2024年に発売&発売予定のワイヤレスイヤホン(完全ワイヤレスイヤホン)まとめ。
当サイト「Portal 21」では定期的にワイヤレスイヤホンをレビューしている。ただ、さすがにすべての新製品はレビューしきれないので、とりあえずで新製品の発売情報をこの記事で記録している。
そこそこ知名度のある製品、なおかつ筆者個人としてレビューしたいな...と考えてる魅力的な製品だけ抜粋した。新製品の購入検討リストとして活用してほしい。
この記事の目次(タッチで移動)
- 【更新中】2024年10月〜11月発売。注目の新製品ワイヤレスイヤホンはこれ
- 【2024年発売】Appleの注目の新製品ワイヤレスイヤホンはこれ
- 【2024年発売】ソニーの注目の新製品ワイヤレスイヤホンはこれ
- 【2024年発売】サムスンの注目の新製品ワイヤレスイヤホンはこれ
- 【2024年発売】そのほか注目の新製品ワイヤレスイヤホンはこれ
- 2023年〜2022年に発売した人気ワイヤレスイヤホンを探す
- Appleの人気ワイヤレスイヤホンまとめ(2023年〜22年発売)
- Technics(パナソニック)の人気ワイヤレスイヤホンまとめ(2023年〜22年発売)
- ソニーの人気ワイヤレスイヤホンまとめ(2023年〜22年発売)
- オーディオテクニカの人気ワイヤレスイヤホンまとめ(2023年〜22年発売)
- JBLの人気ワイヤレスイヤホンまとめ(2023年〜22年発売)
- Anker「Soundcore」の人気ワイヤレスイヤホンまとめ(2023年〜22年発売)
- BOSEの人気ワイヤレスイヤホン(2023年〜22年発売)
- そのほかここ数年の人気ワイヤレスイヤホン
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【更新中】2024年10月〜11月発売。注目の新製品ワイヤレスイヤホンはこれ
ソニー「LinkBuds Fit」(価格2.7万円)
2024年11月発売開始。LinkBudsシリーズはソニーの通常シリーズラインとは異なるコンセプトモデル。うち LinkBuds Fit はフラッグシップ相当機能を搭載しつつ、イヤホンのフィット感(装着感)とデザイン性を重視したモデルです。
専用のフィッティングサポーター(2,000円ほど)でイヤホンのサイズ感を調整しつつ、イヤホン本体のカラーリングも変更できます。
また、専用の充電ケース・カバー(2,700円ほど)も用意。カバーを交換すればケースのカラーリングも変更できます。フィッティングサポーターと合わせると最大144通りのカラーリングの組み合わせが可能です。
単なるフラッグシップモデルを探している人ならソニーの通常シリーズライン「WF-1000XM5」で十分ですが、イヤホンのフィット感とデザイン性を重視したフラッグシップモデルを探している人だと LinkBuds Fit がおすすめです。
ソニー「LinkBuds Open」(価格2.7万円)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | ✗ |
外音取り込み機能 | ✗ |
マルチポイント | 対応 |
ハイレゾ相当コーデック | ✗ |
ワイヤレス充電 | ✗ |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体8時間 |
ケース併用で最大22時間 |
2024年10月発売開始。ここ数年のベストセラー「LinkBuds」の後継モデル「LinkBuds Open」。
"ながら聴き”を目的にした耳をふさがないイヤホン。イヤホンを装着したまま周囲の環境音が聞き取れます。
前作モデルに比べて音質面も強化。ソニーの現行フラッグシップ「WF-1000XM5」が搭載する統合プロセッサーV2を移植。特に低音域を強化しました(前作モデルは低音がスカスカだった)。
イヤホンを耳穴ホールドするための「フィッティングサポーター」を5色展開で用意。フィッティングサポーターを交換するだけでカラーリングが変更できます。フィッティングサポーターは1セット2,000円ほど。
オーディオテクニカ「ATH-CKS50TW2」(価格2.4万円)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応 |
ハイレゾ相当コーデック | ✗ |
ワイヤレス充電 | 対応 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体25時間 |
ケース併用で最大65時間 |
