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ワイヤレスイヤホン

【2480円】シャオミ「Redmi buds 6 Lite」レビュー

2024年10月12日

巷で話題の格安ワイヤレスイヤホン「Redmi buds 6 Lite」をレビュー。

中国シャオミが展開する同製品。価格2,480円でノイズキャンセリング機能に対応。iOS・Android向けの専用アプリを使えばイコライザー調整も可能。おまけにバッテリー駆動時間はケース併用で38時間とスタミナ仕様。名実ともに”最強コスパ”のワイヤレスイヤホンです。

いざ実際、どのくらい使い物になる製品なのか、実機でレビュー&検証していきます。

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シャオミ「Redmi buds 6 Lite」の製品概要

スペックシートを確認

発売時期2024年8月
相場価格2,480円
販売元メーカーシャオミ(中国)
Bluetoothバージョン5.3
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
ノイズキャンセリング対応
外音取り込み機能対応
マルチポイント
マルチペアリング対応(最大?台)
ペアリング接続先の上書き切り替え
防水性能IPX4
バッテリー駆動時間イヤホン単体6時間
ケース併用で最大38時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ

Redmi buds 6 Lite は、中国のスマホメーカー(あるいは総合家電メーカー)のシャオミ(Xiaomi)が展開するワイヤレスイヤホン。2024年8月に発売開始した最新モデルです。

公式価格2,480円でノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能に対応。ノンブランド品を除くと、この価格帯でノイズキャンセリングに対応するのは同製品くらいです。

ノイズキャンセリング機能が利用可能

バッテリー駆動時間はケース併用38時間とスタミナ仕様。昨今のワイヤレスイヤホンだとケース併用24時間〜30時間くらいが相場とあり、これに比べて優秀なバッテリー持ち。

iOS・Android向けの専用アプリ「Xiaomi EarBuds」にも対応。アプリ通じたイコライザー調整や操作コマンドの割り当て変更など可能です。

概して2,480円とは思えぬ豪華な仕様。シャオミの資本力をフル活用したコスパ特化モデルです。Amazonなどのシャオミ公式店で購入すれば1年間の製品保証も付きます。

 

 

シャオミ「Redmi buds 6 Lite」のデザイン

イヤホンデザイン

イヤホン形状はオーソドックスなスティック型。あるいはAirPods形状と言うべきでしょうか。デザインおよび形状において特筆すべき点はほぼありません。

イヤーピースのサイズさえ調整すれば難なく装着可能。耳の形状を問わずに使えるため、イヤホンの装着感の当たり外れは少ないです。イヤーピースは3サイズが付属します。

外装ボディはツルテカ仕様。ちょい安っぽさを感じます。

イヤホン側面にはタッチセンサーボタンを搭載。オーディオ操作やノイズキャンセリングの機能ON/OFFなどできます。iOS・Android向けの専用アプリ「Xiaomi EarBuds」を使えば操作コマンドの割り当て変更も可能です。

※デフォルト状態

左イヤホン操作右イヤホン操作
1回タップ割り当てなし割り当てなし
2回タップ再生/停止
着信対応/終了
3回タップ次の曲へ進む
着信拒否
2秒長押しノイズキャンセリング切り替え

「2秒長押し」以外のすべての操作コマンドを変更可能。「前の曲に戻る」「音量アップ」「音量ダウン」も設定できます。左右別々のコマンド指定も可能。

着信関連の操作コマンドは変更不可

イヤホンの着脱検出には非対応。イヤホン着脱と連動したオーディオ再生/停止は機能しません。

 

 

ケースデザイン

ケースはちょい大きめ。直径6cmほどの丸型ケースです。

とはいえ、片手で握り込めるサイズ感。シャツの胸ポケットにも入ります。

背面には「Redmi」のロゴあり。ただ、印字なので経年劣化で剥げる可能性あり。

ワイヤレス充電(Qi)には非対応。USB Type-Cケーブルを使った有線充電のみ対応です。

 

 

シャオミ「Redmi buds 6 Lite」の音質レビュー

音質はドンシャリ

低音(3.5+)
中音(3.5)
高音(3.5)

典型的なドンシャリ・サウンド。低音域が強く、高音域がシャンシャンしてます。音の解像度は低めです。

なおかつ、ノイズキャンセリングの利用状況によって音こもり具合に多分に影響あり。ノイズキャンセリングが機能ONだと音がかなりこもった感じに。外音取り込み機能ONだと高音域がシャリつく感じ。ノーマル状態であればプラマイゼロといったところです。

