えばイコライザー調整が可能。各々好きな音にカスタムできます。
カラーリングは黒、白、ネイビー、パープルの4色展開。Amazonや楽天のAnker公式店で購入すれば18ヶ月の製品保証あり。
3. BOSE「QuietComfort Ultra Earbuds」(価格3.6万円)
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、aptX Adaptive |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体6時間 |
ケース併用で最大24時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
業界No.1のノイズキャンセリング性能を堪能したい人ならこれ。BOSEの現行フラッグシップ「QuietComfort Ultra Earbuds」。
ノイズキャンセリング機能はながらくAppleのAirPods Proの代名詞的な機能でしたが、2025年現在だとBOSEに軍配。機械的な遮音効果の高さはもちろん、イヤホンハード構造による物理的な遮音性も高い。機械的な遮音では除去しにくい人の話し声なども低減。もはや屋外で歩きながら使うと危険なレベルの静けさです。

イヤホン側面部のシリコンバンドを使ってしっかりと遮音できます
イヤホン装着すると耳穴の露出部をもろもろ覆えます。ほぼ耳栓です。
そもそもの製品名にある"QuiteComfort"とは、BOSE伝統のノイズキャンセリング専門ブランド。
QuietComfort Ultra Earbuds はブランド名を拝命しただけある圧倒的なまでのノイズキャンセリング特化製品です。ノイズキャンセリングを主として使いたい人であればこれ以上のワイヤレスイヤホンはありません。
BOSEならではの低音サウンドも魅力。BOSE独自の「空間オーディオ」(3Dオーディオ)機能と組み合わせることでホームシアタースピーカーを思わす力強く、臨場感のある音が楽しめます。
カラーリングは黒、白、ブルー、ルナブルーの4色。これとは別にBOSEの60周年記念カラーも展開あり。小売基本価格は39,600円ですが、おおよそ3.6万円前後が相場。
【コスパ重視】5000円〜1万円以下で買える!おすすめワイヤレスイヤホンTOP3
1. ヤマハ「TW-E3C」(価格6,000円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、aptX Adaptive |
ノイズキャンセリング | × |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX5 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体9時間 |
ケース併用で最大24時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
U1万円ワイヤレスイヤホンの中では業界No.1の高音質モデル。楽器メーカー「ヤマハ」(YAMAHA)が手がける現行スタンダードモデル「YAHAMA TW-E3C」。
ヤマハのオーディオ製品ラインナップの一角に位置付けられるだけあって、やはり音がいい。音描写が非常に丁寧。楽器の細かな音まで聞き取れます(聞き分けられます)。
iOS・Android向けの専用アプリを使えばイコライザー調整も可能。デフォルトままでも十分に完成してる高音質オーディオですが、より自分好みの音にカスタムしたい人だとイコライザー調整を活用したい。
イヤホン筐体サイズはコンパクト。男性もちろん女性や子どもでも難なく装着できます。
さりげなくマルチポイント機能にも対応。特定2台のデバイス間であればペアリング切り替えする必要なし。なにかしらオーディオ再生を開始したデバイスに自動でオーディオ出力先が切り替わります。
複数デバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えてる人だとマルチポイント対応がプラスαのセールスポイントになります。
カラーリングはレッド、ネイビー、ベージュ、黒、グリーン、グレーの6色展開。もともと8,000円前後の製品でしたが、ここ最近は6,000円前後で販売中。
2. EarFun Air 2 NC(価格7,000円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX5 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体9時間 |
ケース併用で最大40時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
U1万円かつ機能性を重視する人ならこれ。中華メーカー・EarFun(イヤーファン)が手がける中堅モデル「EarFun Air 2 NC」。
中華メーカーならではのコスパ際立つ1品。ノイズキャンセリング、マルチポイント、LDAC、空間オーディオ再生、ケースのワイヤレス充電(Qi)など昨今のトレンド機能をもろもろカバー。バッテリー駆動時間はケース併用40時間とスタミナ仕様です。
ノイズキャンセリング機能が非常に優秀。高価格ワイヤレスイヤホンのような周囲の音を"中和”よりかは”遮断”する、かなり強めのノイズキャンセリングが使えます。U1万円モデルでも本格的なノイズキャンセリングを使いたい人なら第1検討候補としておすすめ。