2024年10月発売開始。オーディオテクニカのハイエンドモデル「ATH-CKS50TW」の3年ぶりリニュアルモデル。
従来モデルのセールスポイントだった長時間バッテリーを強化。イヤホン単体25時間、ケース併用で65時間使える変態仕様に。
なおかつ、左右イヤホンを統合すると電源OFF、分離すると電源ONになる新機能も搭載。充電ケースなしでイヤホン単体で運用できると謳う。IP55の防水防塵にも対応したので多少なりに雑な使い方をしても問題ありません。
オーディオテクニカのオーディオブランド「SOLID BASS」に属する製品とあり、音質はクリアな重低音(音こもりにくい低音)を志向。
Anker「Soundcore Liberty 4 Pro」(価格19,990円)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応 |
ハイレゾ相当コーデック | 対応(LDAC) |
ワイヤレス充電 | 対応 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体10時間 |
ケース併用で最大40時間 |
Ankerのフラッグシップモデル「Soundcore Liberty 4」が2年ぶりリニュアル。
前作モデルに続き音質を重視。デュアルドライバー採用。Anker独自の空間オーディオ再生に対応。ホームオーディオのような力強くて臨場感あるオーディオ再生に強み。
Ankerワイヤレスイヤホンとあり機能面も充実。ノイズキャンセリング、マルチポイント、LDAC、ケース併用で40時間使えるロングバッテリーなど揃えます。充電ケースには簡易ディスプレイを新搭載。バッテリー残量など確認できるように。
Bose QuietComfort Earbuds(第2世代)(価格26,400円)
2024年10月発売開始。BOSEの新作スタンダードモデル「Bose QuietComfort Earbuds」。
2020年に登場した同名モデルの後継機の位置付け。製品名がまんま同じなので間違え注意。おおよそ製品名に(第2世代)(2024年モデル)といった表記あり。
BOSEの代名詞たるノイズキャンセリング機能に対応。また、BOSEワイヤレスイヤホンの代名詞となりつつあるBOSE独自の空間オーディオ再生にも対応予定です。
ノイズキャンセリングの自動の強度調整には非対応。また、BOSE独自機能「CustomTune」(ノイズキャンセリング強度に合わせた音質の最適化)も使えない。ここらはスタンダードモデルならではのコストカット。
JBL TOUR PRO 3(価格3.9万円)
2024年10月発売開始。2023年度の大ヒットモデル「JBL TOUR PRO 2」の後継モデル。
前作から順当にスペックアップ。JBL初となるデュアルドライバー(2ドライバー)仕様にカスタムされたほか、LDACコーデックにも対応。JBL独自の空間オーディオ再生への対応も強化した。
JBL TOUR PRO 2 の人気を確立した充電ケースのスマートディスプレイも機能強化。画面を大型化したほか、オーディオ再生情報の表示に対応。任意の写真を待ち受け画面としても設定できる。従来どおりオーディオ再生をコントロールしたり、音量調整も可能。
JBL WAVE BUDS 2(価格8,000円)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応 |
ハイレゾ相当コーデック | ✗ |
ワイヤレス充電 | ✗ |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体10時間 |
ケース併用で最大40時間 |
2024年10月発売開始。JBLのエントリーモデル「JBL WAVE」シリーズの第三世代モデル。ケースの蓋なしイヤホンとして人気。
前作モデルに比べて機能面が劇的進化。ノイズキャンセリング&マルチポイントに初対応。バッテリー駆動時間はケース併用40時間と上位版モデルと変わらぬスタミナ仕様に強化された(従来モデルは同32時間)。
エントリーモデルの立ち位置だが、スペックシートだけ見ると中堅クラスの実力あり。なおかつ、価格は8,000円前後とコスパよし。
なお、これとは別に兄弟モデル「JBL WAVE BEAM 2」も同時発売。イヤホン形状がスティック型にカスタムされる。対応機能やバッテリー駆動時間はまんま同じ。価格もほぼ同額。スティック型イヤホンを探している人だとこっち。
【2024年発売】Appleの注目の新製品ワイヤレスイヤホンはこれ
