パナソニックの老舗オーディオブランド「テクニクス」(Technics)。1965年に立ち上げられ、日本のみならず欧米でも高い人気を誇る日本を代表するオーディオブランドだ。
そんなテクニクスから登場した新作フラッグシップモデル「Technics EAH-AZ60」。
Hi-Fiオーディオ(原音重視)路線のクリアな音質にくわえ、業界トップクラスの静けさを誇るノイズキャンセリング機能を搭載。
また、テクニクス製品で初となるマルチポイントにも対応。なにかしらオーディオ再生しているデバイスに自動で音声出力先を切り替えられる。
テクニクス製品とあり音質を重視する人のためのワイヤレスイヤホンだと思われがちだが、使えば使うほどノイズキャンセリングやマルチポイントなど機能面を重視する人にこそおすすめしたくなる。AirPodsシリーズのようなガジェット志向のイヤホンを探している人だと特に相性いい。
【レビュー概略】パナソニック「Technics EAH-AZ60」
基本情報・スペックシート
基本情報
発売時期 | 2021年10月 |
市場価格 | 2.8万円 |
販売元メーカー | パナソニック(国産) |
スペックシート
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み(ながら聞き機能) | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
防水 | 対応(IPX4) |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7.5時間 |
ケース併用で最大25時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
付属品
付属品一覧
- USBケーブル(USB Type-C to Aケーブル)
- イヤーピース7サイズ(XS2〜XL)
- 取扱説明書
イヤーピースはXS2〜XLサイズまで全7種類あり(初期装着のMサイズを含めて7種類)。パナソニック独自開発のウレタン・イヤーピースでノイズキャンセリングの遮音性など調整できる。
評価ポイント
- 高性能ノイズキャンセリング搭載
- マルチポイント初対応、2台のデバイスをペアリング切り替えずに使える
- 楽曲の原音再生を志向したクリアな音
- マイク性能が非常に高い、屋外なら風切り音もカット
高音質オーディオ、高性能ノイズキャンセリング、マルチポイント対応の3点揃った優秀モデル。
オーディオはTechnics製品らしさある「Hi-Fiオーディオ」(原音重視)路線のクリアな音質を特徴とする。昨今だと無駄に低音を強めたり、高音をシャンシャンさせ気味な製品も多いが、Technics EAH-AZ60 は味付けしない、オリジナルの音の描写に特化した。
Technics製品で初となるマルチポイントにも対応。最大2台のデバイスを同時接続。なにかしらオーディオ再生を開始したデバイス側に自動で音声出力先を切り替えられる。
もとよりスマホ・PCなど複数デバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えている人だとマルチポイントの勝手のよさは明らかだ。
微妙だったところ(あるいは明確なデメリット)
- ケースのワイヤレス充電(Qi充電)非対応
- ケースカバーがAmazonなどでほとんど売ってない
粗らしい粗が少ないワイヤレスイヤホンだが、上記2点は気になるところ。
ケースカバーに関しては本当に少ない(というかない)。「ケースになぜケースを付けるのだい?」という人なら関係ない話だが、ケースの傷を防いだり、AirPodsのごとくオリジナルのケースデザインにカスタムしたい人だとマイナス点となるかもしれない。
製品をおすすめできる人
- 音質から機能性まですべて揃ったハイエンドモデルを探している人
- マルチポイントが使いたい人(複数デバイス間でワイヤレスイヤホンを使う予定の人)
Technics EAH-AZ60 は紛うことなきハイエンドモデル。高音質オーディオ、高性能ノイズキャンセリング、マルチポイント対応の3点を揃えた。
Technics製品とあり音質に特化した製品と思われがちだが、意外にも機能面が充実。AirPodsシリーズのようなノイズキャンセリング対応やペアリング勝手に優れたガジェット志向のワイヤレスイヤホンを探している人にもおすすめ。
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▶ レビュー詳細
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パナソニック「Technics EAH-AZ60」の外観・デザイン
イヤホンデザインは高級オーディオそのもの、装着感は安定
イヤホンデザインは非常に高級感あり。"Technics”のロゴがとかく様になる美しさ。
適度な質感もあって手で持つと高級オーディオのような重厚感が多分に感じられる。イヤホン重量それ自体は片側6gと相場同等。イヤホン装着で重くて疲れるといったことはない。
イヤホンの装着感も安定。イヤーピースのサイズさえ調整すれば耳穴にすぽりとハマる。
