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JBL

JBL WAVE FLEX レビュー|音質重視のインナーイヤー型イヤホン(Amazon限定販売品)

2023年8月6日

Amazon限定で登場したJBLの隠れモデル「JBL WAVE FLEX」をレビュー。

先に登場した2in1イヤホン「JBL TUNE FLEX」のインナーイヤー特化版。イヤーピースなしイヤホンならではの軽い装着感、クリアで音こもりない音質、そして異様に高品質な通話マイクを揃えた1品です

ノイズキャンセリングマルチポイントなど流行り機能こそ対応しませんが、これはこれであり。音質重視のインナーイヤー型イヤホンを探している人だと特におすすめです

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JBL WAVE FLEX の製品概要

基本情報

発売時期2022年11月
市場価格8,800円前後
販売元メーカーJBL(ハーマン)(米国)

製品仕様

Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能×
マルチポイント×
防水性能IP54
バッテリー駆動時間イヤホン単体8時間
ケース併用で最大32時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ
イヤホンの装着検出機能×
専用アプリ対応(iOS、Android)

 

 

JBL WAVE FLEX の外観デザイン&イヤホン装着感

イヤホンの装着感は非常に軽い

イヤホン外側

イヤホン内側

イヤホン横側

イヤホン片側4gの軽量仕様。イヤーピースを使わないインナーイヤー型イヤホンとあり、装着感は非常に軽め。

数分も装着してると装着感が消失。一見すると何も付けていないよう錯覚します。

イヤホン外側にはタッチセンサーボタンを搭載。オーディオ操作や通話対応が可能です。

タッチ感度は安定。複数回タッチもきちんと回数分カウントされます。

ここらへんにタッチセンサーあり

左右それぞれに以下3つから1セットづつ割り当て可能。

再生コントロール

1回タッチ再生/停止
2回タッチ次の曲に進む
3回タッチ前の曲に戻る
1回タッチ→長押し音声アシスタント起動

音量コントロール

1回タッチ音量1アップ
2回タッチ音量1ダウン
1回タッチ→長押し音声アシスタント起動

アンビエントサウンド

1回タッチ外音取り込み機能ON/OFF
2回タッチトークスルーON/OFF
1回タッチ→長押し音声アシスタント起動

通話対応コマンド(割り当て変更不可)

左イヤホン右イヤホン
2回タッチ着信対応/終了
1回タッチ→長押し着信拒否

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ケースは小さめ、ズボンのポケットに入るサイズ

充電ケースは小さめ。数値で言うと縦5cm、横5.5cm、厚み2cmほど。

握りこぶし一つで包めるサイズ感。厚みが2cmしかなく、手で握ると非常に小さく感じます

ケース素材はプラスチック。特に加工らしい加工なし。プラスチックならではの安っぽさ、あるいは野暮ったさは否めない。

気になる人だとケースカバーを使いたい。JBL製品とあってかAmazonなど探すと野良ブランドのケースカバーが多め。だいたい1,000円前後で購入できます(→ Amazonでケースカバーを見てみる)。

ワイヤレス充電(Qi)には非対応。USB Type-Cケーブルを使った有線充電のみ対応です(同梱あり)。

 

 

JBL WAVE FLEX の音質レビュー

音質はボーカルくっきりで聞き心地よし

JBLサウンドは健在。スピーカーを思わすボーカルくっきりした音の作りです

イヤーピースを使わないインナーイヤー型イヤホンとあり、音こもりらしい音こもりもなし。長時間のリスニングでも聞き疲れにくいです。

他社製品よりもスピーカー開口部が小さめ。インナーイヤー型イヤホンだと低音がスカスカになりがちですが、JBL WAVE FLEX は開口部が狭いせいか、適度に低音が残ってます。

 

 

イコライザー調整も可能

iOS、Android向けに配信している専用アプリ「JBL Headphones」を使ったイコライザー調整が可能。

音楽シチュエーションに合わせたテンプレ変更ほか、目盛り単位の細かなチューニングにも対応。もっぱら低音を強めたい人なら活用したい。

 

 

JBL WAVE FLEX の機能レビュー

ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリング機能は非対応。

 

 

外音取り込み機能(ながら聴き機能)

外音取り込み性能(3)

イヤホンを装着したまま周囲の音が聞き取れる「外音取り込み」機能に対応。

ただ、音の取り込み性能は微妙。ホワイトノイズ(サーッといった取り込み音)が強くなるだけで音の取り込みはほとんど機能せず。実用性は低いです。

もとよりインナーイヤー型イヤホン、イヤーピースを使わないイヤホンとあり、よくも悪くも周囲の音は聞こえがち。あえて「外音取り込み機能」を使う理由もありません。

 

 

通話マイク品質

通話マイク性能(4.5)

価格に照らして通話マイクは高性能。屋内外で問題なく使いまわせます

通話時の周囲の音のノイズカット(トーンダウン)、および声のピックアップが機能。風切り音(通話マイクに当たった風の音)もきれいに除去できてます。

ビデオ通話のためのマイクを探している人にもおすすめです。

 

 

マルチポイント・ペアリング切り替え勝手

マルチポイント
マルチペアリング対応(最大?台)
ペアリング接続先の上書き切り替え

ここらは価格相応の仕上がり。

ペアリング接続先の上書き切り替えには非対応。違うデバイスにペアリングを切り替える場合、先に現在のペアリング接続を解除する必要あり。そのあとBluetooth設定画面からイヤホン名を選択すれば当該デバイスにペアリング先が切り替わります。

 

 

バッテリー持ち・充電環境

バッテリー駆動時間イヤホン単体8時間
ケース併用で最大32時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ

バッテリー駆動時間は相場同等。昨今だとケース24時間〜30時間くらいの製品が一般的です。

ワイヤレス充電(Qi)には非対応。USB Type-Cケーブルを使った有線充電のみ対応します(ケーブルの同梱あり)。

 

 

まとめ

【Good!】よかったところ

  • イヤーピースなしイヤホンならではの軽い装着感
  • 音こもりないクリアなオーディオ
  • 屋内外で使いまわせる高性能マイク

【Bad...】気になったところ

  • イヤホンの抜け落ちリスク(紛失リスク)高め
  • 外音取り込み機能はオマケ

JBL WAVE FLEX は、イヤーピースを使わないインナーイヤー型イヤホンとして優秀。イヤホンの軽い装着感、音こもりないクリアなオーディオが特徴的です。

ただ、イヤーピースを使わないため、イヤホンの抜け落ちリスクは高め。耳のサイズ(というか形状)いかんではイヤホン装着感がユルユルになってしまい、もっぱら屋外で使う場合だとイヤホンの抜け落ち・紛失リスクがくすぶります。

イヤーピースを使わないインナーイヤー型イヤホンを探している人におすすめできる製品の一方、屋外でイヤホンを使う予定の人だとちょい注意した方がいいかもしれません。

もとよりイヤーピースありのイヤホンを探している人だと JBL WAVE BUDS(価格6,600円)の方が丁度いいかと思います。

 

 

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