Apple「AirPods4」(価格21,800円〜)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | 対応 or 非対応(選択可) |
外音取り込み機能 | 対応 or 非対応(選択可) |
マルチポイント | △(Appleデバイス間のみ可) |
ハイレゾ相当コーデック | ✗ |
ワイヤレス充電 | 対応 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体5時間 |
ケース併用で最大30時間 |
AirPodsの標準モデル「AirPods」の第4世代モデル。約3年ぶりにリニュアルした。9月20日より発売開始。
これまで上位版モデル(AirPods Pro)の専売特許だったノイズキャンセリング機能を移植。ノイズキャンセリングに対応しない従来型のモデルと合わせて2モデル展開される。価格はノイズキャンセリング対応版が29,800円、ノイズキャンセリング非対応版は21,800円。
Apple「Beats Solo Buds」(価格12,800円)
2024年6月発売。Beatsの新作エントリーモデル。
Beatsらしい低音サウンド、軽量コンパクトなイヤホン装着感に強み。
ワイヤレスイヤホンでは珍しくイヤホン本体側のみバッテリー搭載。ケース側にはバッテリーを搭載せず、単なる収納ケースの位置付け。
【2024年発売】ソニーの注目の新製品ワイヤレスイヤホンはこれ
ソニー「WF-C510」(価格1万円)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | ✗ |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応 |
ハイレゾ相当コーデック | ✗ |
ワイヤレス充電 | ✗ |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体11時間 |
ケース併用で最大22時間 |
2024年9月発売開始。ソニーの新作エントリーモデル。WF-C500の後継機に相当する。
新たにマルチポイント機能に対応。最大2台のデバイスを同時接続できるように。
イヤホン・デザインや基本的なスペックシートはほぼ前作モデルを踏襲。ソニー独自の音質補正機能「DSEE」にも対応する。
"ソニー"ブランドの最新ワイヤレスイヤホンを探している人なら検討余地あり。流行りのノイズキャンセリング機能こそ対応しないものの、音楽を聞くため、動画を見るためのワイヤレスイヤホンとしては完成してる。
【2024年発売】サムスンの注目の新製品ワイヤレスイヤホンはこれ
サムスン「Galaxy Buds3」(価格27,500円)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | ✗ |
マルチポイント | △(Galaxyデバイス間のみ可) |
ハイレゾ相当コーデック | △(Galaxyスマホのみ対応) |
ワイヤレス充電 | 対応(Qi) |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体6時間 |
ケース併用で最大30時間 |
サムスン純正ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」の3年ぶりリニュアルモデル「Galaxy Buds 3」。
イヤホン・デザインを全面刷新。(なにをいまさらの)AirPodsライクなイヤホン形状にリニュアルされた。イヤーピースを使わないオープン型イヤホンとあり、長時間のイヤホン装着でも耳が疲れにくい(蒸れにくい)。
基本的な機能・性能は前作モデルを踏襲。Galaxyデバイス間であればマルチポイント接続可能。Galaxyスマホ接続時であれば専用コーデック「Samsung Seamless」が利用可能。LDACと同じく24bit/96kHzのオーディオ再生が可能になる。
また、Galaxy AI対応のGalaxyスマホと接続した場合に限り、リアルタイム通訳のレシーバーマイクとしても活用できる。とかくGalaxyスマホユーザー向けに機能特化した。
サムスン「Galaxy Buds3 Pro」(価格38,500円)
Galaxy Buds3と同時発表された上位版モデル「Galaxy Buds3 Pro」。
AirPods Proをベンチマークにしたであろうノイズキャンセリング特化モデル。通常版(Galaxy Buds3)と異なりイヤーピースを搭載。物理的な遮音性も高い。
