国産大手オーディオメーカー「ソニー」。
完全ワイヤレスイヤホン業界ではAppleと並ぶ老舗メーカー。2017年から製品展開。音質とノイズキャンセリング性能に強みを持つ、AppleのAirPodsとタイマン張れるワイヤレスイヤホンを展開します。
この記事では、ソニーのワイヤレスイヤホンの中から特におすすめの4製品を紹介。実機でその使い勝手を解説していきます。"ソニー"ブランドのワイヤレスイヤホンを探している人は記事を参考にしてみてください。
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【2024年版】ソニーのワイヤレスイヤホン一覧
現行モデル(LinkBudsシリーズ)
LinkBuds(リンクバッズ)は、通常のシリーズラインとは異なるソニーのコンセプトモデル。
1. LinkBuds S(価格2万円) | |
LinkBudsシリーズの看板モデル。価格2万円でソニーの音質と機能性をフル搭載した見本市的なワイヤレスイヤホン(Amazonで見る) | |
2.LinkBuds Fit(価格3万円) ※2024年11月発売開始 | |
LinkBuds Sの事実上の後継モデル。2024年11月より発売予定(Amazonで見る) | |
3. LinkBuds(価格2万円) | |
"ながら聴き”イヤホンとしてポジション確立した人気モデル。イヤホンを装着したまま周囲の音が聞き取れる(Amazonで見る) | |
4.LinkBuds Open(価格3万円)※2024年10月発売開始 | |
LinkBudsの後継モデル。2024年10月より発売予定(Amazonで見る) |
現行モデル(通常シリーズライン)
1. WF-1000XM5(価格3.3万円) | |
現行フラッグシップ。高音質オーディオ、高性能ノイズキャンセリングを両立。意外にも軽量コンパクトなイヤホンデザイン(Amazonで見る) | |
2.WF-C700N(価格1.4万円) | |
現行の中堅モデル。価格1.4万円でノイズキャンセリング&マルチポイントに対応。(Amazonで見る) | |
3. WF-C510(価格9,000円) | |
現行スタンダードモデル。ソニーらしい高音質オーディオに強み。マルチポイントにも対応する(Amazonで見る) |
【抜粋】ソニーのおすすめワイヤレスイヤホン4選
1. LinkBuds S(価格2万円)
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体9時間 |
ケース併用で最大30時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
LinkBuds S は、ソニー・ワイヤレスイヤホンの見本市モデル。ソニーのフラッグシップモデル「WF-1000XM5」(価格3.3万円)と同等のハイエンド機能を網羅。価格2万円で現在のソニー技術を余すことなく堪能できる非常にコスパよい1品です。
主な対応機能
- ノイズキャンセリング
- 外音取り込み機能(ながら聞き機能)
- マルチポイント
- 通話時ノイズカット
- LDACコーデック
- DSEE Extreme
特に注目したいのがソニー独自機能「DSEE Extreme」への対応。
機能ONにすると通常オーディオをハイレゾ相当に高音質補正。体感レベルで理解できる明るい、きらびやかな音に変化します。音こもりないクリアなオーディオを好む人だとこれ以上の製品はありません。
ソニーイヤホンの代名詞たるノイズキャンセリング機能も搭載。機能ONにすると明確に周囲の音がトーンダウンする実力あり。ノイズキャンセリング利用に伴うホワイトノイズ(サーッといった機械音)も発生しておらず、オーディオ再生を停止した状態ならデジタル耳栓としても活用できます。
もとより予算に余裕のある人ならフラッグシップモデル「WF-1000XM5」(価格3.3万円)で十分かもしれませんが、コスパ重視の人だとLinkBuds S がおすすめです。
2. WF-1000XM5(価格3.3万円)
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体12時間 |
ケース併用で最大36時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
WF-1000XM5 は、紛うことなきソニーの現行フラッグシップモデル。2023年に発売開始した。
ボーカル重視のソニー・サウンド、業界トップクラスの高性能ノイズキャンセリングあり。これにくわえて今作はイヤホンサイズを小型化・軽量化。長時間のイヤホン装着でも耳が疲れにくくなった(※前作モデルは異様にイヤホンサイズが大きかった)。
ソニー独自の音質補正機能「DSEE Extreme」も利用可能。高音域をハイレゾ相当に音質補正できる。ボーカルや楽器の音を重視して聴きたい人、音こもりないクリアな音を好む人だとオーディオ相性は抜群です。