音を無理やり鳴らしてるだけのノンブランドの格安ワイヤレスイヤホンに比べれば、まだ...、まだ聴くに耐えうる音質かと思います。イコライザー調整には対応するため、なにがなんでも音質を重視したい人を除けばこれでも十分かと。

 

 

イコライザー調整にも対応

価格2,480円のワイヤレスイヤホンでは珍しくイコライザー調整に対応。iOS・Android向けの専用アプリ「Xiaomi EarBuds」からカスタマイズできます。

簡易なプリセット変更ほか、目盛り単位の細かなチューニングにも対応する太っ腹仕様。デフォルトの音質が気に食わなかった人であればイコライザー調整を活用したい。

デフォルトだと低音がこもり気味なので、イコライザーで中音域(音声増幅)をプラスすると丁度いい具合になります

 

 

シャオミ「Redmi buds 6 Lite」の機能レビュー

ノイズキャンセリング

外音取り込み性能(3.5+)

意外にも優秀なノイキャン性能あり。低周波音を中心にきちんと音を低減してます。

人の話し声やキーボードを叩く音など高周波音にはあまり効果ありませんが、機能ON/OFFで違いは認知できます。周囲の音がそれとなくトーンダウンします。

ノイズキャンセリング利用に伴うホワイトノイズ(サーッといった機械音)も発生なし。オーディオ再生を止めた状態であれば簡易な耳栓としても活用できます。

 

 

外音取り込み機能(ながら聴き機能)

外音取り込み性能(3.5+)

イヤホンを装着したまま周囲の音が聞き取れる「外音取り込み」機能にも対応。

ノイズキャンセリングと並んで実用水準の性能あり。機能ONにすると周囲の音が明るくなります。

イヤーピースによる物理的な音こもり感こそ残りますが、オーディオ再生を停止した状態であれば周囲の音が問題なく認知可能。コンビニのレジでイヤホン付けたままの会話もなんとか行けます。

 

 

通話マイク品質

通話マイク性能(3.5)

マイク性能は価格なり。風切り音はじめとした周囲の音のノイズカットが弱め。もっぱら屋外で通話すると周囲の音がマイクに乗ります。基本的には屋内でのビデオ通話などで使いたい。

 

 

マルチポイント・ペアリング切り替え勝手

マルチポイント
マルチペアリング対応(最大?台)
ペアリング接続先の上書き切り替え

ここらは価格相応の仕上がり。

ペアリング接続先の上書き切り替えには非対応。違うデバイスにペアリングを切り替える場合、先に現在のペアリング接続を解除する必要あり。そのあとBluetooth設定画面からイヤホン名を選択すれば当該デバイスにペアリング先が切り替わります。

ちなみに、2000円台のワイヤレスイヤホンながらも「Google Fast Pair」に対応。Androidスマホで使う場合なら初回のペアリング設定が簡素化されます。「音声の切り替え」(Audio Switch)には非対応です。

 

 

バッテリー持ち・充電環境

バッテリー性能(5)
(イヤホン単体6時間、ケース併用38時間)
ワイヤレス充電

バッテリー駆動時間は優秀。昨今だとケース24時間〜30時間くらいの製品が一般的ですが、ケース併用で38時間使えます。

ワイヤレス充電(Qi)には非対応。USB Type-Cケーブルを使った有線充電のみ対応です。

 

 

まとめ

【Good!】シャオミ「Redmi buds 6 Lite」のよかったところ

  • 価格2480円ながら意外と実用性あり
  • バッテリー駆動時間はスタミナ仕様(ケース併用38時間)
  • イコライザー調整が可能

【Bad...】シャオミ「Redmi buds 6 Lite」の気になったところ

  • 音質は価格なり
  • マイク性能は価格なり
  • イヤホンデザインは安っぽい

Redmi buds 6 Lite 、価格2,480円ながらも思いのほか実用水準の製品で驚きました

ノイズキャンセリング機能が意外にもしっかりした作り。それとなく周囲の音がトーンダウンします。とりあえずでノイズキャンセリングを試してみたい人だと必要十分なレベルだと思います。

音質は価格なりのドンシャリですが、この価格帯のワイヤレスイヤホンでは珍しくイコライザー調整に対応。目盛り単位でもろもろチューニングできるため、デフォルトの音質はそこまで関係ないかと思います。

概して2,480円のワイヤレスイヤホンとして問題なし。ワイヤレス接続も安定しており、屋内外でごくごく普通に使えます。下手なノンブランドの格安ワイヤレスイヤホンを購入するくらいであれば、最初から大手シャオミの Redmi buds 6 Lite を選んだ方がハズレなくておすすめです。

 

 

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