基本的な機能・性能はGalaxy Buds3と変わらず。ノイズキャンセリングを主に使いたい人、イヤーピースありのイヤホンを探してる人だとGalaxy Buds3 Proを選ぶ理由になる。
【2024年発売】そのほか注目の新製品ワイヤレスイヤホンはこれ
Google「Pixel Buds Pro 2」(価格36,800円)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応 |
ハイレゾ相当コーデック | ✗ |
ワイヤレス充電 | 対応(Qi) |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体12時間 |
ケース併用で最大48時間 |
2024年9月発売開始。Google純正ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」。その上位版モデル「Pixel Buds Pro」の2年ぶり後継機。
Pixelスマホに採用されるGoogleの自社開発チップ「Tensor」を初搭載。ノイズキャンセリング性能やオーディオ品質、バッテリー駆動時間などハードウェア性能が全体的に強化された。特にバッテリー駆動時間はケース併用で最大48時間と前作モデルよりも大幅に向上した(前作はケース併用33時間)。
Googleの生成AIサービス「Gemini」とのハンズフリー通話も可能だが、現時点で対応言語は英語のみ。日本語だと使えない。
Tensorチップを搭載したため価格は36,800円(直販)と前作モデルに比べて割高だが、Pixelスマホユーザーであれば相性は抜群。iPhoneとAirPodsのようなハードウェアレベルでの強固な連携が可能であり、Pixel Buds Pro 2の性能も最大限に引き出せる。
JVCケンウッド「Victor HA-A30T2」(価格9,000円)
2024年6月発売。Victorブランドの新作ワイヤレスイヤホン。
前作「Victor HA-A30T」の2年ぶりリニュアルモデル。新たにマルチポイント機能に対応。最大2台のデバイスを同時接続できるように。
価格9,000円のワイヤレスイヤホンにしては実用水準のノイズキャンセリング性能あり。機能ONにするとそれとなく周囲の音を中和・低減できる。
Victorらしい高音質オーディオも健在。ボーカルを中心に添えつつ、しっかりした低音が鳴るクリアで力強い音。音質重視でワイヤレスイヤホンを選びたい人にもおすすめ。
ハーマン「JBL LIVE BEAM 3」(価格2.8万円)
2024年6月発売。昨年のヒット商品「JBL TOUR PRO 2」の兄弟モデル。
スマート充電ケースを採用。充電ケースのタッチディスプレイから音量調整やオーディオ再生操作できる。画面表示を常時ONにしておけば簡易なフォトディスプレイにもなる。
JBL製品では初のLDACコーデック対応。Androidスマホで使う場合ならハイレゾ相当の高音質オーディオ再生が可能だ。
フラッグシップ相当モデルとあり、昨今のワイヤレスイヤホンの主要機能はもろもろ対応。マルチポイントも使えるので複数デバイス間で使いまわしたい人にもおすすめ。
Anker「Soundcore P40i」(価格7,990円)
2024年4月発売。Ankerの人気モデル「Soundcore Life P3」の後継機に相当する。
立ち位置的にはワイヤレスイヤホンの入門用途モデルだが、そうとは思えぬ豪華な仕様が並ぶ。ノイズキャンセリング、マルチポイント、Anker独自の空間オーディオ再生に対応する。
バッテリー駆動時間は業界トップクラスとなるケース併用60時間。イヤホン単体でも12時間持つスタミナモデルに。
価格は従来まま7,990円(直販)。費用対効果の観点から見ると非常にお得。
ゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 4」(価格5万円)
2024年3月発売。独ゼンハイザーのフラッグシップモデルが2年ぶりリニュアル。
aptX Losslessに初対応。aptX Losslessは業界で唯一無二の可逆圧縮式Bluetoothコーデック。ワイヤレスイヤホン再生(Bluetooth再生)ながらロスレス再生できる。
なお、aptX Lossless接続するにはここ1年くらいに登場した最新のAndroidスマホが必要だ。
BOSE Ultra Open Earbuds(価格4万円)
2024年3月発売。BOSE初の”ながら聴き”イヤホン。
イヤホンをリングピアスのようにして装着。イヤホン装着しても耳穴を完全にふさがないため、スピーカーから音を聴きつつ、周囲の音も物理的に聞き取れる。
