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Galaxy Buds

Galaxy Buds4 Pro レビュー|Galaxyスマホありきで完成する孤高のフラッグシップ

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sokiです。Galaxyスマホ使ってます。Xはこちら。

筆者個人的に推してるワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」の最新モデル「Galaxy Buds4 Pro」を購入したのでレビューします。

毎度のごとくGalaxyスマホユーザーならおすすめのワイヤレスイヤホンです。専用コーデックを使ったHi-Fiオーディオはやはり高音質ですし、空間オーディオ再生も音のばらけ具合が自然で完成度が高め。Galaxyスマホユーザーであれば音質面を中心に満足できる製品ではないでしょうか?

ただ、Galaxyスマホでしか設定できない機能・仕様だらけなので万人向けではないですね。そのくせ価格4万円超なのでやはり万人向けではないですね。

この記事ではGalaxyスマホと接続して使うことを前提にした Galaxy Buds4 Pro のレビューしていきます。Galaxyスマホユーザーで購入を検討している人がいたら参考にしてみてください。

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Galaxy Buds4 Proの概要

Galaxy Buds4 Pro は2026年3月に発売開始。Galaxy Buds4シリーズの上位版モデルの位置づけです。

カラーリングは黒と白、ピンクゴールドの3色展開。ピンクゴールドはオンラインストア限定色です。

スペックシート抜粋

発売時期 2026年3月
定価 41,250円
販売元メーカー サムスン(韓国)
Bluetoothバージョン 6.1
Bluetooth対応コーデック SBC、AAC、SSC、SSC-UHQ、LC3
ノイズキャンセリング 対応
外音取り込み機能 対応
マルチポイント △(Galaxyデバイス専用)
マルチペアリング 対応(最大8台)
ペアリング接続先の上書き切り替え 対応
イヤホンの着脱検出 対応
空間オーディオ再生 △(Galaxyデバイス専用)
防水性能 IP57(イヤホン本体のみ)
バッテリー駆動時間 イヤホン単体6〜7時間
ケース併用で最大26〜30時間
ケース充電方法 USB Type-C(有線)、Qi(無線)

 

 

通常版モデル「Galaxy Buds4」との違い

通常版モデル「Galaxy Buds4」と中身はほぼ変わらず。

通常版モデルは外音取り込み機能に非対応ですが、この1点を除くと対応機能の違いはありません。

主として異なるのがイヤホン形状

通常版モデルがイヤーピースを使わないインイヤー型イヤホンなのに対して、Galaxy Buds 4 Proはイヤーピースを使ったカナル型イヤホンとして展開。音の密閉感やノイズキャンセリングによる物理的な遮音性が強化されてます。

▼ Galaxy Buds4 Pro(上位版モデル)イヤーピースあり

▼ Galaxy Buds4(通常版モデル)イヤーピースなし

 

 

外観と装着感

ケース

ケース形状はスクエア型に変更。

Galaxy Buds2シリーズのようなスクエア型ケースですね。Galaxy Buds3シリーズでAirPodsのような横長ケースにリニュアルされ、これがまた元に戻ってきた感じです。

一方でGalaxy Buds2シリーズのケースカバーは使い回せないので注意。形状が微妙に異なります。なんというか迷走してませんかね?サムスンさん。

寸法は縦横5cm、厚み2.5cmほど。

片手で握り込めるサイズ感なのでズボンのポケットに入れておいても邪魔にならないです。

ケース蓋は透明。強化ガラスというわけでもなく普通のプラスチックですね。雑に扱うと擦り傷が付きそうな風合いなので注意。

ペアリングボタンあり。

ワイヤレス充電(Qi)にも対応あり。スマホ向けの一般的なワイヤレス充電器が使いまわせます。

Qi2.2仕様ではないのでMagSafe型の充電器にはくっつきません(※充電自体は可能ですが、斜めタイプの充電器だとくっつかずにずり落ちます)。

 

 

イヤホン

イヤホン・デザインはこんな感じ。前作から引き続きスティック型を採用してます。

側面部のシルバープレート(公式いわくメタルブレード)がシュッとシャープな印象あって格好いいです。

ちなみに、前作Proモデルはブレード部分にLEDランプが点灯するギミックありましたが、今作は省かれました。

イヤホンを装着したイメージ。

スティック型イヤホンなので可もなく不可もない装着感ですね。イヤーピースのサイズさえ調整すれば問題なくフィットするかと。イヤーピースは3サイズが付属します。

スティック型イヤホンなのでマスク(マスク紐)との干渉もほぼないです。

 

 

