マルチポイント対応のTechnics(テクニクス)がついにきた。
パナソニック「Technics」ブランドの完全ワイヤレスイヤホン。その第二弾モデルとなる「EAH-AZ40」が2021年10月より発売開始に。
新型コロナの時節柄、テレワーク・ニーズを踏まえたアップデートが施され、通話マイク性能が劇的向上。また、新たにマルチポイント機能にも対応した。
マルチポイントは2台のデバイスを同時接続できる機能。なにかしらオーディオ再生しているデバイス側に自動で音声出力先が切り替わる。
スマホ←→PC間などで都度ペアリング接続を切り替える必要がなくなる。普段からワイヤレスイヤホンを複数デバイス間で使いまわしている人だとマルチポイント対応の EAH-AZ40 の勝手のよさが理解できるはずだ。
【レビュー概略】パナソニック「Technics EAH-AZ40」
基本情報・スペックシート
基本情報
発売時期 | 2021年10月 |
市場価格 | 1.5万円 |
販売元メーカー | パナソニック(国産) |
スペックシート
ノイズキャンセリング | × |
外音取り込み(ながら聞き機能) | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
防水 | 対応(IPX4) |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7.5時間 |
ケース併用で最大25時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
評価ポイント
- マルチポイント対応、ペアリング切り替えの必要なし
- 原音重視のクリアな高音質オーディオ
- マイク性能が非常に高い、屋外なら風切り音もカット
- 「外音取り込み」(ながら聞き機能)も高性能
Technics製品とありオーディオ重視モデルかと思いきや、意外にも機能面が充実。マルチポイントに対応していたり、ビデオ通話で役立つ高性能マイクも搭載。
マルチポイントは2台のデバイスを同時接続できる機能。なにかしらオーディオ再生を開始したデバイス側に自動で音声出力先が切り替わる。都度ペアリング接続先を切り替える必要なく、日常的にスマホ・PC間などでワイヤレスイヤホンを使いまわしている人だと重宝する。
オーディオに関してもTechnicsらしい「Hi-Fiオーディオ」、原音描写を重視したクリアな音を実現。無駄な低音増強もなく、長時間のオーディオ再生でも疲れにくくてよし。
微妙だったところ(あるいは明確なデメリット)
- (価格のわりに)ノイズキャンセリング非対応
- ケースのワイヤレス充電(Qi充電)非対応
Technicsブランド税として許容できる人を除けば割高に感じるかもしれない。
価格1.5万円だと(とりあえずでも)ノイズキャンセリングを搭載してて当たり前みたいな時代だが、EAH-AZ40 は搭載せず。
製品をおすすめできる人
- マルチポイント狙いの人
- クリアな高音質オーディオを好む人
- "Technics”ブランドを評価する人
Technics製品とあり高音質オーディオ狙いの人におすすめだが、機能面を重視する人にもおすすめできるポテンシャルあり。
価格1.5万円の製品ながらマルチポイントに対応したほか、高性能マイクを搭載していたり、実用水準の外音取り込み機能(ながら聞き機能)が使える。この点を評価する人なら EAH-AZ40 を選んでも問題ない。
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▶ レビュー詳細
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パナソニック「テクニクス EAH-AZ40」の外観・デザイン
充電ケースはコンパクト、片手で握り込める大きさ
充電ケースは片手で握り込めるコンパクトサイズ。男性ズボンのポケットに入れておいても邪魔にならないサイズ感。
ケース素材は典型的なプラスチックだが、ヤスリで磨き上げたような適度なザラつき加工があるので手触り、質感はよい。
ケース蓋には「Technics」のロゴが刻印されてて、これまた格好いい。ケース素材のザラつき加工と相まり高級オーディオらしさを演出している。所有欲を刺激する仕上がりでビジュアル的な満足度は高い。
イヤホンの装着感は抜群に良い
前作モデル(EAH-AZ70W)はイヤホンサイズが大きくてフィット感が最悪、ガムを噛んでるだけでイヤホンが抜け落ちそうになる致命的な弱点があった。
一転して今作「EAH-AZ40」は非常にイヤホンのフィット感が良い。
女性や耳が小さい人でも問題なく使えるコンパクトサイズに改善されたのにくわえて、イヤホンが絶妙にクネッているので耳穴の形に沿うようにしてイヤホンを耳奥に詰め込める。
イヤーピースのサイズさえ調整すればイヤホンの抜け落ちリスクも多分に軽減。ガム噛んでても問題ない。