オーディオ再生を停止したスタンバイ状態ならば、イヤホン単体で最大48時間までバッテリーがキープできる。在宅ワークなどで1日中とイヤホンを付けっぱなしにしておきたい人にも丁度いい。
シャオミ「Redmi Buds 5 Pro」(価格1万円)
2024年1月発売開始。シャオミ・ワイヤレスイヤホンの2024年版(例年1月に発売)。
ノイズキャンセリングやマルチポイント、シャオミ独自の空間オーディオ再生にも対応。昨今のトレンド機能をもろもろ揃えた。
ノイズキャンセリングの遮音強度はマイナス52dbを謳う(一般的なハイエンドモデルだと40db台が目安)。
2023年〜2022年に発売した人気ワイヤレスイヤホンを探す
目次
Appleの人気ワイヤレスイヤホンまとめ(2023年〜22年発売)
AirPods Pro(第2世代)(価格39,800円)
2022年9月発売開始。3年ぶりにリニュアルされたAirPods上位版モデル「AirPods Pro」。
Apple自社開発チップ「Apple H2」を初搭載。AirPods Proの代名詞たるノイズキャンセリング性能(遮音性能)を強化した。
MagSafe充電にも初対応。iPhone向けのMagSafe充電器で充電できる。Qi充電器を使った通常のワイヤレス充電も可能だ。
Beats Fit Pro(価格2.2万円)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | △(Appleデバイス間のみ可) |
ハイレゾ相当コーデック | × |
ワイヤレス充電 | × |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7時間 |
ケース併用で最大30時間 |
Apple自社開発チップを搭載したBeats上位版モデル。AirPods同様にAppleデバイス間に限ったマルチポイント機能が使える。
ノイズキャンセリングや外音取り込み機能に対応するなど機能面も充実。Beatsならではのドンシャリ・サウンドも健在だ。
Beats Studio Buds +(価格24,800円)
Beatsの現行スタンダードモデル。2023年6月に発売開始。
ノイズキャンセリング性能を強化。音場も広くなった。バッテリー駆動時間はケース併用36時間と前作から大幅に向上した(前作同24時間)。
前作モデル同様にApple自社製チップは搭載せず。空間オーディオ再生、Appleデバイス間のマルチポイント機能は使えない。
Technics(パナソニック)の人気ワイヤレスイヤホンまとめ(2023年〜22年発売)
Technicsは2023年がリニュアル年。2021年に発売した初代モデルに続く第2世代モデルが3製品登場した。
3製品ともマルチポイントの3台同時接続に対応した(業界初)。
Technics EAH-AZ80(価格3.7万円)
2023年6月に登場したTechnicsの新フラッグシップモデル「EAH-AZ80」。
Technicsの高級イヤホン(有線イヤホン)「EAH-TZ700」の技術を転用したオーディオ特化仕様。ありのままの音の描写に磨きをかけた。
マルチポイントは業界初となる3台同時接続が可能に。音質重視の人はもちろんマルチポイント狙いの人でも見逃せない。
Technics EAH-AZ60M2(価格2.8万円)
2023年6月に発売開始。2021年に登場した「EAH-AZ60」の後継機に相当するハイエンドモデル。
「EAH-AZ80」は有線イヤホン仕様の高音質モデルなのに対して、EAH-AZ60M2はあくまでワイヤレスイヤホンとしての高音質モデルを志向。ハイレゾ風味のクリアで力強い音質が特徴だ。
業界初となる3台同時のマルチポイント接続にも対応。マルチポイント狙いの人にもおすすめ。
Technics EAH-AZ40M2(価格1.5万円)
2023年10月に発売開始。2021年に登場した「EAH-AZ40」の後継機に相当するスタンダードモデル。
ノイズキャンセリング、LDAC、マルチポイント3台接続に対応するなど上位版モデルと比べても遜色ない仕上がりに。
一方でワイヤレス充電(Qi)には対応せず。バッテリー駆動時間もケース併用で18時間止まり(上位版モデルは同24時間)。
とはいえ、価格は従来と変わらず1.5万円。費用対効果の観点から見ると非常にお得。
ソニーの人気ワイヤレスイヤホンまとめ(2023年〜22年発売)
ソニーはフラッグシップ「WF-1000」シリーズが2023年に2年ぶりリニュアル。
WF-1000XM5(価格3.7万円)
