パナソニックの高級オーディオ・ブランド「Technics」(テクニクス)。
2020年より完全ワイヤレスイヤホン製品の展開開始。2024年現在、"Technics”のブランド名を持つワイヤレスイヤホンは全6機種存在します。
この記事では、Technicsワイヤレスイヤホンのうち、特におすすめの4機種をピックアップして紹介。実機でその使い勝手を解説していきます。Technicsのワイヤレスイヤホンを探している人は参考にしてみてください。
この記事の目次(タッチで移動)
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【2024年版】Technics(テクニクス)ワイヤレスイヤホン一覧
(製品名をタップすると該当項目までスクロールします)
現行モデル(かつおすすめ)
1. EAH-AZ80(価格3.7万円) | |
現行フラッグシップ。有線イヤホンのハード設計を転用したオーディオ特化モデル(Amazonで見る) | |
2. EAH-AZ40M2(価格1.5万円) | |
現行スタンダードモデル。1万円台のワイヤレスイヤホンの中では業界No.1と名高い高音質モデル(Amazonで見る) |
旧式モデル(かつおすすめ)
1. EAH-AZ60(価格2万円) | |
2021年仕様のフラッグシップモデル。値下げして販売中。2024年現在も通用する高性能ノイズキャンセリングに強み(Amazonで見る) | |
2. EAH-AZ40(価格1.2万円) | |
2021年仕様のスタンダードモデル。値下げして販売中。マルチポイントや高性能マイク搭載。音質もよし(Amazonで見る) |
参考掲載(あまりおすすめではない...)
1. EAH-AZ60M2(価格2.8万円) | |
現行ハイエンドモデルだが、いまいち立ち位置が不明な1品(Amazonで見る) | |
2. EAH-AZ70W(価格1.2万円前後) | |
2020年に登場した初代Technicsワイヤレスイヤホン。公式販売は終了もAmazonなどでちらほら販売あり(Amazonで見る) |
【抜粋】パナソニック「Technics」のおすすめワイヤレスイヤホン4選
1. Technics EAH-AZ80(価格3.5万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大3台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7時間 |
ケース併用で最大24時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)、Qi(無線) |
Technicsの現行・最上位モデルとなるのが「Technics EAH-AZ80」。
業界トップの高音質オーディオ、かつ業界トップクラスのノイズキャンセリング性能、そして業界初となるマルチポイント3台接続に対応した最強モデル。Technicsフラッグシップとして相応しい1品です。
オーディオハード設計にはTechnicsの高級イヤホン(有線イヤホン)「EAH-TZ700」の技術を転用。さながらホームスピーカーでオーディオ再生しているような音の迫力、臨場感、かつ音こもりないクリアで高精細な音が同時に楽しめます。
LDACコーデックにも対応。大方のAndroidスマホであればハイレゾ音域(24bit/96kHz)での高音質オーディオ再生が可能です。
ノイズキャンセリングは機能ONにすると明確に周囲の音がトーンダウンする実力あり。ホワイトノイズ(サーっといった機械音)も発生しておらず、オーディオ再生を止めた状態なら無音そのもの。デジタル耳栓としても活用できます。
マルチポイントは業界初となる3台接続に対応。もとより複数デバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えてる人だと勝手のよさは明らか。数日も使えば”ペアリング切り替え”なる概念を喪失します。
概してフラッグシップモデルとして文句ない完成度。価格3.5万円を出すだけの価値はあります。
2. Technics EAH-AZ40M2(価格1.5万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大3台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体5.5時間 |
ケース併用で最大18時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
Technicsの現行・通常版モデルとなるのが「Technics EAH-AZ40M2」。
1万円台のワイヤレスイヤホンの中ではNo.1の高音質モデル。中音域〜高音域にかけて音の解像度が高め。さながらハイレゾ音源を思わす、”淀みない”と表現するのが相応しいクリア・サウンドです。
最上位モデル「EAH-AZ80」に比べて音の迫力や臨場感こそ欠けるものの、音の解像度や情報量に関しては同等性能の実力あり。ただひたすらにクリアな音を堪能したい人だとオーディオ相性は抜群です。
業界初となる3台同時接続できるマルチポイント機能にも対応。ノイズキャンセリング機能も実用水準の静けさ。機能ONにすると明確に周囲の音がトーンダウンします。
バッテリー駆動時間がケース併用18時間と相場よりも短め。また、ケースのワイヤレス充電(Qi)には対応せず。ここらが数少ない欠点です。言い換えれば、ここらの欠点さえ許容できるのであれば購入してしまって問題ありません。価格1.5万円のワイヤレスイヤホンとして考えると非常にコスパよくておすすめです。