耳から飛び出してるイヤホン面積も少なく、マスク着脱時などマスク紐に引っかかることもない。見た目もシュッとしたビジュアルになる。
ワイヤレスイヤホンならではの耳から飛び出てるビジュアルが嫌いな人であれば、物理的にもビジュアル的にも気に入ること違いない。
パナソニック「テクニクス EAH-AZ40」の音質
音質よし、クセがなくて聞きやすい
EAH-AZ40 は、上位版モデルと同じく「アコースティックコントロールチャンバー」と呼ぶテクニクスオリジナルのイヤホン構造を採用。
力強い低音、クリアな高音を両立させたオーディオを強みとする。
いざ音楽を聞いてみると低音、中音、高音がバランスよく噛み合っていて聞き心地よい。
低音の厚みがありながらも高音の抜けはよくて音がこもらない。ボーカルもクリアなんだけどシャカシャカ、キーキーしすぎず程よく芯のあるまま残ってる。
もとより原音に忠実な、色付けしない音質を志向した製品とあり、音のバランスがピカイチ。ありのままの音を描写する。
イコライザー調整(音質カスタム)も可能
専用アプリを使えばイコライザー調整(音質調整)できる。
音のクセが少ないのが EAH-AZ40の良さなのだが、どうしても低音がほしい、ボーカルをもっとクリアにしたい、オリジナルカスタムしたいという人であれば専用アプリを活用したい。
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外音取り込み(ながら聞き機能)の実力は?
外音取り込み機能は高性能、常時ONで骨伝導イヤホン代わりに使うのも現実的
EAH-AZ40 は外音取り込み機能に対応。機能ONにするとイヤホンを装着したまま周囲の音が取り込める。イヤホンのタッチセンサーを2秒長押しで機能ON/OFFできる。
肝心の取り込み音だが、非常にクリア。イヤホンを付けていない状態が100%の音の取り込みだとして、気持ち90%くらいの音は取り込めてる。
取り込みのための”サーっ”といった機械音(ホワイトノイズ)が強く出てはいるが、オーディオ再生してる状態なら気にならないレベル。ワイヤレスイヤホンを骨伝導イヤホン代わりに運用したい人など常時機能ONで使うのも現実的。
ペアリング・マルチポイント仕様
【概略】ペアリング仕様
Google Fast Pair | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
マルチペアリング | 対応(最大10台) |
ペアリング接続先の上書き切り替え | 対応 |
新規ペアリングモードの起動方法 | ケース背面のペアリングボタンを5秒長押し |
Google Fast Pair とは?
Google Fast Pairは、Googleが提供するペアリング簡素化システム。
Android OS 6.0以上のスマホであれば、専用のポップアップ画面からワンタップで初回のペアリング設定できる。
マルチポイントとは?
マルチペアリングとは?
マルチペアリングとは、複数デバイスのペアリング設定情報が記録できる機能のこと。
1度記録してしまえば次回以降に再度セットアップする必要がなくなり、ケースふたを開くだけでデバイスと再接続できる。
昨今のワイヤレスイヤホンだとおおよそ5台〜10台のデバイスのペアリング設定情報が記録できる。
ペアリング接続先の上書き切り替えとは?
違うデバイスにペアリング接続先を切り替える場合、先に現在のペアリングを解除する必要がある。
一部メーカー品であれば現在のペアリング接続を解除せず、デバイスごとのBluetooth設定画面からイヤホン名を選択するだけでそのまま接続先が切り替えられる。
新規ペアリングモードの起動方法について
初回設定時はケースふたを開くだけで自動で新規ペアリングモードが起動する。
2回目(2台目)以降のペアリングを行う場合は新規ペアリングモードを手動で起動する必要がある。
新規ペアリングモードの起動方法
初回(デバイス1台目)であればケースふたを開くだけで新規ペアリングモードが起動する。
2回目以降のペアリングの場合、ケースから取り出してすぐの左右イヤホンのタッチセンサーを同時に7秒押しすると新規ペアリングモードが立ち上がる。
複数デバイス間のペアリング切り替え方法
ペアリング接続先の上書き切り替えに対応。
ペアリング接続先の切り替え都度、現在のペアリングを解除する必要なし。ペアリングを移したいデバイスのBluetooth設定画面からイヤホン名をタップすれば、そのままペアリング接続先が切り替わる。AirPodsはじめとした大手ワイヤレスイヤホンだと標準的な仕様だ。
マルチポイント仕様
マルチポイント接続可能台数 | 最大2台 |
音声出力していないデバイス側の着信通知 | 対応 |
マルチポイントの使い勝手は非常に優秀。
なにかしらオーディオ再生を開始するだけで当該デバイスに自動で音声出力先が切り替わる。