2023年9月発売開始。ソニーのフラッグシップ「WF-1000」シリーズが2年ぶりリニュアル。
ノイズキャンセリング、マルチポイント、LDAC、ハイレゾ相当の高音質補正機能(DSEE Extreme)などフル搭載。
前作モデルのデメリットだったイヤホンサイズのデカさも改善。軽量コンパクトなイヤホン設計とあり、長時間のイヤホン装着でも耳が疲れにくい。
WF-C700N(価格1.4万円)
2023年4月発売。ノイズキャンセリング&マルチポイントに対応したソニー中堅モデル。
イヤホンは軽量コンパクト。イヤホン重量は片側4.6gと業界屈指の軽量仕様に。イヤホンサイズは小粒サイズで女性でも難なく装着できる。
LinkBuds(価格2万円)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | × |
外音取り込み機能 | × |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
ハイレゾ相当コーデック | × |
ワイヤレス充電 | × |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体5.5時間 |
ケース併用で最大17.5時間 |
2022年2月発売。"ながら聞き”ブームを作り上げた立役者「LinkBuds」(リンクバッツ)。
イヤホンを装着したままでも周囲の音が聞き取れる。イヤホンが物理的に耳穴をふさいでおらず、耳周りの開放感は骨伝導イヤホンそのもの。
追加アップデートでマルチポイント機能にも対応した。
LinkBuds S(価格2万円)
2022年6月発売。LinkBudsの王道ハイエンドモデル。
ノイズキャンセリング、マルチポイント、LDAC、DSEE Extremeなどソニー・ワイヤレスイヤホンの主要な機能を2万円でフルコンプした。
そもそもの"LinkBuds"とは、"PS5"や"ウォークマン"と並ぶソニーの独立ブランドモデルの名称。LinkBuds Sはさながらソニー・ワイヤレスイヤホンの見本市モデルといったところ。
オーディオテクニカの人気ワイヤレスイヤホンまとめ(2023年〜22年発売)
ATH-TWX9(価格3.3万円)
2022年8月発売。ガジェオタ好みの全部盛りフラッグシップ。ノイズキャンセリング、マルチポイント、aptX Adaptive、ケースのワイヤレス充電(Qi)などトレンド機能を網羅した。ケース内部にはオート除菌機能を搭載する変態ぶり。
また、フィット感の異なる3サイズ計12種のイヤーピースを付属。イヤーピースの付け替えで音質から遮音性まで細かく調整できる。
機能性とカスタマイズ性に特化したガジェオタ好みの仕上がりに。
ATH-TWX7(価格2.4万円)
2023年11月発売開始。「ATH-TWX9」の事実上の廉価版モデル。機能面はほぼそのまま。(謎機能だった)ケース内部の除菌機能のみ省かれた。価格は3.3万円→2.4万円に値下げ。
ちなみに、オーディオテクニカ製品では珍しくLDACに対応した。
ATH-CKS30TW(価格1.2万円)
2022年10月発売。オーディオテクニカの現行スタンダードモデル。
オーディオテクニカの重低音ブランド「SOLID BASS」を冠した音質特化仕様。音こもりにくいクリアな低音を志向した。
スタンダードモデルながらマルチポイント機能にも対応した。
ATH-SQ1TW2(価格1万円)
2023年4月発売開始。オーディオテクニカのエントリーモデル「ATH-SQ1TW」の後継機種。マルチポイントに追加対応した。
イヤホン・デザインは前作まま。耳元で映える、イヤリングのようなスクエア型デザインに。
価格もほぼ前作まま。純然たるアップデートモデル。マルチポイント追加分だけコスパよい。
JBLの人気ワイヤレスイヤホンまとめ(2023年〜22年発売)
JBL TOUR PRO 2は2023年度のベストセラー商品に。
JBL TOUR PRO 2(価格3万円)
2023年3月発売開始。2023年度にトップクラスの売り上げ記録した人気モデル。
高音質オーディオ、ノイズキャンセリング、マルチポイント、ケース併用で40時間使える長時間バッテリーを搭載した。
また、充電ケースには1.45型タッチディスプレーを搭載。充電ケースでオーディオ再生を操作したり、イヤホン音量が調整できる。そのギミックぶりがガジェオタから評価。
JBL TUNE BEAM(価格1.2万円)
2023年8月発売。価格1.2万円でノイズキャンセリング、マルチポイント、ケース併用で最大48時間使えるロングバッテリーを揃えたコスパモデル。