通常版モデルよりもイヤホンサイズが少しだけ大きめだが、男性であれば違和感なく耳穴に収まると思う。
充電ケースも質感よし、コンパクトで持ち運びにも最適
イヤホン本体同様に充電ケースも質感よし。適度なザラつきと見た目の重厚感が相まり高級オーディオの筐体らしさを多分に演出している。充電ケース単体で様になる。
ケースサイズはコンパクト。握りこぶし一つで握り隠せるサイズ感。数値で言うと縦3.5cm、横7cm,厚み2.5cmほど。
男性であればズボンのポケットだったりシャツの胸ポケットに問題なく仕舞っておける。
パナソニック「Technics EAH-AZ60」の音質
音質よし、クセがなくて聞きやすい
Technics EAH-AZ60 は低音、中音、高音がバランスよく鳴るクセがない音質。
もとより原音再生を志向した純オーディオ路線のオーディオ設計とあり、下手な低音増強など見られない。楽曲ありのままの音を描写する、"クセがない音質”を体現化したようなワイヤレスイヤホンだ。
聞く曲のジャンル関わらず80点以上の高得点が出せる高音質オーディオそのものだ。
逆にクセがほしい人だとイコライザー調整して使いたい。iOS、Android向けの専用アプリを使えば細かく設定できる。
イコライザー調整も可能、クセがほしい人なら活用したい
専用アプリを使えばイコライザー調整(音質カスタム)可能。
音のクセが少ないのが Technics EAH-AZ60 の強みだが、なにかしらクセがほしい、低音がもっとほしい... といった人であればカスタムしたい。
専用アプリはiOS、Androidの双方に配信あり。いずれも目盛り単位での音質カスタム、また音楽シチュエーションに合わせたテンプレ設定を使った音質カスタムが可能だ。
Technics Audio Connect
無料posted withアプリーチ
LDACにも対応
Technics EAH-AZ60 はBluetoothオーディオコーデック「LDAC」(エルダック)に対応。
LDAC対応のAndroidスマホと接続すれば”ハイレゾ・ワイヤレス”と呼ばれるハイレゾっぽい、より高音質なオーディオ再生が可能になる(iPhoneはLDAC非対応)。
LDACとはいえロッシー(CD音源よりも劣化する非可逆圧縮)なので音の情報量はCD以下だが、条件さえ整えばビットレートを最大990kbpsまで伸ばせるので「SBC」「AAC」に比べればスペックシート上は高音質になる。
ハイレゾ楽曲など持っている人であれば試してみたい。
ノイズキャンセリング・外音取り込み
ノイズキャンセリングは業界トップクラスの静けさ、耳栓代わりにも最適
Technics EAH-AZ60 のノイズキャンセリング性能は圧倒的。勝手知らない人でも機能ON/OFFで明確に遮音の違いが理解できる。
低周波音を中心に除去。電車やバスの中で使えばガタゴト音(走行音)を大幅に中和・低減。音量を上げずとも動画の台詞など聞き取れるようになる。通勤/通学中にYouTubeやNetflixなど視聴してる人だと重宝する。
人の話し声など高周波音は完全には除去できないが、それでも棘のある部分は大幅にカット。たとえるなら女子高生の声が阿部寛ボイスになる感じ。キーキーした高い音がすり減る。
外音取り込み(ながら聞き機能)も高性能、骨伝導イヤホンのような使い方にも最適
Technics EAH-AZ60 は外音取り込み機能に対応。イヤホンマイクを通じて周囲の音を集音。イヤホンを装着したままでもスピーカー経由で周囲の音が聞き取れる。
音の取り込みは具合は非常に優秀。周囲の音の取り込みに伴うノイズや音こもりが少なく、周囲の音をそのまま耳に通しているよう錯覚する。
いざ屋外で同イヤホンを使うとき、あまりにノイズキャンセリングが静かすぎて危険すら感じることがあるので、こうした場合は外音取り込み機能をONにして骨伝導イヤホンのようにして使いたい。
外音取り込みは右イヤホンのタッチセンサーを2秒長押しで機能ON/OFFできる。
ペアリング・マルチポイント仕様
【概略】ペアリング仕様一覧
Google Fast Pair | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
マルチペアリング | 対応(最大10台) |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
新規ペアリングモードの起動方法 | ケースから取り出してすぐの左右イヤホンのタッチセンサーを同時に7秒長押し |
Google Fast Pair とは?
Google Fast Pairは、Googleが提供するペアリング簡素化システム。
Android OS 6.0以上のスマホであれば、専用のポップアップ画面からワンタップで初回のペアリング設定できる。
マルチポイントとは?
マルチペアリングとは?
マルチペアリングとは、複数デバイスのペアリング設定情報が記録できる機能のこと。
1度記録してしまえば次回以降に再度セットアップする必要がなくなり、ケースふたを開くだけでデバイスと再接続できる。
昨今のワイヤレスイヤホンだとおおよそ5台〜10台のデバイスのペアリング設定情報が記録できる。
ペアリング接続先の上書き切り替えとは?