イヤホン形状は王道のスティック型。クセなく装着できます。
機能性を重視した中華イヤホンだと音質がしょぼかったりしますが、音質も意外や意外に悪くない。音こもった感じのないクリアなオーディオ。iOS・Android向けの専用アプリを使えばイコライザー調整も可能です。
"EarFun"なるメーカー・ブランドの知名度の低ささえ除けば、Ankerの看板モデル「Soundcore P40i 」(価格7,990円)とタイマン張れる実力あります。価格は定価7,990円ですが、Amazon公式店だと常時7,000円前後で買えます。
3. Victor HA-A6T(価格4,500円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.4 |
Bluetooth対応コーデック | SBCのみ |
ノイズキャンセリング | ✗ |
外音取り込み機能 | ✗ |
マルチポイント | ✗ |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体9時間 |
ケース併用で最大23時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
5000円以下のワイヤレスイヤホンならこれがおすすめ。国産老舗・Victor(ビクター)のエントリーモデル「Victor HA-A6T」。
音楽を聴くため、動画を見るための王道スタンダードなワイヤレスイヤホン。ノイズキャンセリングやマルチポイントなど流行りの機能には対応しませんが、その分、価格4,500円とVictorブランド製品にしては手頃な価格で購入できます。
5000円以下のワイヤレスイヤホンだとノイズが入ったり、ワイヤレス接続が不安定なものもあったりしますが、そういった心配は必要なし。屋内外でごくごく普通に使えます。
なによりオーディオはVictorブランド製品らしい安定感あり。ボーカルくっきり、低音しっかり、音場が広くて臨場感すら感じられる仕上がり。一見すると4,500円とは思えぬ高音質オーディオです。
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1. JBL LIVE BEAM 3(価格1.4万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX5 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体12時間 |
ケース併用で最大48時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
スピーカー製品で知られる米JBLの準フラッグシップ「JBL LIVE BEAM 3」。
準フラッグシップだけあって当初の販売価格は2.6万円前後でしたが、最近は1.4万円まで値下げ。2024年夏に発売開始した最新モデルであり、なにゆえの値下げなのか不明ですが、とりあえず1.4万円で買えます(2025年1月時点)。コスパの観点から言えば破格です。
ノイズキャンセリング、マルチポイント、LDACなどトレンド機能を網羅するほか、充電ケースには1.45型タッチディスプレイを搭載。充電ケースを通じてオーディオ操作できます。
タッチディスプレイの壁紙変更にも対応。簡易なフォトディスプレイとして使えます。オタ活アイテムとしても映える1品です。むしろ充電ケースのタッチディスプレイ狙いで選ぶべき製品かもしれない。

ディスプレイの壁紙は任意の写真・画像をアップロード可能
JBLらしいボーカルくっきりした音質も魅力。LDACコーデックにも対応。大方のAndroidスマホであればハイレゾ音域での高音質オーディオ再生が可能です(iPhoneはLDAC非対応)。
イヤホン形状はJBL伝統のショートスティック型を採用。他社メーカーのスティック型イヤホンよりも筒の長さが短め。耳元ですっきり収まります。
いつ元の価格に戻るかもしれませんが、価格1.4万円前後であれば間違いなく「買い」。音質、機能性、ギミックともに明らかに1.4万円の製品ではない最強コスパ製品です。
2. ソニー「WF-C700N」(価格1.3万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体10時間 |
ケース併用で最大20時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
ソニーの中堅モデル「WF-C700N」。
もともと1.8万円前後の製品でしたが、ここ最近は1.3万円前後まで価格が下がってきました(2025年1月時点)。
ボーカル重視の高音質サウンドにくわえ、ノイズキャンセリングやマルチポイントなどトレンド機能を盛り込み。なおかつの"ソニー"ブランド製品で価格1.3万円となると非常にコスパよい1品です。
ノイズキャンセリング性能は上位版モデルには劣るものの、それでも実用十分な性能あり。機能ONにすると明確に周囲の音がトーンダウン。騒音のある場所でも音量を上げずに動画のオーディオなど聞き取れます。
ソニー独自の音質補正機能「DSEE」に対応するほか、ソニー独自の低音イコライザー「CLEAR BASS」も利用可能。デフォルトだとボーカル重視ですが、プラスαで高音域がほしい人はDSEEを、低音域がほしい人だとCLEAR BASSを使うと丁度いい塩梅になります(併用は不可)。
イヤホン筐体はコンパクト。かつ片側4gの軽量仕様。外装が和紙のような紙っぽい素材なので長時間のイヤホン装着でも耳が痛くなりにくいです。
カラーリングは白、黒、グリーン、パープルの4色展開。購入後1年間のソニーの公式保証もあり。
3. シャオミ「Xiaomi Buds 5」(価格1.2万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.4 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、aptX Lossless、aptX Adaptive、LC3 |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | ✗ |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IP54 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体6.5時間 |
ケース併用で最大39時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
中華スマホ大手・シャオミの現行フラッグシップ「Xiaomi Buds 5」。
業界で数少ない音質重視のインナーイヤー型イヤホン(イヤーピースなしイヤホン)。すっきりクリアで聞きやすい音が特徴的。音場も広く、さながらホームシアタースピーカーを思わす音の臨場感があります。
そもそもの今作はJBLワイヤレスイヤホンを展開する米ハーマン社(Harman International)とシャオミが共同開発した音質特化モデル。音質がしょぼい製品が多いインナーイヤー型イヤホン界隈において、音質で勝負してる意欲作です。イヤーピースなしのイヤホンを探している人だと第1検討候補としておすすめ。
フラッグシップらしいラグジュアリーなイヤホンデザインも魅力。イヤホン・ケースともに鏡面仕様。指紋が付きやすいのが難点ですが...、耳元でちらりと光るアクセサリー感あって生活の差し色になります。
ちなみに、ノイズキャンセリング機能にも対応しますが、ほぼおまけ機能なので性能は期待せずに(ノイズキャンセリング狙いの人なら他の製品がおすすめ)。
ノイズキャンセリング性能で選ぶ!おすすめワイヤレスイヤホンTOP3
1. BOSE「QuietComfort Ultra Earbuds」(価格3.6万円)
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、aptX Adaptive |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体6時間 |
ケース併用で最大24時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
ノイズキャンセリング性能でワイヤレスイヤホンを選ぶならこれ。BOSEのフラッグシップモデル「QuietComfort Ultra Earbuds」。
機械的な遮音性能の高さにくわえ、イヤホン構造による物理的な遮音性も高い。イヤホン側面部のシリコンバンドで耳の隙間を限りなくゼロに低減。さながら耳栓。イヤホンを装着するだけでも静かになります。
機械的なノイズキャンセリングだと人の話し声など高周波音が除去しにくく、物理的な遮音でカバーせざるを得ない側面ありますが、QuietComfort Ultra Earbuds はまさしく機械的、物理的、双方からノイズキャンセリングを極めた1品です。