"JBL PURE BASS"サウンドも搭載。音こもりにくい重低音を志向した音質に。
JBL WAVE BEAM(価格7,700円)
2023年1月発売開始。JBL WAVE BUDS と対をなすJBLのエントリーモデル。
JBL WAVE BUDS が耳栓型のイヤホンなのに対して、JBL WAVE BEAMはスティック型のイヤホンに。耳穴の形がいびつでイヤホンを耳奥に押し込みにくい、そもそも装着感が安定しない人におすすめ。
基本的なスペックはJBL WAVE BUDSと変わらず。あくまでイヤホン形状(イヤホンの装着感)だけが異なる。
JBL WAVE BUDS(価格6,000円)
2022年11月発売開始。ケースのふた無しワイヤレスイヤホンとして高い人気誇った「JBL Wave100TWS」の後継モデル。
専用アプリを使ったイコライザー調整に追加対応したほか、バッテリー駆動時間はケース併用で最大32時間に向上(前作は同20時間)。また、防水性能もIPX2から防塵ありのIP54に進化した。
Anker「Soundcore」の人気ワイヤレスイヤホンまとめ(2023年〜22年発売)
Soundcore Liberty 4 NC(価格12,990円)
2023年7月発売開始。Anker現行フラッグシップ「Soundcore Liberty 4」のカスタムモデル。
製品名"NC"の由来たるノイズキャンセリング機能を強化。また、バッテリー駆動時間はケース併用50時間に向上した(通常版は同28時間)。
価格は通常版14,990円から12,990円に値下げ。カスタムモデルとは言うものの通常版を購入する気が失せるレベルにアップグレードされてる。
Soundcore Liberty 4(価格14,990円)
2022年10月発売開始。1.5万円で買えるAnkerフラッグシップモデル。ノイズキャンセリングやマルチポイントなどもろもろ搭載した。
Anker独自の空間オーディオ再生に初対応。iOS・Android向けの専用アプリから設定できる。
空間オーディオを機能ONにすると低音が重低音に化け、音場は飛躍的に拡大。多方面から連奏的に音が鳴るホームオーディオを思わすオーディオ再生がワイヤレスイヤホンながら楽しめる。
Soundcore Liberty 4 NCに対してコスパこそ劣るものの、空間オーディオの完成度で言えばSoundcore Liberty 4の方が圧倒的に上だ。
Soundcore Space A40(価格12,990円)
2022年9月発売。Ankerの最強コスパモデル。価格1.2万円でマルチポイント、ノイズキャンセリング、LDAC、ケースのワイヤレス充電(Qi)などハイエンドモデル同等機能を揃えた。
また、バッテリー駆動時間はイヤホン単体10時間、ケース併用で最大50時間と業界トップクラスの水準に。できるだけ充電しなくていいワイヤレスイヤホンを探している人だとなおよし。
Soundcore AeroFit(価格16,990円)
2023年11月発売。Ankerが新たに立ち上げたブランド「AeroFit」(エアロフィット)。
ながら聴きイヤホンとして展開される。スピーカー部分を耳元に接触させることでオーディオ再生。骨伝導イヤホンのように骨を振動させているわけではない。
機能面も充実。マルチポイント対応、42時間バッテリー搭載、IPX7の防水機能など備えた。Ankerの専用アプリを使ったイコライザー調整も可能だ。
BOSEの人気ワイヤレスイヤホン(2023年〜22年発売)
Bose QuietComfort Ultra Earbuds(価格3.3万円)
2023年10月発売。BOSE「QuietComfort Earbuds II」のカスタムモデル。マルチポイント、空間オーディオ、aptX Adaptiveに追加対応した。物自体はほぼ変わらず。
業界トップと名高いノイズキャンセリング性能は健在。ソフトウェア処理によるノイズカット、イヤホン構造による物理的なノイズカットを組み合わせた徹底したノイズキャンセリング仕様イヤホンに。
Bose QuietComfort Earbuds II(価格3万円)
業界トップクラスのノイズキャンセリング性能を持つBOSEのフラッグシップモデル。
ソフトウェア処理によるノイズカット性能、イヤホン構造による物理的な遮音性能いずれも高い。ノイズキャンセリング老舗ブランド"QuietComfort"の名に恥じぬ仕上がり。
そのほかここ数年の人気ワイヤレスイヤホン
ヤマハ「YAMAHA TW-E3C」(価格7,000円)