着信時には着信デバイスに音声出力先が切り替わり、イヤホンに着信音が通知される。そのままイヤホンのタッチセンサー操作で着信対応も可能。
マルチポイント接続可能台数
マルチポイントで同時接続できるデバイスの台数のこと。今日では最大2台が一般的。
3台〜のデバイスを同時接続できる製品は存在せず(筆者が確認した限りでは)。
音声出力していないデバイス側の着信通知
現在のオーディオ再生の有無関係なく、着信反応したデバイス側に音声出力先が切り替わり、イヤホンに着信音が通知される。
大方のマルチポイント製品で標準対応しているが、U1万円のマルチポイント製品だと、ごくまれに同仕様に対応しない製品もある。
細かな機能レビュー
バッテリー持ち・充電環境
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7.5時間 |
ケース併用で最大25時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
充電ポートはUSB Type-C。AndroidスマホユーザーであればUSB Type-Cケーブルが使いまわせる。
短時間充電機能も搭載。15分の充電でオーディオ再生90分相当のバッテリーが溜められる。
ケースのワイヤレス充電(Qi充電)には対応せず。
通話マイク仕様
通話時ノイズカット機能 | 対応 |
風切り音カット | 対応 |
EAH-AZ40 の隠れたセールスポイントたる通話マイク。
イヤホン片側3つのマイクを使ったビームフォーミング機能(ノイズカット機能)を搭載。口元の音と周囲の音を聞き分け、通話先には口元の音だけ転送される。
いざ使うと口元の音の検出精度が極めて高い。騒音のある場所で通話しててもほぼ9割方、口元の音だけを抽出して転送できる。
在宅で使えば生活音だったり、近隣住人の声だったり、マイクから離れた場所にある音を極力除去できる。在宅ワークで使うためのイヤホンマイクを探している人だと丁度いい。
操作性
ボタン種類 | タッチセンサー式ボタン |
操作コマンドの割り当て変更 | 対応 |
イヤホンの着脱検出(装着検出) | × |
イヤホン外側にタッチセンサーあり。オーディオコントロール、通話対応などひととおり操作可能。
タッチ処理は安定しているが、それゆえ触れると確実にタッチ反応してしまう。イヤホン着脱時に少し触れてしまっただけでも反応しては、いきなりオーディオ再生が始まったりする。これにストレスを感じる人もいそう。
専用アプリを使えば1回タッチ操作を機能OFFにすることができる。どうしても誤タッチが鬱陶しい人なら最初から1回タッチ操作を封じてしまうのも手だ。
音楽操作コマンド(割り当て変更可能)
左イヤホン操作 | 右イヤホン操作 | |
1回タッチ | オーディオ再生/停止 | |
2回タッチ | 音量を下げる | 次の曲へ |
3回タッチ | 音量を上げる | 前の曲へ |
2秒長押し | 音声アシスタント起動 | 外音取り込み機能ON/OFF |
専用アプリを使えば割り当て変更可能。割り当てOFF(機能OFF)にすることも可能。
通話対応コマンド(割り当て変更不可)
左イヤホン | 右イヤホン | |
1回タッチ | 着信対応 | |
2回タッチ | ミュート | 音量を下げる |
3回タッチ | -- | 音量を上げる |
2回タッチ | 着信終了、着信拒否 |
防水性能
防水性能 | IPX4(IP4) |
防塵性能 | × |
防水性能は標準的なIPX4仕様。雨や汗に耐えられる。イヤホンの水洗いには対応せず。
低遅延モード
低遅延モード | × |
遅延性能 | ー |
ゲーム以外での利用 | ー |
低遅延モード(ゲームモード)の提供なし。
追記:低遅延モードに似た「音の遅延をより抑える」機能がアップデートで追加。専用アプリから機能ON/OFF可能。
専用アプリ
専用アプリ | あり(iOS、Android) |
イコライザー調整 | 対応 |
タッチ操作コマンドの割り当て変更 | 対応 |
低遅延モード(ゲームモード)ON/OFF | ー |
イヤホンを探す | 対応 |
専用アプリ「Technics Audio Connect」の提供あり。
イコライザー調整やタッチ操作コマンドの割り当て変更など主要なカスタマイズには対応している。
「イヤホンを探す」機能にも対応。接続中のイヤホン(イヤホン・スピーカー)からサウンドを流せるほか、最後にペアリングしていたGPS場所を確認することも可能だ。
Technics Audio Connect
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iPhoneとの相性
iPhoneとの相性 | (非常によい) |
AACコーデック | 対応 |
iOS向け専用アプリ | 対応 |
iPhoneとの相性は非常によい。
