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ワイヤレスイヤホン

Earfun Air Pro 4 レビュー|U1万円帯で最強クラスのノイズキャンセリング特化モデル

2024年10月4日

中華オーディオメーカー・EarFunから登場した新フラッグシップ「Earfun Air Pro 4」。

U1万円でノイズキャンセリング機能に対応。なおかつ、U1万円ではほぼトップとなるノイズキャンセリング性能を実現した意欲作です

2万円〜3万円する高価格ワイヤレスイヤホンのように周囲の音を遮断・遮音する徹底した静けさが堪能できます。

ノイズキャンセリングを主として使いたい人だとまず間違いなくおすすめの1品です。

この記事では Earfun Air Pro 4 をレビュー。実際の使い勝手はどうなのか、レビューしていきます。

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Earfun Air Pro 4 の製品概要

スペックシートを確認

発売時期2024年7月
直販価格9,990円(相場8,500円前後)
販売元メーカーEarFun(中国)
Bluetoothバージョン5.4
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC、aptX Lossless、aptX Adaptive、LDAC、LC3
ノイズキャンセリング対応
外音取り込み機能対応
マルチポイント対応(最大2台)
マルチペアリング対応(最大?台)
ペアリング接続先の上書き切り替え
防水性能IPX5
バッテリー駆動時間イヤホン単体11時間
ケース併用で最大52時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)、Qi(無線)

 

 

製品概要

製品概要

Earfun Air Pro 4 は、中華オーディオメーカー・EarFunのフラッグシップモデル。

機能性とコスパに全振り。ノイズキャンセリング、マルチポイント、ケースのワイヤレス充電(Qi)など網羅。バッテリー駆動時間に関してはケース併用52時間と業界トップクラスのスタミナ仕様。

また、ハイレゾ・コーデックたる「LDAC」「aptX Adaptive」「aptX Lossless」にトリプル対応する変態ぶり。

これら揃って直販9,990円、Amazonだと常時8,500円前後で購入できるコスパのよさを併せ持ちます。

カラーリングは黒1色(追記:全5色に増えました)。Amazonなどの公式品であれば購入後18ヶ月の製品保証も付きます。

 

 

Earfun Air Pro 4 の外観デザイン・使い勝手

イヤホンデザイン

レビュー

よくも悪くもAirPodsライクなイヤホン形状。安定した装着感が強みのステムデザインです。

カラーリングは黒1色で地味ですが、変に悪目立ちしないので無難に使えます(追記:全5色に増えました)。

 

 

イヤホン装着感

レビュー

イヤーピースのサイズさえ調整すれば装着感も安定。耳の形状よる装着感の当たり外れは少ないです。

イヤーピースは5サイズ同梱あり。

 

 

操作性

レビュー

イヤホン側面にタッチセンサーボタンを搭載。オーディオ操作や通話対応が可能です。

iOS・Android向けの専用アプリを使えば機能の割り当て変更も可能。タッチ反応オフ(割り当てなし)も選択できます。

イヤホンの自動装着検出にも対応。オーディオ再生中にイヤホンを外すと自動でオーディオ再生が停止。装着し直すと自動で再生が開始します。




左イヤホン操作右イヤホン操作
1回タップ音量1ダウン音量1アップ
2回タップ再生/停止
3回タップ前の曲に戻る次の曲に進む
2秒長押しノイズキャンセリングON/OFF音声アシスタント起動

すべての操作項目を変更可能。「タッチ反応オフ」(割り当てなし)も用意あり。

左イヤホン右イヤホン
2回タップ着信対応・終了
2秒長押し着信拒否

通話操作コマンドは割り当て変更不可。


 

 

充電ケース仕様

レビュー

よくも悪くもクセのないオーソドックスなプラスチックケース。

ケース蓋の"earfun"ロゴは刻印仕様。経年劣化で剥げることはありません。

ケースカバーの種類はそこそこあり。Amazonを探せば1,000円前後で買えます(→ Amazonで見てみる)。

U1万円では珍しくケースがワイヤレス充電(Qi)に対応。有線で充電する場合はUSB Type-Cケーブルが必要です。

 

 

Earfun Air Pro 4 の音質レビュー

音質はごく普通

低音(4)
中音(4)
高音(3.5)

レビュー

音質はごく普通。低音域〜高音域まで程よく収まったフラットな音

音場はそこそこ広め。高音域はシャリつかない程度にとどまっており、中華メーカーっぽいドンシャリ感はありません。

音の解像度はそこまで高くありませんが、Earfun Air Pro 4 はハイレゾ・コーデックたる「LDAC」と「aptX Adaptive」にW対応(あるいはaptX Losslessも)。ここらのコーデックで再生すれば気持ち高解像度なオーディオ再生になります。

iOS・Android向けの専用アプリを使えばイコライザー調整が可能。よく悪くも味付けが少ない音なのでカスタム前提で使いたい。

 

 

イコライザー調整にも対応

レビュー

iOS・Android向けの専用アプリ「EarFun Audio」からイコライザー調整が可能。

簡易なプリセット変更ほか、目盛り単位の細かなチューニングも用意あり。

また、「適応イコライザー」こと各々の聴覚に合わせてパーソナライズ調整したイコライザーも作成できます。

 

 

【△】LC3コーデック(LE Audio)対応

レビュー

iOS・Android向けの専用アプリ「EarFun Audio」からLE Audioモードへの切り替えが可能。

aptXやLDACコーデックは使えなくなるものの、代わりにLC3コーデックが利用できるようになります。さり気なくAuracastにも対応あり。

ただ、筆者環境だとLE Audio接続できませんでした(Google Pixel 7、Galaxy Z Flip4にて検証)。

公式の対応表明している機種がGalaxy S24やPixel 8シリーズなど一部の製品に限られており、スマホとの相性が多分にありそうです。LE Auidoを主として使いたい人だと素直に高価格帯の製品を選びたい。