違うデバイスにペアリング接続先を切り替える場合、先に現在のペアリングを解除する必要がある。
一部メーカー品であれば現在のペアリング接続を解除せず、デバイスごとのBluetooth設定画面からイヤホン名を選択するだけでそのまま接続先が切り替えられる。
新規ペアリングモードの起動方法について
初回設定時はケースふたを開くだけで自動で新規ペアリングモードが起動する。
2回目(2台目)以降のペアリングを行う場合は新規ペアリングモードを手動で起動する必要がある。
新規ペアリングモードの起動方法
初回(デバイス1台目)であればケースふたを開くだけで新規ペアリングモードが起動する。
2回目以降のペアリングの場合、左右イヤホンをケースから取り出し、そのまま左右イヤホンのタッチセンサーを同時に7秒押しすると新規ペアリングモードが立ち上げられる。
複数デバイス間のペアリング切り替え方法
ペアリング接続先の上書き切り替えに対応。
ペアリング切り替え都度、現在のペアリングを解除する必要なし。ペアリングを移したいデバイスのBluetooth設定画面からイヤホン名をタップすれば、そのままペアリング接続先が切り替わる。
iPhone、iPad環境であればiOSショートカットを使ったペアリング再接続も可能だ。
マルチポイント仕様
マルチポイント接続可能台数 | 最大2台 |
音声出力していないデバイス側の着信通知 | 対応 |
マルチポイントの使い勝手は非常に優秀。
なにかしらオーディオ再生を開始するだけで当該デバイスに自動で音声出力先が切り替わる。
着信時には着信デバイス側に音声出力先が切り替わり、イヤホンに着信音が通知される。そのままイヤホンのタッチセンサー操作での着信対応も可能だ。
マルチポイント接続可能台数
マルチポイントで同時接続できるデバイスの台数のこと。今日では最大2台が一般的。
3台〜のデバイスを同時接続できる製品は存在せず(筆者が確認した限りでは)。
音声出力していないデバイス側の着信通知
現在のオーディオ再生の有無関係なく、着信反応したデバイス側に音声出力先が切り替わり、イヤホンに着信音が通知される。
大方のマルチポイント製品で標準対応しているが、U1万円のマルチポイント製品だと、ごくまれに同仕様に対応しない製品もある。
そのほか細かな機能レビュー
バッテリー持ち・充電環境
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7.5時間 |
ケース併用で最大25時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
バッテリー駆動時間は相場平均的。ノイズキャンセリング常時ONでもイヤホン単体7時間、ケース併用で最大24時間とバッテリーは長め。
充電ポートはUSB Type-C。AndroidスマホユーザーであればUSB Type-Cケーブルが使いまわせる。
価格のわりにケースのワイヤレス充電(Qi充電)には対応せず。
通話マイク
通話時ノイズカット機能 | 対応 |
風切り音カット | 対応 |
通話マイクは非常に高性能。Technics EAH-AZ60 の隠れたセールスポイントと言っても過言ではない。
イヤホン片側3つのマイクを使った通話時ノイズカット機能、および通話音声をクリアに加工する独自機能「Just My Voice」に対応。
マイクで集音した音の中から口元の音だけを抽出し、ノイズや音ブレなど雑音を除去して通話転送してくれる。
騒音のある場所で通話してても自分の声だけ9割方ピックアップできる。風切り音(マイクに風が当たった音)も除去しているので屋外でマイクを使いたい人でも問題ない。
ボタン操作性
ボタン種類 | タッチセンサー式ボタン |
操作コマンドの割り当て変更 | 対応 |
イヤホン外側にタッチセンサーあり。オーディオ操作、通話対応、音声アシスタント起動などひととおり可能。
タッチ感度がよすぎて誤タッチ、誤反応することがあるが、操作コマンドの割り当て変更すれば1回タップ操作をOFF(割り当てなし)に変更できる。誤タッチがうっとうしい人はカスタムして対応あれ。
オーディオ操作コマンド(すべて割り当て変更可能)
左イヤホン操作 | 右イヤホン操作 | |
1回タッチ | オーディオ再生/停止 | |
2回タッチ | 音量を下げる | 次の曲へ |
3回タッチ | 音量を上げる | 前の曲へ |
2秒長押し | 音声アシスタント起動 | 外音取り込み機能ON/OFF |
専用アプリを使えばすべて割り当て変更可能。割り当てOFF(機能OFF)にもできる。
通話対応コマンド(すべて割り当て変更可能)
左イヤホン | 右イヤホン | |
1回タッチ | 着信対応 | |
2回タッチ | ミュート | 音量を下げる |
3回タッチ | -- | 音量を上げる |