イヤホン側面部のシリコンバンドでしっかりと遮音できます。
2025年現在、ノイズキャンセリング狙いの人であれば、まず真っ先にBOSE「QuietComfort Ultra Earbuds」を検討したい。
BOSEのホームシアタースピーカーを思わす”ズンズン"鳴る低音と相まって、さながら防音室で爆音を鳴らしてるような錯覚ある最強モデルです。
2. ソニー「WF-1000XM5」(価格3.3万円)
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体12時間 |
ケース併用で最大36時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
BOSEワイヤレスイヤホンと並んでノイズキャンセリング機能に強み。ソニーの現行フラッグシップ「WF-1000XM5」。
ソニーのノイズキャンセリングは周囲の音を"遮断"よりかは"中和"。よりマイルドな、長時間と使ってても耳が痛くなりにくいノイズキャンセリングです。
物理的な遮音性能も強化。ソニー独自開発のウレタン・イヤーピースを標準搭載。防音室の壁のスポンジのごとく周囲の音を吸音・低減。BOSEほどでないにしろ人の話し声など高周波音も除去できます。

ソニー独自開発のウレタン・イヤーピースを搭載
ノイズキャンセリング特化モデルでは珍しくイヤホン筐体はコンパクト。イヤホン装着してても耳穴を押し広げてくる感じなく、耳が痛くなりにくいです。
ボーカル重視のソニー・サウンドも健在。これにくわえてソニー独自の音質補正機能「DSEE Extreme」も利用可能。中音域〜高音域にかけてハイレゾ相当にデジタル補正。楽器の音の1つまできれいに描き分けます。
ボーカルや楽器の音を重視して聴きたい人、音こもりないクリアな音を好む人だとオーディオ相性は抜群です。
3. AirPodsシリーズ(価格2.9万円〜3.7万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | △(Appleデバイス間のみ可) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体5〜6時間 |
ケース併用で最大30時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
※AirPods ProのみMagSafe充電にも対応 |
BOSE、ソニーと並んでノイズキャンセリング製品として名高いAppleのAirPodsシリーズ。
イヤホンを装着した瞬間に"スーッ"と周囲の音が消えていきます。初見の人でも「ああ、これがノイズキャンセリングなのか」と一発で理解できる完成度あり。
先のBOSEワイヤレスイヤホンに比べると物理的な遮音性で劣りますが、機械的な遮音性能だけで比較すればBOSE以上の実力あり。
低周波音がもろもろ除去できるので、たとえば静かなカフェや図書館で使う場合なら無音そのもの。オーディオ再生を停止した状態ならデジタル耳栓としても活用できます。

イヤホン形状は王道のスティック型(というかAirPodsが元祖)
AirPodsは、通常版モデルにAirPods 4、上位版モデルにAirPods Pro(第2世代)を展開。いずれもノイズキャンセリング機能に対応します。
AirPods Proはイヤーピースを搭載しているため、AirPods 4よりも気持ち遮音効果(物理的な遮音効果)が高めです。