音質とコーデックについて

マイルドな音の作り

前作モデルはエッジとキレを重視したイケイケドンドンな音の作りでしたが、今作は音がマイルドあるいは"しっとり"したように感じます

高音域は刺さりにくく、かといって低音域が主張しすぎるわけでもなくバランスよく音がまとまり。ボーカルと楽器の音も分離してて音も伸びやかですし、微細な音や息遣いまできちんと聞き取れるので音の投入感もばっちしです。

ウーファー&ツイーターの2Wayスピーカー仕様なのでやはり音のバランスがよく整ってます。

というか、前作モデルも2Wayスピーカー仕様でしたが、わざわざそれを潰すようなチューニングだったので謎でした。今作こそ2Wayスピーカーの王道感あります。

GalaxyスマホあるいはAndroidスマホ接続時であればイコライザー調整も可能。63hz〜16kまで9バンド調整できます。

 

 

空間オーディオ再生の完成度は高い

Galaxyスマホ専用の空間オーディオ再生に対応あり(他のAndroidスマホやiPhoneでは利用不可)。

非常に自然な音の広がり方。いかにも音を増強した感ある空間オーディオではなく、それとなく音場が広がり、音が伸びていきます。

高音域が少しばかりキンキンしたような音になりますが、全体的に見て大きな音の劣化は少ないのでまだ許容範囲。常時機能ONにしてても気持ち悪さないかと思います。

 

 

対応コーデックについて

対応コーデックはSBC、AAC、SSC、SSC-UHQ、LC3の5つ。

Galaxyスマホであれば専用コーデック「SSC」(Samsung Seamless Codec)が利用可能。かつ、最近の機種であれば「SSC-UHQ」になるので最大音域24bit/96kHzのHi-Fiオーディオ仕様で再生できます。

SSC-UHQだとやはり音の解像度が違いますね。高音域の微細な音の描写が秀逸。他のスマホで接続&オーディオ再生したときでは聞き取れない音が鳴ってます。

SSC-UHQはLDAC相当にバッテリーを食うのがネックですが、音質を重視する人であれば常時機能ONにしたい。空間オーディオ再生との併用も可能です。

iPhoneや他のAndroidスマホだとSBCかAACコーデックでの接続となります(LC3については以下に追記あり)。

 

 

LC3コーデックは非対応?

Galaxy Buds4 Proは公式サイトのスペックシートにはLC3対応との記載ありますが、実際に対応しているのか確認できませんでした。

LC3接続を前提とした機能である「オーディオ・ブロードキャスト」(Auracast)が使えるのでLC3対応の事実そのものに嘘偽りはないです。

ただ、手動でLC3コーデック(LE Audio)に切り替える設定項目が見当たらず。おそらく普段のオーディオ再生時にはLC3が使えない特殊タイプかと

 

 

ノイズキャンセリング・外音取り込み

ノイズキャンセリングは「上の下」水準の実力あり

ノイズキャンセリングは低音〜高音までまんべんなく除去。

無理やり感のない自然なノイズキャンセリングが可能。長時間とノイズキャンセリングを使ってても鼻や耳が詰まるような圧迫感がありません。

ホワイトノイズ(サーっといった機械音)も発生していないのでオーディオ再生を止めた状態ならデジタル耳栓代わりの運用も現実的です。

ただ、AirPodsBOSEといったノイズキャンセリング性能「上の上」クラスの製品に比べると遮音が甘く感じます。よくも悪くも「上の下」レベルかと。

ノイズキャンセリング強度調整はGalaxyスマホあるいはAndroidスマホでのみ設定可能(iPhone非対応)。

 

 

外音取り込みは「上の下」水準の実力あり、ながら聴きも可能

イヤホンを装着したままスピーカー通じて周囲の音が聞き取れる「外音取り込み」機能に対応あり。

機能ONにすると明確に周囲の音が明るくなります。ホワイトノイズもありません。

ただ、少しばかり音の遮蔽感が残ります。また、喋ると音がこもった感じになるので喋りながら使うには気持ち悪いですね。

風切り音はほぼほぼカットできてるので屋外での利用は問題なし。散歩やランニングのときの"ながら聴き"イヤホン代わりに使うのも現実的です。

性能レベルとしては「上の下」クラス。AirPodsBOSEといった外音取り込み性能「上の上」クラスの製品に比べると劣りますが、それでも実用水準の実力はあるかと。

取り込み量の調整はGalaxyスマホあるいはAndroidスマホでのみ設定可能(iPhone非対応)。

 

 

そのほか細かなところ

通話マイクは高性能

風切り音をカットするメッシュ仕様を採用

通話マイク性能は従来モデルと変わらず高性能。片側3つのマイクを使った声の検出&周囲の音のノイズカットが可能です。

風切り音(マイクに風があたった音)もカットできてるので屋外でマイク通話したい人でも問題なし。屋内でのビデオ通話マイクとしては十分すぎる性能でしょう。

また、今作は新機能「スーパークリアコール」が使えるように。一部Galaxyスマホと接続した場合に限ってスーパーワイドバンド(SWB)規格での帯域拡張通話ができます。ただ、対応しているスマホはSシリーズだとGalaxy S25以降、ZシリーズだとFlip/Fold6以降のみ。意外と対応機種が少なめです。