 

 

Earfun Air Pro 4 の機能レビュー

ノイズキャンセリング【★5】

ノイズキャンセリング性能(5)
強度調整△(部分的に可)

レビュー

Earfun Air Pro 4 の最大のセールスポイントたるノイズキャンセリング

U1万円でトップのノイズキャンセリング性能あり。数万円する高価格ワイヤレスイヤホンと同じく周囲の音を"中和”よりかは”遮断”する、かなり強めのノイズキャンセリングが使えます。

人の話し声など高周波音は残り気味ですが、低周波音を中心に音が擦り減り、明確に静かになります。ノイズキャンセリング性能「公称-50db」もあながち嘘ではない

ノイズキャンセリングに伴うホワイトノイズ(サーッと言った機械音)も発生しておらず、オーディオ再生を停止した状態であればデジタル耳栓になります。

ノイズキャンセリングの強度調整にも対応。ノイズキャンセリングが強すぎて耳が詰まる... といった人だとこれで調整したい。ノイズキャンセリングの強度調整はiOS・Android向けの専用アプリ上で可能です。

 

 

外音取り込み機能(ながら聴き機能)【★4-】

外音取り込み性能(4-)
取り込み音の調整

レビュー

イヤホンを装着したままスピーカー経由で周囲の音が聞き取れる「外音取り込み」機能に対応。

イヤーピースによる物理的な音こもり感こそ残りますが、機能ONにすれば明確に周囲の音が0.5〜1トーンくらい明るくなります

オーディオ音量も下げた状態であれば、"ながら聴き”に近い運用も現実的です。

音の取り込みに伴うホワイトノイズ(サーッといった機械音)も発生しておらず、常時機能ONで使う場合でも気持ち悪さありません。

 

 

通話マイク品質

通話マイク性能(4)

レビュー

通話マイク性能は価格に照らして優秀。自分の声のピックアップが機能してます

風切り音はじめとした周囲の音は"ゴニョゴニョ"といった打ち消し音が残りますが、通話には問題ないレベルです。ビデオ通話のマイクとして使いたい人にもおすすめです。

 

 

マルチポイント・ペアリング切り替え勝手【★4】

全体的な勝手のよさ(4)
マルチポイント対応(最大2台)
マルチポイントとLDACの併用
マルチペアリング対応(最大?台)
ペアリング接続先の上書き切り替え
Google Fast Pair対応

レビュー

最大2台のデバイスを同時接続できるマルチポイント機能に対応

なにかしらオーディオ再生を開始したデバイス側に自動でオーディオ出力先が切り替わります。手動でオーディオ出力先を(というかペアリング接続先を)切り替える必要はありません。

なお、マルチポイントとLDACは併用できず。LDAC接続時はマルチポイントも自動で機能オフになります。

ペアリング接続先の上書き切り替えには非対応。マルチポイント接続外のデバイスにペアリングを切り替える際、先に現在のペアリング接続を解除する必要あり。そのあとBluetooth設定画面からイヤホン名を選択すれば当該デバイスにペアリングが切り替わります。

 

 

バッテリー持ち・充電環境【★5+】

バッテリー性能 (5+)
(イヤホン単体11時間、ケース併用52時間)
ワイヤレス充電対応(Qi)
急速充電対応(10分でオーディオ再生2時間分)

レビュー

バッテリー駆動時間は業界トップクラス。

昨今の相場だとケース併用24時間〜30時間前後。ケース併用52時間は紛うことなき業界トップクラス水準のスタミナです。

U1万円ワイヤレスイヤホンでは珍しくワイヤレス充電(Qi)にも対応。スマホ向けのワイヤレス充電器が使いまわせます。

なお、通常どおり有線ケーブルで充電する場合はUSB Type-Cケーブルが必要です。

 

 

まとめ

【Good!】Earfun Air Pro 4 のよかったところ

  • U1万円ではNo.1のノイズキャンセリング性能あり
  • ケース併用52時間使えるロングバッテリー搭載
  • マルチポイント対応

【Bad...】Earfun Air Pro 4 の気になったところ

  • デフォルトの音質は普通(特質なし)
  • マルチポイントとLDACは併用できず
  • "EarFun"なるブランド知名度が低い

Earfun Air Pro 4 は、音質よりも機能性を重視した、AirPodsのようなガジェット寄りのワイヤレスイヤホンを探している人におすすめ。

U1万円でトップとなるノイズキャンセリング性能あるほか、52時間使える長時間バッテリーやマルチポイントにも対応します

音質に関しては特色ありませんが、iOS・Android向けの専用アプリを使えばイコライザー調整が可能。

もとより自分好みの音にチューニングして使いたい人なら音質面もそこまでデメリットとならないはずです。

価格は直販9,990円ですが、Amazon公式店だと常時8,500円前後で購入できてお得です。実利主義の人ならチェックしたい1品です。

 

 

Earfun Air Pro 4 のおすすめ代替候補

Anker「Soundcore P40i」(価格7,990円)

LDACやaptX Adaptiveが必要ない人ならこれでも十分。価格7,990円でノイズキャンセリング、マルチポイント、ケース併用60時間バッテリーを揃えた。専用アプリを使えばイコライザー調整も可能です(レビュー記事を見る)。

オーディオテクニカ「ATH-CKS30TW」(価格7,000円)

音質重視の人におすすめ。「クリアな重低音」をコンセプトにしたオーディオ特化モデル。マルチポイントにも対応する。価格1.1万円のカスタムモデルならノイズキャンセリングも利用可能(レビュー記事を見る)。

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