国産大手オーディオメーカー「ソニー」。
完全ワイヤレスイヤホン業界ではAppleと並ぶ老舗メーカー。2017年から製品展開。音質やイズキャンセリング機能を重視した製品が多めです。
この記事では、ソニーのワイヤレスイヤホンの中から特におすすめの4製品を紹介。実機でその使い勝手を解説します。
"ソニー"ブランドのワイヤレスイヤホンを探している人は記事を参考にしてみてください。
この記事の目次(タッチで移動)
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【2025年版】ソニーのワイヤレスイヤホン一覧
現行モデル(通常シリーズライン)
型番「WF」で始まる通常シリーズライン。
1. WF-1000XM5(価格3.3万円) | |
![]() | 現行フラッグシップ。高音質オーディオ、高性能ノイズキャンセリングに強み(Amazonで見る) |
2.WF-C710N(価格1.6万円) | |
![]() | 現行の中堅モデル。軽量コンパクトなイヤホン筐体デザインに強み(Amazonで見る) |
3. WF-C510(価格9,000円) | |
![]() | 現行スタンダードモデル。U1万円でソニー・サウンド再現。マルチポイントにも対応(Amazonで見る) |
現行モデル(LinkBudsシリーズ)
LinkBuds(リンクバッズ)は、通常のシリーズラインとは異なるソニーのセカンドライン。より万人向けでカジュアル用途。
1. LinkBuds S(価格2万円) | |
![]() | LinkBudsシリーズの看板モデル。価格2万円でソニーの音質と機能性をフル搭載した見本市(Amazonで見る) |
2.LinkBuds Fit(価格2.7万円) | |
![]() | LinkBudsシリーズのフラッグシップモデル。交換可能なフィッティングサポーター採用。イヤホン装着感&遮音性よし(Amazonで見る) |
3.LinkBuds Open(価格2.7万円) | |
![]() | "ながら聴き”特化モデルとして展開されるコンセプトモデル。イヤホン装着したまま周囲の音が聞き取れます(Amazonで見る) |
【抜粋】ソニーのおすすめワイヤレスイヤホン4選
1. WF-C710N(価格1.6万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
DSEE | 対応(通常版) |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体8.5時間 |
ケース併用で最大30時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
ソニーの中堅モデル「WF-C710N」。
ボーカル重視のソニー・サウンド、高性能ノイズキャンセリング、軽量コンパクトなイヤホン筐体デザインの三拍子揃った優良機。
ノイズキャンセリング性能は2万円台クラスの製品と比べても遜色ないレベルの静けさあり。機能ONにすると明確に周囲の音がトーンダウンします。
ソニー・ワイヤレスイヤホンの中では唯一となる「グラスブルー色」も用意。2000年代のスケルトン・ガジェットを思わす透明感、ツヤ感あってガジェオタ好みの仕上がりです。
LDACやワイヤレス充電など非対応ですが、ここらの機能が必要ない人であれば WF-C710N はまず真っ先におすすめです。
2. WF-1000XM5(価格3.3万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
DSEE | 対応(Extreme) |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体12時間 |
ケース併用で最大36時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
WF-1000XM5 は、紛うことなきソニーの現行フラッグシップモデル。
ボーカル重視のソニー・サウンド、業界トップクラスの高性能ノイズキャンセリングあり。
ソニー独自の音質補正機能「DSEE Extreme」も利用可能。高音域をハイレゾ相当に音質補正できます。
ボーカルや楽器の音を重視して聴きたい人、音こもりないクリアな音を好む人だとオーディオ相性は抜群です。
フラッグシップモデルにしてはイヤホン筐体がコンパクト。長時間のイヤホン装着でも耳が疲れにくめ。男性だけでなく女性にもおすすめできる1品です。
3. LinkBuds S(価格2万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
DSEE | 対応(Extreme) |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体9時間 |
ケース併用で最大30時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
コスパ的には一番おすすめ。「LinkBuds S」。
LinkBudsシリーズは通常の「WF」シリーズと異なるセカンドラインの位置づけ。より万人向けで、よりコスパを重視した製品が多めです。