 

 

マルチポイントは特殊仕様(事実上の非対応)

マルチポイント(音声の自動切り替え)はGalaxyデバイス専用。他メーカーのデバイスはマルチポイントに組み込めません。

日本でスマホだけでなくPCやタブレットを含めてGalaxy製品を使っている人は限りなくまれでしょうし、事実上マルチポイントは非対応ですね。

2026年現在だと1万円以下のワイヤレスイヤホンでもごくごく普通にマルチポイント対応してる時代ですが、その時勢に照らすと3万円超のワイヤレスイヤホンながらもマルチポイントが使えないのは痛い。

なお、ペアリング接続先の上書き切り替えには対応あり。現在のBluetooth接続を解除せずにペアリング接続先が切り替えられます。マルチポイント非対応の勝手の悪さがまだ多少なりに緩和できるかと思います。

 

 

感圧ボタンは誤タップなくて使いやすい

感圧ボタンあり

イヤホンボタンは感圧式ボタンを採用。少しばかり力を入れないと反応せず(ボタンが押せず)。指腹が触れただけでは反応しないので誤タップなくて勝手いいです。

イヤホン操作コマンド(左右共通)

  • 1回押し → 再生/停止、着信対応/終了
  • 2回押し → 次の曲に進む
  • 3回押し → 前の曲に戻る
  • 長押し → ノイズキャンセリング切り替え、着信拒否

長押しコマンドのみカスタマイズ可能。「Gemini起動」「アプリを起動」(通訳、ボイスレコーダー起動など)に入れ替えられます。左右別々のコマンド指定も可能です。

なお、長押しコマンドのカスタマイズはGalaxyスマホあるいはAndroidスマホのみ対応(iPhone非対応)。

 

 

低遅延モード(ゲームモード)あり

Galaxyスマホ接続時であれば低遅延モード(正式名称:ゲームモード)が利用可能。

機能ONにすると気持ちわずかに遅延が減ります。ゲームプレイ時の映像と音の同期が改善しますが、LC3/LC3plusの低遅延に比べたらおまけみたいなもんです。

また、機能ONにするとUHQ機能が強制的にOFFになります(SSC-UHQが使えなくなります)。そのうえ通常オーディオ再生時よりも音の濁音が強くなるので、そのわずかな低遅延のために機能ONにしたいかと言われると微妙です。

ここ何年かのGalaxyスマホであればLC3コーデックが使えるので、もとより低遅延狙いの人ならLC3対応ワイヤレスイヤホンを買いましょう。

 

 

バッテリー持ちは微妙

バッテリー駆動時間は公称スペック値だとイヤホン単体6時間、ケース併用で最大26時間(ノイズキャンセリング常時ONを想定)。

ただ、UHQオーディオや空間オーディオを常時機能ONにしているとイヤホン単体4〜5時間くらいしか持たない感じですね。

筆者ケースだと午前中に4時間くらいオーディオを流しっぱなしにしてると昼飯のころにはイヤホンのバッテリー残量が22%みたいな感じなので、体感的にはかなりバッテリーを食ってるよう感じます。

バッテリー節約したい人だとUQHオーディオと空間オーディオの機能OFFを推奨。

 

 

まとめ

Galaxy Buds4 Pro はGalaxyユーザーの目線で見ると音質面を中心に非常に完成度の高いワイヤレスイヤホンだと思います

Galaxy向け専用コーデック「SSC-UHQ」が使えるので音を聞く満足感は高いですし、なにより今作は2Wayスピーカー仕様で音の丁寧さもあって聴き心地よいです。

ただ、繰り返すようにGalaxyスマホありきで完成する製品です。以下のようなカスタマイズは主としてGalaxyスマホ向けの機能・仕様となるのは先に確認しておきたい。

Galaxyスマホでしか使えない機能・仕様まとめ

  • 専用コーデック(SSC、SSC-UHQ)
  • イコライザー調整
  • 空間オーディオ再生
  • イヤホン操作コマンドの変更
  • 低遅延モード
  • ノイズキャンセリングの強度調整
  • 外音取り込み機能の取り込みレベル調整
  • マルチポイント(Galaxyデバイス専用マルチポイント)
  • イヤホンを探す(Samsung Find)

筆者個人的にGalaxyユーザーなので推しますけど、いざレビューとして客観的に見たときだと「Galaxyユーザーのみにおすすめ。それ以外の人にはおすすめできない」と言うのが妥当な結論になるかと思います。

 

 

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