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ワイヤレスイヤホン

Nothing Ear(3)レビュー|アルミボディ採用した格好いい系ワイヤレスイヤホンの筆頭

ガジェオタ御用達ブランドとしてすっかり馴染みの存在になった英国Nothingですけど、これまた格好いい製品を出してきましたね。

Nothingワイヤレスイヤホンの第3世代モデルとなる「Nothing Ear(3)」が登場。2025年9月に発売開始した最新モデルです。

もともとスケルトン筐体を採用した格好いい系のイヤホン&ケースでしたが、プラスαでアルミニウム素材を追加。

これもうMacBookのような削り出しアルミボデイがエロいですね。ガジェオタ好みのガジェットとして解釈一致しすぎててNothing怖いです

いろいろと機能面も追加されましたが、やはり一番はこのデザイン。デザインに惚れた人なら選んで間違いなし。

この記事では、 Nothing Ear(3)をレビュー。実機で使い勝手を見ていきます。

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Nothing Ear(3) の製品概要

スペックシート

発売時期2025年9月
直販価格24,800円
販売元メーカーNothing(英国)
Bluetoothバージョン5.4
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC、LDAC
ノイズキャンセリング対応
外音取り込み機能対応
マルチポイント対応
マルチペアリング対応(最大?台)
ペアリング接続先の上書き切り替え対応
イヤホンの着脱検出対応
防水性能IP54(イヤホン本体のみ)
バッテリー駆動時間(イヤホン単体5.5時間〜10時間
ケース併用で最大22時間〜38時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)、Qi(無線)

ノイズキャンセリングONの場合はイヤホン単体5.5時間、ケース併用22時間。OFFの場合はイヤホン単体10時間、ケース併用で最大38時間。

 

 

製品概要

Nothing Ear(3)は、2025年9月に発売開始した英国Nothingの新作ワイヤレスイヤホン。

同社のフラッグシップモデル「Nothing Ear」シリーズの第3世代モデルですね。

イヤホン・ケースともにアルミニウム素材を新採用。従来のプラスチック感あるイヤホンから一転、見た目、触り心地ともに非常に高級感あります。

ケース側面には「スーパーマイク」こと通話マイクを新搭載。公称95dbのノイズカット対応マイクとして利用できます。なお、通常どおりイヤホン本体側にもマイク搭載あり。好きな方のマイクが使えます。

定価25,800円。従来モデルから3,000円値上がりしました。アルミボディ採用によるコスト高でしょうか。

カラーリングは白と黒の2色展開。

 

 

Nothing Ear(3) の外観デザイン・使い勝手

イヤホンデザイン・装着感

イヤホン形状は前作モデルを踏襲。ステム短めのショートスティック型イヤホンです。

デザインも前作モデルをそのまま踏襲しているもののシルバー部分がアルミニウム素材に変更

従来のプラスチック感ある素材よりもツヤ感、高級感が加味された格好いい系デザインになってます。

アルミニウム採用もイヤホン重量は前作と変わらず片側5gほど

見た目の重厚感に照らして重さらしい重さはありません。

背面はスケルトン仕様。基盤が透けてます。

ショートスティック型イヤホンとあり、無難なイヤホン装着感。

イヤーピースのサイズさえ調整すれば大方の耳に合うイヤホンかと思います。

ステム短めなので耳元ですっきり収まります。マスク紐への干渉もほぼありません。

イヤーピースは4サイズ用意

 

 

イヤホン操作性

感圧ボタンの搭載あり

ステム部分に感圧ボタンの搭載あり。オーディオ操作、音量調整、通話対応など可能です。

軽く力を入れないと反応しません。イヤホン着脱時など指腹が触れてもタッチ誤反応ないので勝手いいですね。

イヤホンの着脱検出にも対応あり。イヤホン着脱と連動してオーディオが自動再生/停止します。

イヤホン本体の防塵・防水等級はIP54(前作モデルと変わらず)。生活防水レベルですね。雨や汗くらいなら問題ありません。




デフォルト仕様

左イヤホン右イヤホン
1回つまむ(ここだけ変更不可再生/停止
2回押し(選択式)次の曲に進む or 前の曲に戻る
3回つまむ(3回押し)(選択式)次の曲に進む or 前の曲に戻る
長押しカスタマイズ
2回つまんで長押しカスタマイズ

「長押し」「2回つまんで長押し」には以下の操作コマンドを左右それぞれ割り当て可能。

  • ノイズコントロール(ノイズキャンセリング、外音取り込み切り替え)
  • 音声アシスタント起動
  • 音量を上げる
  • 音量を下げる
  • マイクのON/OFF
  • 操作なし(反応OFF)

デフォルト仕様

左イヤホン右イヤホン
1回つまむ着信対応・終了
2回押し着信拒否

通話操作コマンドは割り当て変更不可。


 

 