ノイズキャンセリングは機械的な遮音効果を高めたほか、物理的な遮音性も強化。ソニー独自開発のウレタン・イヤーピースを使うことで防音室のごとく物理的に周囲の音を吸音できるように。
先に紹介した LinkBuds S もノイズキャンセリング機能こそ対応しますが、汎用イヤーピースを使っており、 WF-1000XM5 のような徹底した静けさはありません。ノイズキャンセリング性能をより重視する人なら LinkBuds S よりも WF-1000XM5 を選ぶ理由になります。
3. WF-C700N(価格1.4万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体10時間 |
ケース併用で最大20時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
ソニー「WF-C700N」は、2023年に登場したソニーの中堅モデル。
ボーカル重視のソニー・サウンドにくわえ、ノイズキャンセリングやマルチポイントなど最新の機能を搭載。そのうえで価格1.4万円に抑えた非常にコスパよい1品です。
ソニー独自の音質補正機能「DSEE」にも対応。機能ONにして使えば中音域〜高音域にかけて音が明るくなり、ボーカルや楽器の音が聞き取りやすくなります。
上位版モデル(WF-1000XM5)と異なりLDACコーデックやケースのワイヤレス充電(Qi)には対応せず。また、バッテリー駆動時間もケース併用20時間と控えめです。
とはいえ、価格1.4万円のソニー・ワイヤレスイヤホンとして考えると合格ライン。それこそノイズキャンセリングは実用十分な性能ありますし、音質もボーカル重視で聞き心地よし。ソニー製品らしさは100%詰まってます。
4. WF-C510(価格9,000円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | ✗ |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体11時間 |
ケース併用で最大22時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
9,000円で買えるソニーの現行エントリーモデル「WF-C510」。2024年9月に発売開始した。
ボーカル重視のソニー・サウンドは健在。これにくわえてソニー独自の音質補正機能「DSEE」に対応。中音域〜高音域にかけての音描写はU1万円ワイヤレスイヤホンの中ではトップクラスの実力あり。
機能面は至って普通ですが、マルチポイント機能には対応。最大2台のデバイスを同時接続。自動でオーディオ出力先の切り替えできます。もとより複数デバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えてる人だとマルチポイント対応がプラスαのセールスポイントになります。
そのほか参考までに
1. LinkBuds(価格2万円)
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | × |
外音取り込み機能 | × |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体5.5時間 |
ケース併用で最大17.5時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
ながら聞きイヤホンの代名詞として業界ポジション確立したソニー「LinkBuds」。イヤホンを装着したまま周囲の音が聞き取れます。
さながら骨伝導イヤホンを思わす耳周りの開放感。屋外で安全考慮しながら音楽を聞きたい人、ジョギング中に使えるイヤホンを探している人だと丁度いい1品です。
あくまでコンセプトモデルであり、普通のイヤホンを探している人、遮音性が確保されたイヤホンを探している人なら兄弟モデル「LinkBuds S」で十分。LinkBuds は”ながら聞き”イヤホンとして使いたい人におすすめです。
この記事のまとめ
とりあえずの1台を探している人なら LinkBuds S がおすすめ。価格2万円でソニーの高音質オーディオ&ノイズキャンセリングが堪能できる見本市モデル。ソニー独自の音質補正機能「DSEE Extreme」にも対応する太っ腹仕様です。
そこまで高価格なワイヤレスイヤホンが必要ない人であれば、「WF-C700N」(価格1.4万円)、「WF-C510」(価格9,000円)あたりがおすすめ。WF-C700N はノイズキャンセリング対応版、WF-C510 はノイズキャンセリングに対応しない入門版の位置付けです。
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