2回タッチ | 着信終了、着信拒否 |
イヤホン着脱検出(装着検出)
イヤホンの着脱検出(装着検出) | × |
イヤホンの着脱検出(装着検出)には対応せず。
対応モデルだとオーディオ再生中にイヤホンを耳から外すとオーディオ再生が自動停止。イヤホンを耳に装着し直すとオーディオ再生が自動開始する。
防水性能
防水性能 | IPX4(IP4) |
防塵性能 | × |
防水性能はごく普通。雨や汗に耐えられる。イヤホンの水洗い(蛇口かけ洗い)はできないので洗浄したいときは水拭きにとどめたい。
低遅延モード
低遅延モード | あり(iOS、Android) |
遅延性能 | 非公表 |
ゲーム以外での利用 | 可能 |
低遅延モードに似た「音の遅延をより抑える」機能あり。iOS、Android向けの専用アプリ内から設定できる。
とはいえ、そこまで遅延(音ズレ)が酷いワイヤレスイヤホンではないので正直なところ機能ON/OFFはどっちでもいい気がしてる。動画を見たり、ポチゲーをプレイする程度であればなんら問題ない。
専用アプリ
専用アプリ | あり(iOS、Android) |
イコライザー調整 | 対応 |
タッチ操作コマンドの割り当て変更 | 対応 |
低遅延モード(ゲームモード)ON/OFF | 対応 |
イヤホンを探す | 対応 |
専用アプリ「Audio Connect」の提供あり。
ひととおりのカスタムに対応。イコライザー調整(音質カスタム)も専用アプリから可能だ。
また、ノイズキャンセリングや外音取り込みのノイズ強度もアプリから調整できる。
Technics Audio Connect
無料posted withアプリーチ
iPhoneとの相性
iPhoneとの相性 | (非常によい) |
AACコーデック | 対応 |
iOS向け専用アプリ | 対応 |
iPhoneとの相性は非常によい。
iPhoneで主流のBluetoothオーディオコーデックである「AAC」に対応しているほか、iOS向けの専用アプリも提供あり。アプリ通じたひととおりのカスタムが可能だ。
通常版モデル「EAH-AZ40」との違い
EAH-AZ60と同時発売された通常版モデル「EAH-AZ40」。価格は1.5万円。
EAH-AZ60 からノイズキャンセリングとLDACを省いた廉価版の位置づけ。また、イヤホンサイズがごくごくわずかにだが小型になっている。
そのほか特に違いなし。マルチポイントや高性能マイクはそのまま使える。
音質も大きく異なるわけではなく、もっぱらノイズキャンセリングが必要ない人であれば「EAH-AZ40」で十分だ。
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▼ EAH-AZ60
パナソニック「Technics EAH-AZ60」の気になったところ(あるいはデメリット)
ケースのワイヤレス充電(Qi充電)に対応せず
Technics EAH-AZ60 は2.8万円クラスの高価格帯の製品だが、意外にもワイヤレス充電(Qi充電)に非対応。
USB Type-Cケーブルを逐一抜き差しして充電する必要あり。
昨今だとiPhoneユーザーを中心にワイヤレス充電器(Qi充電器)を日常的に使ってる時代かと思うが、そうした充電リソースが活かせないのはマイナス点。
ケースカバーが全く存在しない(Amazonなどで売ってない)
テクニクスのワイヤレスイヤホン全般に言えることだが、ケースカバーが本当に少ない。というか無い。Amazonおろか楽天、ヤフーショッピングですら商品が見つからず。おおよそ裸のまま使うことになる。
「ケースになぜケースを付けるのだい?」という人なら関係ない話だが、どうしてもケース傷を防ぐためにケースカバーを付けたい、おしゃれなケースカバーで彩って使いたい人だと拭えぬマイナス点となりそう。
この記事のまとめ
ここまでパナソニック「Technics EAH-AZ60 」をレビューしてきた。
ワイヤレス充電(Qi充電)に対応しない点を除けば、欠点らしい欠点がない優良モデル。音質、機能、使い勝手まで総合的に評価できる。
特にマルチポイントに対応しているので複数デバイス間で使いまわすときに便利。逐一ペアリング接続先を切り替えず、なにかしらオーディオ再生を開始したデバイスに音声出力先が自動で切り替わる。
音質を求める人はもちろん、スマホだけでなくPCでもワイヤレスイヤホンを使いたい人だとマルチポイント対応している Technics EAH-AZ60 が丁度いい選択肢になりそうだ。
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通常版モデルはブラック、シルバー、ゴールドの3色展開。
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