AirPods Pro(現行モデルは第2世代)
AirPods 4は、イヤーピースを使わないインナーイヤー型イヤホンですが、意外にもノイズキャンセリング効果が高め。機能ONにすると明確に周囲の音が静かになります。
イヤーピースを使わない分、よりマイルドな、長時間の利用でも耳が痛くなりにくいノイズキャンセリングです。
ノイズキャンセリング狙いでAirPodsを検討している人であれば、イヤーピースでしっかり遮音したい人だとAirPods Pro、イヤーピースを使わずにマイルドに遮音したい人だとAirPods 4がおすすめ。
いずれもAppleデバイス間ならマルチポイント接続できるほか、iPhone・iPadで使う場合なら空間オーディオ再生(3Dオーディオ再生)が可能。もっぱらiPhoneユーザーであればトータルで見てコスパよい1品かと思います。
AirPods 4はノイズキャンセリングに対応しない格安モデルもあり(価格2.2万円ほど)。こっちは当然ながらノイズキャンセリング機能が使えないので選び間違い注意。
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音質で選ぶ!おすすめワイヤレスイヤホンTOP2
1. デノン「PerL Pro」(価格2.1万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、aptX Adaptive、aptX Lossless |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体8時間 |
ケース併用で最大32時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
聴覚チューニングに対応した業界唯一無二の製品。国産老舗・デノン(DENON)が展開するフラッグシップモデル「PerL Pro」。
イヤホン本体に聴覚検査で使われる医療機器技術を搭載。各々の聴覚を測定し、各々の聴覚にとって聴き心地よい音に自動チューニングしてくれます。
"音質が良い"とは言っても人それぞれ。年齢による聴覚の違いだったり、音の聞こえ方だったりに左右され、からなずしも万人共通の音質が良いワイヤレスイヤホンは存在しません。
PerL Pro は各々の聴覚にとって聴き心地よい音を”高音質”と定義し、それに沿って音をチューニングすることで各々ベストな高音質を目指した製品です。

左右それぞれ聴覚を測定。左右の音のバランスも調整してくれます。
巷のオーディオ・レビューで評価高い優等生的なワイヤレスイヤホンよりも、自分の耳に依存した主観的な高音質ワイヤレスイヤホンを探している人なら PerL Pro の製品コンセプトがしっくり来るはずです。

イヤホンサイズはちょい大きめ。装着時の存在感あります。
チューニングの一切はiOS・Android向けの専用アプリを通じて自動で行えるため、オーディオに詳しくない人でも身構える必要はありません。
医療機器技術を搭載する変態イヤホンとあり、もともとの販売価格は5.7万円と割高でしたが、ここ最近は2.1万円前後で購入可能(2025年1月時点)。ノイズキャンセリングやマルチポイントといった主要な機能もカバーしており、トータルで見ると非常にコスパよい1品かと思います(2.1万円なら)。
2. パナソニック「Technics EAH-AZ80」(価格3.7万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大3台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7時間 |
ケース併用で最大24時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
先のデノン「PerL Pro」が各々の聴覚に合わせたオンリーワン(Only 1)な高音質モデルなのに対して、Technics EAH-AZ80 は業界で知らぬものはいない客観評価No.1の高音質モデル。
パナソニックの高級オーディオブランド「Technics」のフラッグシップに位置付けられる同機。
ザラつきないクリアで高精細なサウンド。楽器の音ひとつまで丁寧に描き分ける描写力。なおかつ、ホームシアターオーディオのような音の臨場感(音の力強さ)をも併せ持ちます。
Technicsの高級イヤホン「EAH-TZ700」の技術を転用しており、オーディオハードからして別次元。ソフトウェア処理した表っ面だけの美音サウンドではなく、ハードウェアの底から鳴ってる美音サウンドが堪能できます。
イヤホン筐体はパナソニック独自開発のコンチャフィット形状(耳甲介フィット形状)を採用。装着すると耳穴に沿って"すぽり”とハマる気持ちよさあり。
巷のオーディオ・レビューで言う「高音質」とは、もっぱら原音の再現力が高いオーディオ製品のことを指しますが、この評価軸で見たときに業界No.1の高音質ワイヤレスイヤホンが Technics EAH-AZ80 でしょう。ハイレゾ・コーデックたるLDACにも対応するので特にAndroidスマホユーザーだと相性いいです。
まとめ
迷ったらこれがおすすめ!

Technics EAH-AZ40M2
2025年現在、ワイヤレスイヤホン選びに迷ったらとりあえずパナソニック「Technics EAH-AZ40M2」がおすすめ。価格1.5万円で音質、機能性、ブランドまで揃ってます。イヤホンデザインも非常に高級感あり。自分で使うのはもちろん友人・知人へのプレゼントとしてもハズレない1品です。
そのほか、以下のような製品コンセプトでおすすめのワイヤレスイヤホンを紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
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