3. Technics EAH-AZ60(価格2万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7.5時間 |
ケース併用で最大25時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
Technicsの旧式フラッグシップモデル「Technics EAH-AZ60」。2021年10月に発売開始した。
2024年現在、すでに公式販売は終了しているが、Amazonなど探すと1.5万円〜2万円くらいでちらほら販売あり(もともとの販売価格は2.8万円)。
2024年現在なお下手なワイヤレスイヤホンを凌駕する高音質サウンド、そしてノイズキャンセリング性能あり。2021年モデルでは珍しくマルチポイント機能にも対応します。
TechnicsシリーズならではのHi-Fiオーディオ路線(原音重視)、クリアで力強い音の作り。音の解像度や情報量は圧倒的。LDACコーデックも使えるので特にAndroidスマホユーザーだと現役級の高音質オーディオで楽しめます。
ノイズキャンセリング機能もなんちゃって機能で終わらず、本格的な静けさ。電車やバスの走行音ですら相当に中和・低減されます。電車やバスの通勤/通学でイヤホンを使う機会が多い人だと重宝します。
4. Technics EAH-AZ40(価格1.2万円)
スペックシート抜粋
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetooth対応コーデック | SBC、AAC |
ノイズキャンセリング | ✗ |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | 対応(最大2台) |
防水性能 | IPX4 |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体7.5時間 |
ケース併用で最大25時間 | |
ケース充電方法 | USB Type-C(有線)のみ |
Technicsの旧式スタンダードモデル「Technics EAH-AZ40」。2021年10月に発売開始した。
2024年現在、すでに公式販売は終了しているが、Amazonなど探すと1.2万円くらいで販売あり(もともとの販売価格は1.5万円)。
現在なお通用する高音質オーディオあり。ハイレゾを思わす高精細・高解像度なクリアなオーディオです。iOS・Android向けの専用アプリを使えばイコライザー調整もできます。
2021年当時のワイヤレスイヤホンでは珍しくマルチポイントにも対応。最大2台のデバイスを同時接続できます。
現行モデルと異なりノイズキャンセリングやLDACこそ対応しませんが、高音質オーディオ&マルチポイント対応だけで十分の人であれば Technics EAH-AZ40 はまだまだおすすめです。
参考掲載(ほかの2製品のこと)
1. Technics EAH-AZ60M2(価格2.8万円)
2024年現在の現行モデルの一つにして、いまいち立ち位置が不明瞭な不遇の1品「Technics EAH-AZ60M2」。
現行スタンダードモデル「EAH-AZ40M2」、現行最上位モデル「EAH-AZ80」の中間モデルの位置付け。価格は2.8万円。
製品の土台の部分は現行スタンダードモデル「EAH-AZ40M2」まま。プラスアルファでケースのワイヤレス充電(Qi)に対応。バッテリー駆動時間はケース併用18時間→24時間に伸びた。
これ以外は特にめぼしい強みなし。最上位モデル「EAH-AZ80」と異なりオーディオハード設計は「EAH-AZ40M2」まま。よくも悪くも中間モデル。あえて2.8万円という微妙に高い価格で購入するモチベーションがわからない。
2. Technics EAH-AZ70W(価格1.2万円前後)
機能の対応有無 | |
ノイズキャンセリング | 対応 |
外音取り込み機能 | 対応 |
マルチポイント | ✗ |
ハイレゾ再生 | ✗ |
防水 | 対応(IPX4) |
バッテリー駆動時間 | イヤホン単体6.5時間 |
ケース併用で最大19.5時間 |
2020年に登場した「Technics」ワイヤレスイヤホンの初代モデル。
当時展開していた”Panasonic”名義のワイヤレスイヤホンと並ぶ最上位モデルの位置付け。ノイズキャンセリング対応と「Hi-Fiオーディオ」路線のクリアな音質を強みとした。価格はもともと3万円くらいだった。
2024年現在、公式販売はすでに終了。現在は第三者が販売する製品のみ購入可能。Amazonだと価格は1.2万円ほど。
この記事のまとめ
とかく高音質オーディオを求める人ならフラッグシップモデルの「EAH-AZ80」(価格3.5万円)、とりあえずでTechnicsワイヤレスイヤホンを使いたい人ならスタンダードモデルの「EAH-AZ40M2」(価格1.5万円)がおすすめ。
コスパ重視の人なら旧式モデルも検討余地あり。特に2万円で買える旧フラッグシップ「EAH-AZ60」は現役レベルの性能・機能あってコスパよし。マルチポイントやノイズキャンセリングも使えます。公式販売が終了していますが、第三者販売の在庫が残っていれば購入してみてもいいかもしれません。
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