iPhoneで主流のBluetoothオーディオコーデックである「AAC」に対応しており、オーディオ再生は問題なく可能。
iOS向けの専用アプリも提供あり。イコライザー調整やタッチ操作コマンドの割り当て変更などアプリ通じたイヤホン・カスタマイズがひととおり行える。
総じてiPhoneで使いたい人でも問題なし。iPhoneだからといって割を食う要素はない。
上位版モデル「EAH-AZ60」との違い
上位版モデルとして「EAH-AZ60」が同時発売された。価格は2.8万円。
「EAH-AZ40」(レビュー品)プラスアルファで以下2つの機能が追加される。
- ノイズキャンセリング(ANC)
- LDAC(ハイレゾ再生)
ノイズキャンセリング(ANC)は言わずと知れた騒音低減機能。機能ONにすれば低周波音(濁音ノイズ)を中心に周囲の騒音が低減できる。
そして、もうひとつの大きな違いがLDAC対応。
LDACはBluetoothオーディオコーデックの一つ。Androidスマホ向けの高音質オーディオコーデックとして知られる(iPhoneはLDAC非対応)。
スペックシート上の高音質であり、耳でわかる明確な音質な向上は見られないが、流行り物が好きな人だと気になるところかもしれない。
そのほか特に違いはない。マルチポイントはどちらでも利用できる。ノイズキャンセリングとLDAC、この2つに惹かれる人であれば上位版の「EAH-AZ60」を検討あれ。
EAH-AZ40とEAH-AZ60(上位版)の主な機能・性能比較
EAH-AZ40(レビュー品) | EAH-AZ60 | |
ノイズキャンセリング | × | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 | |
ハイレゾ再生(LDAC再生) | × | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) | |
防水性能 | IPX4 | |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7.5時間、ケース併用で最大25時間※ | |
市場価格 | 1.5万円前後 | 2.8万円前後 |
※EAH-AZ60はノイズキャンセリング利用時だと上記よりもバッテリー減りが早くなる
▼ テクニクス EAH-AZ60のレビュー記事を見る
パナソニック「Technics EAH-AZ60」レビュー|高音質・ノイズキャンセリング・マルチポイント揃った王道フラッグシップモデル
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パナソニック「テクニクス EAH-AZ40」の気になったところ(あるいはデメリット)
価格のわりにノイズキャンセリング機能は搭載せず
EAH-AZ40 は正味1.5万円のワイヤレスイヤホン。相場だとノイズキャンセリングを搭載してて当たり前のような価格帯の製品だが、ノイズキャンセリングは搭載せず。
もとより高級オーディオブランド「テクニクス」なのでコスパや相場水準の仕様を求めるのはナンセンスかもしれないが、あまりブランドに惹かれない人だと割高に感じそう。
どうしてもノイズキャンセリングが使いたい場合は上位版モデルの「EAH-AZ60」を検討したい。価格は2.8万円ほど。
ケースカバーが全く存在しない(Amazonなどで売ってない)
ケースの傷を防ぐケースカバーだが、EAH-AZ40 向けの製品は全くと言っていいほど存在しない。Amazonおろか、楽天、ヤフーショッピングですら商品が見つからず。おおよそ裸のまま使うことになる。
「ケースになぜケースを付けるのだい?」という人なら関係ない話だが、どうしても傷を防ぐためにケースカバーを付けたい、おしゃれなケースカバーで彩って使いたい人だと気になるところ。
ちなみに筆者が探した限りでは以下1製品のみ見つかった。どうしてもケースカバーを付けたい人はこちら検討あれ。
この記事のまとめ
パナソニック「EAH-AZ40」をレビューしてきた。
マルチポイント対応がなによりの魅力。スマホ←→PC間でワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えている人なら重宝すること違いない。いやむしろ「重宝する」。確定事項だ。
また、マルチポイントのオマケというには豪華すぎる性能・機能も捨てがたい。高音質オーディオ、高性能マイク、骨伝導イヤホン級の外音取り込み(ながら聞き機能)などいずれもワイヤレスイヤホンの中では1級品の実力。
ワイヤレスイヤホンとしての土台の部分は上位版モデル(EAH-AZ60)がベース。上位版のみで使えるノイズキャンセリングやLDACといった機能が必要ない人であれば「EAH-AZ40」を選んで問題ない。
上位版モデル「EAH-AZ60」はこちら
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