2022年11月発売。ヤマハの人気モデル「TW-E3B」の後継機。マルチポイント、aptX Adaptive、イコライザー調整に追加対応した。
上位版モデルと同じく「TRUE SOUND」をコンセプトにした高音質オーディオは健在。原音重視の音描写を志向。曲のジャンル問わず楽しめる。
ゼンハイザー「MOMENTUM True Wireless 3」(価格3.6万円)
2022年4月発売。独ゼンハイザーのフラグシップモデルが2年ぶりリニュアル。
イヤホンデザインを軽量コンパクトサイズに全面刷新。音質への干渉を低減した独自のノイズキャンセリング機能も新搭載した。
追加アップデートでマルチポイントも使えるように。
GN「Jabra Elite 10」(価格4万円)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
ハイレゾ相当コーデック | × |
ワイヤレス充電 | 対応(Qi) |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体8時間 |
ケース併用で最大36時間 |
2023年10月発売。Jabraの3年ぶり新作フラッグシップモデル。
ドルビー(Dolby)社と協業で開発。Dolby Atmos楽曲の再生に最適化されたオーディオ設計に。Apple MusicやAmazon Musicで提供されるDolby Atmos楽曲をより立体的かつ臨場的に再生できる。
デノン「PerL AH-C10PL」(価格3万円前後)
2023年6月発売。国産老舗・デノン(DENON)の2021年以来となる新作モデル。
医療技術(Masimo AAT)を応用した音質のパーソナライズ調整に強み。高音質かつ耳の健康を重視した。
これとは別に上位版モデルの「PerL Pro」も同時発売。価格は5万円ほど。ワイヤレスイヤホンでロスレス再生できる「aptX Lossless」に対応している。
Nothing「Nothing Ear (2)」(価格22,800円)
2023年3月発売。スケルトン筐体デザインで知られる英Nothing社の新作ワイヤレスイヤホン。
昨年発売した初代モデルを順当アップデート。マルチポイントに追加対応したほか、ハイレゾ相当の高音質オーディオ再生が可能な「LHDC」コーデックも搭載した(※LDACとは別物)。
デザインや基本的な機能・性能は初代モデルまま変わらず。
B&W「Pi7 S2」(価格6万円)
2023年2月発売。高級オーディオブランド「Bowers & Wilkins」の新作モデル。
従来モデル「Pi7」を土台にアップデート。音質は従来モデルから変えず。オリジナルの音、楽曲制作者の意図する音、ありのままの音描写を目指した。
充電ケースを通じたBluetoothトランスミッター機能を初搭載。Bluetoothに対応しないオーディオ機器であっても充電ケース経由でイヤホンにオーディオ転送できる。
プレシードジャパン「AVIOT TE-Z1PNK」(価格3.3万円)
2022年12月発売。AVIOTとピエール中野(凛として時雨)がコラボした”ピヤホン"最新モデル。
従来の名義替えカスタムモデルと異なり、一から設計したオーディオ特化モデルに。アニメ『PSYCHO-PASS』とコラボしたオリジナルボイスも搭載。
Google「Pixel Buds Pro」(価格23,800円)
2022年7月発売。Google純正ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」の上位版モデル。
ノイズキャンセリングが使えるほか、マルチポイント機能にも対応。スマホ←→PC間でストレスなく使いまわせるワイヤレスイヤホンを探している人だと丁度いい。
Amazon「Echo Buds」(第二世代)(価格12,980円〜)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
ハイレゾ相当コーデック | × |
ワイヤレス充電 | △(別途オプションで選択可) |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体6.5時間 |
ケース併用で最大19.5時間 |
2022年2月発売。Amazon純正ワイヤレスイヤホン「Echo Buds」が日本初上陸。Amazonセール期なら6,980円〜購入可能。
アレクサ(Alexa)が常時待機。音声だけでアレクサが起動&操作できる。ランニング中など声だけで音楽再生を操作したい人、ザッピングしたい人におすすめ。
追加アップデートでマルチポイント機能に対応した。