その中でも LinkBuds S はソニー・ワイヤレスイヤホンの見本市的な1品。フラッグシップ「WF-1000XM5」(価格3.3万円)同等の機能・性能を網羅したコスパよい仕上がりです。
主な対応機能
- ノイズキャンセリング
- 外音取り込み機能(ながら聞き機能)
- マルチポイント
- 通話時ノイズカット
- LDACコーデック
- DSEE Extreme
特に注目したいのがソニー独自機能「DSEE Extreme」対応。
機能ONにすると高音域をハイレゾ相当に音質補正できます。ボーカルや楽器の音を重視して聴きたい人、音こもりないクリアな音を好む人だとオーディオ相性は抜群です。
さりげなくLDACコーデックにも対応。大方のAndroidスマホユーザーであれば、その高音質オーディオがいかんなく堪能できます(iPhoneはLDAC非対応)。
WF-1000XM5 と異なりワイヤレス充電(Qi)には対応しませんが、この1点を除けばフラッグシップモデルそのもの。十分に検討余地ある1品です。
4. WF-C510(価格9,000円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | ✗ |
外音取り込み機能 | 対応 |
DSEE | 対応(通常版) |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体11時間 |
ケース併用で最大22時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
9,000円で買えるソニーの現行エントリーモデル「WF-C510」。
ボーカル重視のソニー・サウンドにくわえ、ソニー独自の音質補正機能「DSEE」にも対応。
中音域〜高音域にかけての音描写はU1万円ワイヤレスイヤホンの中ではトップクラス。クリアで丁寧な音描写が強みです。
機能面は至って普通ですが、マルチポイント機能には対応。最大2台のデバイスを同時接続。自動でオーディオ出力先の切り替えできます。
もとより複数デバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えてる人だとマルチポイント対応がプラスαのセールスポイントになります。
ノイズキャンセリング機能こそ使えませんが、音楽を聴くためのスタンダードなワイヤレスイヤホンを探している人だと価格的に丁度いい1品かと思います。
【型落ちモデル】以下2製品も検討余地あり
1. WF-C700N(価格1.1万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
DSEE | 対応(通常版) |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体10時間 |
ケース併用で最大20時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
ひと世代前のソニーの中堅モデル「WF-C700N」(2023年発売モデル)。
現行モデルは2025年4月に発売開始した「WF-C710N」。
今現在も第三者企業による販売が継続中。新品がおおよそ1.1万円前後で購入できます。もともと1.6万円前後の製品でした。
現行モデルと比べて機能面はほぼ変わらず。ノイズキャンセリング性能がちょい微妙ですが、とりあえずの耳栓代わりにはなります。
ボーカル重視サウンド、ソニー独自の音質補正機能(DSEE)、専用アプリ使ったイコライザー調整などもろもろ対応。
音楽を聴くためのスタンダードなワイヤレスイヤホンと考えると2025年現在もまだまだ検討余地ある優良機です。
2. LinkBuds(価格1.4万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | × |
外音取り込み機能 | × |
DSEE | 対応(通常版) |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体5.5時間 |
ケース併用で最大17.5時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
2022年に登場した初代LinkBuds。"ながら聴き”イヤホンの代名詞として業界ポジション確立した人気作です。
後継となる「LinkBuds Open」が2024年に登場したものの現在もちらほら販売継続中。相場価格は1.3万円前後。
さながら骨伝導イヤホンを思わす耳周りの開放感あり。屋外で安全考慮しながら音楽を聞きたい人、ジョギング中に使えるイヤホンを探している人だと丁度いい1品です。
あくまでコンセプトモデルであり、普通のイヤホンを探している人、遮音性が確保されたイヤホンを探している人なら兄弟モデル「LinkBuds S」で十分。LinkBuds は”ながら聞き”イヤホンとして使いたい人におすすめ。
この記事のまとめ
ここまでソニーのおすすめワイヤレスイヤホンを紹介してきました。
とりあえずの1台を探している人なら中堅モデル「WF-C710N」(価格1.6万円)がおすすめ。
高音質オーディオ、高性能ノイズキャンセリングが揃ってます。
ソニー・ワイヤレスイヤホンの中で唯一となる「グラスブルー」色に関してもガジェオタ好みの仕上がりでよし。
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