充電ケース仕様

充電ケース・デザインは前作モデルから変わらず。上蓋が透明でイヤホンを魅せるデザインです。

内部素材はアルミニウム素材に変更。従来のプラスチック感あった、ちょい安っぽいイメージあった白デザインよりも多分に高級感あります。

さながらMacBookのような削り出しアルミボディ。質感や触り心地は前作モデルとは別物です

サイズ感は前作まま。片手で握り込めるサイズ感です(寸法は縦横5.5cm、厚み2cmほど)。

Amazonあたりを探すと1000円くらいのケースカバーがありますが、やはりアルミボディの艷やかさを堪能すべく裸で使いたいところです(→ Amazonでケースカバーを探す)。

ケース側面部には製品の代名詞たる通話マイク(スーパーマイク)あり。イヤホン接続中にケース側面の「TALK」ボタンを2回押せばマイク起動します。

TALKボタン

通話マイク

ワイヤレス充電(Qi)にも対応あり。有線充電の場合はUSB Type-Cケーブルが必要です(同梱あり)。

 

 

Nothing Ear(3) の音質レビュー

音質は低音域〜中音域を重視

低音(4.5)
中音(4.5)
高音(4)

低音域の厚み、中音域の明瞭さが絡み合ったポータブルスピーカーのような音の作りですね

低音が非常にリズミカルで”ドコドコ”鳴ってます。だけども音こもった感じにならず、ボーカルもくっきり伸びやか。

オリジナル音源ままそれとなく音のリズミカルさが加味されててテンション上がります

また、前作モデルに比べて音の歪みを減らした製品とあり(公式いわく)、音量を上げても低音域が崩れることなく音が保ててます。これもどことなくポータブルスピーカーを思わす作り。

LDACコーデックにも対応あり。Androidスマホユーザーならハイレゾ音域での高音質オーディオになります。iPhoneはLDAC非対応。

 

 

イコライザー調整に対応

iOS・Android向けの専用アプリを使ったイコライザー調整に対応あり。

以下3つがカスタムできます

  • ベースエンハンス(低音だけ強化)
  • パーソナライズされたサウンド(自動イコライザー作成)
  • イコライザー(プリセット or 任意カスタム)

通常のイコライザー作成ほかNothingワイヤレスイヤホンでおなじみの「ベースエンハンス」(低音だけ強化)の調整にも対応あり。

ソニーのEXTRA BASSのような音こもらずに低音だけ盛れるやつです。低音あるいはドラムの振動感がほしい人だとMAX5に設定するとテンション上がるのでおすすめ。

 

 

空間オーディオ対応

Nothing独自の空間オーディオ再生(3Dオーディオ再生)が利用可能。iOS・Androidに関係なく対応です

音楽、動画、ゲームまでアプリの種類に関係なく一律でオーディオ再生を立体音響化できます。

他社メーカーの空間オーディオだと音場がめちゃ広くなったり、ボーカルくっきりするのに対して、Nothingの空間オーディオはライブ演奏のリアリティを重視した感じですね。

機能ONにすると持ち前の低音サウンドが重低音に化け、なおかつライブ・エレクトロニクス感ある電子音っぽい音になります

オリジナル音源に多分にエフェクトかかってるので音質面の評価は分かれそうですが、ライブDJがノリノリでキメてるEDMサウンドが好きな人だと常時機能ONでもいいかもしれません。これはこれで完成してます。

 

 

【✗】LC3コーデック非対応

LE Audio(およびLC3コーデック)は非対応

Nothing Phone自体がLE Audioに対応していないのでNothingワイヤレスイヤホンで対応するメリットもないですが、流行りもの好きな人だと気になるところかもしれません。

 

 

Nothing Ear(3) の機能レビュー

ノイズキャンセリング【★4.5】

ノイズキャンセリング性能(4.5)
遮音強度の調整対応

ノイズキャンセリングは実用水準の性能あり

それとなく静かになる感じですね。AirPodsBOSEのような徹底した静けさはありません。

とはいえ、電車やバスの中で使えば走行音が軽減できてますし、オーディオだけがくっきりと浮かび上がってくるノイズキャンセリング体験が可能です。なんちゃってノイズキャンセリングとは一線を画します。

ホワイトノイズ(サーっと言った機械音)も発生なし。ノイズキャンセリング利用に伴う鼻や耳が詰まるような窮屈感もありません。

 

 

外音取り込み機能(ながら聴き機能)【★4】

音の取り込み性能(4)
取り込み量の調整

外音取り込み性能はごく普通

外音取り込みは、イヤホンマイクで周囲の音を集音。イヤホンを装着したままスピーカー経由で周囲の環境音が聞き取れる機能です。ながら聴きイヤホン代わりに使う人も多いです。

いざ機能ONにすると周囲の音こそ明るくなりますが、音こもった感じが残ります。喋ると自分の声もこもって聞こえます。

高周波音を中心に拾ってて、それこそキーボードのタイプ音などきれいに聞き取れるレベルですが、どうにも低周波音が残り気味、音こもり気味なのでトータルで見ると微妙な性能です。

屋外でながら聴きイヤホンとして使うとなると不安が残ります(使えるには使えますが)。ながら聴きメインの人だと他の製品を検討した方がよさそうです。

 

 

通話マイク品質【★5】

通話マイク性能 (5)
通話マイク性能(ケース側のスーパーマイク利用時)(5)

イヤホン本体側の通話マイク性能

通話マイク性能は優秀。

自分の声のピックアップ、周囲の音の除去、風切り音カット、いずれも機能してます

騒音のある場所で通話してても自分の声だけくっきりと浮かび上がります。

屋内外で通話マイクとして問題なく使えますね。在宅でのビデオ通話マイクとしては十分すぎる性能です。

ケース側のスーパーマイク性能

ケース側面にあるマイク(正式名称は"スーパーマイク")も利用可能。ケース側面の「TALK」ボタンを2回押すと「イヤホン本体←→ケース」のマイクが切り替わります。

公称マイナス95dbをノイズカット能力を謳うだけあって非常にくっきり明瞭な音になります

ただ、ケースを口元に近づけすぎると吐息が当たった甲高い音が入ってしまうし、かと言って口元から離れすぎると周囲の音も拾いがちです。気持ち口元から20cmくらいの距離感を保つ必要あり。

距離感を調整するのが正直めんどうくさい。普段使いであればイヤホン本体側マイクだけでも十分かな?と思うところはあります。

なお、Nothing Phone利用者であれば音声メモデバイスとして利用できるので評価が変わってきます。「TALK」ボタンの長押しでEssential Spaceが起動。そのまま音声メモが録音開始できます。これはこれでニーズありそうです。

 

 

マルチポイント・ペアリング切り替え勝手【★5】

全体的な勝手のよさ(5)
マルチポイント対応(最大2台)
マルチポイントとLDACの併用対応
マルチペアリング対応(最大?台)
ペアリング接続先の上書き切り替え対応
Google Fast Pair対応

ここらは非常に優秀。フルコース仕様です。

マルチポイント対応はもちろんのことマルチポイントとLDACの併用も可能です

ペアリング接続先の上書き切り替えにも対応あり。マルチポイント接続外のデバイスにペアリング接続を移す場合、Bluetooth設定画面からイヤホン名をタップするだけで切り替わります。都度、現在のペアリング接続を解除する必要はありません。

 

 

バッテリー持ち・充電環境【★4】

バッテリー性能 (4)
(イヤホン単体5.5時間〜10時間、ケース併用22時間〜38時間)
ワイヤレス充電対応(Qi)
急速充電対応(10分でオーディオ再生2.8時間分)

バッテリー持ちは相場平均的。ノイズキャンセリング常時ONでイヤホン単体5.5時間、ケース併用で22時間のスタミナです。

ノイズキャンセリング利用を前提と考えた場合だと昨今の相場平均的なバッテリー持ちではないでしょうか。

ワイヤレス充電(Qi)や有線充電時の急速充電にも対応あります。

 

 

この記事のまとめ

【Good!】Nothing Ear(3) のよかったところ

  • アルミボディ筐体が予想以上に格好いい
  • 低音しっかり・ボーカルくっきりサウンドが聴き心地よし
  • LDACとマルチポイントの併用可能
  • 安定したイヤホン装着感(見た目もすっきり)
  • Nothing Phone利用者ならケースボタン操作で音声メモが使える

【Bad...】 Nothing Ear(3)の気になったところ

  • ながら聴きイヤホンとしての活用は難しめ
  • LC3コーデック非対応

Nothing Ear(3)は格好いい系ワイヤレスイヤホンを探している人なら間違いなくおすすめ。

アルミニウム素材がやはり最高ですね。MacBookのようなアルミボディの削り出し感あって格好いいんです。

見てからに高級感ある仕上がりなので高見えしますし、自分で使うのはもちろん友人・知人へのプレゼントとしてもハズレない1品かと思います。

音質や細かな勝手も悪くないですし、価格も定価25,800円と3万円を絶妙に超えない価格帯とあって費用対効果で見てもなかなか優秀ではないでしょうか。

 

 

Nothing Ear(3) のおすすめ代替候補

Bose QuietComfort Earbuds(第2世代)(価格2.4万円)

BOSEの通常版モデル。業界トップクラスのノイズキャンセリング性能あり。ノイズキャンセリング狙いの人なら検討余地あり(レビュー記事を見る

Shokz OpenDots ONE(価格2.7万円)

ながら聴きイヤホンを探している人におすすめ。骨伝導イヤホンブランド「Shokz」が展開するイヤーカフ型イヤホン(レビュー記事を見る

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