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オーディオテクニカ

オーディオテクニカ「ATH-CKS30TW / ATH-CKS30TW+」レビュー

2022年11月24日

オーディオテクニカの現行スタンダードモデル・ATH-CKS30TW / ATH-CKS30TW+

オーディオテクニカの重低音ブランド「SOLID BASS」(ソリット・ベース)に属する同製品。低音の迫力と明瞭なボーカルを兼ね備えた、音こもりにくい低音サウンドが特徴的です。

2024年現在、ノイズキャンセリングに対応するカスタム版「ATH-CKS30TW+」(価格1.3万円)、ノイズキャンセリングに対応しない通常版「ATH-CKS30TW」(価格7,000円)の2種類を展開。いずれもマルチポイント機能に対応しており、トータルで見るとコスパよい製品です

この記事では、ATH-CKS30TW / ATH-CKS30TW+ をレビューしていきます。

▼ 通常版「ATH-CKS30TW」(価格7,000円)

▼ カスタム版「ATH-CKS30TW+」(価格1.3万円)

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オーディオテクニカ「ATH-CKS30TW / ATH-CKS30TW+」の製品概要

ATH-CKS30TWATH-CKS30TW+
発売時期2022年10月2024年6月
市場価格1.1万円 → 7,000円前後1.4万円前後
Bluetoothバージョン5.1
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
ノイズキャンセリング対応
外音取り込み機能 対応
マルチポイント対応(最大2台)
マルチペアリング対応(最大?台)
ペアリング接続先の上書き切り替え
防水性能対応(IP55)
バッテリー駆動時間イヤホン単体7.5時間
ケース併用で最大20時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ

ATH-CKS30TWはオーディオテクニカの現行スタンダードモデル。2022年10月に発売開始。

2024年6月にノイズキャンセリング機能に対応したカスタム版「ATH-CKS30TW+ 」を追加で発売開始した

ATH-CKS30TWATH-CKS30TW+ ともにイヤホンの土台の部分は同じ。ただ、ATH-CKS30TW+ は流行りのスケルトンカラーを追加。スケルトン好きな人だとATH-CKS30TW+ を選ぶ理由になります。

ATH-CKS30TW+ はスケルトンカラーが追加された

音質は低音〜中音重視。クリアな重低音を強みとするオーディオテクニカのオーディオブランド「SOLID BASS」を冠します。低音が強いながらもボーカルも聞き取りやすい、明瞭かつ迫力ある音質に。価格に照らして音質の満足度は高めです。

マルチポイント機能にも対応。最大2台のデバイスを同時接続できます。ノイズキャンセリングに対応しない通常版・ATH-CKS30TWなら価格7,000円でマルチポイント対応とあり、さらにコスパよし。

▼ 通常版「ATH-CKS30TW」(価格7,000円)

▼ カスタム版「ATH-CKS30TW+」(価格1.3万円)

 

 

オーディオテクニカ「ATH-CKS30TW / ATH-CKS30TW+」レビュー

音質

低音(4)
中音(4)
高音(3.5)

クリアな重低音を志向する「SOLID BASS」ブランド(オーディオテクニカの重低音ブランド)を冠する製品とあり、低音の迫力、ボーカルの明瞭さが併存

ボーカルが聞き取りやすく、音場(音の広がり)も広く、何も知らずに使うと重低音イヤホンとは気づかない。音質は十分に完成してます。純音響メーカーのオーディオらしさある完成度です。

iOS・Android向けの専用アプリを使えば簡易なイコライザー調整もできます。

 

 

ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリング性能(4)

カスタム版「ATH-CKS30TW+」のみノイズキャンセリング機能に対応

ノイズキャンセリング性能は実用水準。機械的なノイズキャンセリング性能こそ普通ですが、イヤホンの物理構造による遮音性が高めとあり、機能ONにすれば明確な静けさが得られます。耳栓がてら、とりあえずで使いたい人なら実用性は十分です。

 

 

外音取り込み機能(ながら聴き機能)

外音取り込み性能(3.5)

イヤホンを装着したままスピーカー通じて周囲の音が聞き取れる「外音取り込み機能」。

音の取り込み性能は普通(価格に照らして普通)。機能ON/OFFの違いは理解できますが、そこまで高性能とはいえず。取り込んだ音の高音域がものいっそカサカサするし、音こもった感じも残る。価格相応の仕上がりかと。

"ながら聴き”目的の人だと素直にLinkBudsAirPods ProBOSEあたりを選びたい。

 

 

通話マイク品質

通話マイク性能(4)

通話マイクは実用水準の性能あり。通話マイクから周囲の音を取り除き、口元の音だけ極力ピックアップして通話転送できます。風切り音は残り気味ですが、自宅や静かな場所で使う分には問題ない性能です。

 

 

マルチポイント・ペアリング切り替え勝手

マルチポイント対応(最大2台)
マルチペアリング対応(最大?台)
ペアリング接続先の上書き切り替え

マルチポイント機能に対応。最大2台のデバイスを同時接続。なにかしらオーディオ再生を開始したデバイス側に自動でオーディオ出力先が切り替わります。

ペアリング接続先の上書き切り替えは非対応。マルチポイント接続外の3台目〜のデバイスに接続する場合、先に現在のペアリング接続を解除する必要あり。そのあとBluetooth設定画面からイヤホン名を選択すればペアリング接続先が切り替わります。

 

 

バッテリー持ち・充電環境

バッテリー性能(3.5)
(イヤホン単体7.5時間、ケース併用で最大20時間)
ワイヤレス充電非対応

バッテリー駆動時間は相場よりも気持ち短め。昨今だとケース併用で24時間前後の製品が一般的ですが、同20時間止まり。

ケース充電はUSB Type-Cケーブルで可能。Androidスマホユーザーなら充電ケーブルが使いまわせます。ワイヤレス充電(Qi充電)には対応せず

 

 

イヤホンの装着感

イヤホンの装着感(4.5)

地味だが堅実なセールスポイントたるイヤホンの装着感。新設計のトラガスホールドデザインを採用。イヤホン側面の特徴的な凹み部分が、トラガスを挟み込むようにしてフィット。これが非常に効果的。装着感が安定します。

トラガス部分でイヤホン保持する新設計デザイン

トラガスホールドデザイン

なお、トラガス部分にピアスを付けてる人だとイヤホン装着時に干渉するので注意

 

 

まとめ

【Good!】よかったところ

  • 音質よし(低音こもらず、ボーカルくっきり)
  • マルチポイント接続に対応(最大2台)
  • 新設計のイヤホン構造のおかげで装着感よし

【Bad...】気になったところ

  • バッテリー駆動時間が短め(ケース併用で最大20時間)
  • ケースのワイヤレス充電(Qi)非対応

ATH-CKS30TW / ATH-CKS30TW+ は、全体的に粗らしい粗ない優良ワイヤレスイヤホン。バッテリー駆動時間がケース併用で20時間と相場に比べると少し短めですが、この1点を除けばほぼパーフェクトに近い仕上がり。

高音質だし、イヤホンの装着感は安定してるし、マルチポイントも使える。通常版なら価格7,000円でコスパよし。これを中華メーカーではなく国産大手のオーディオテクニカが手がけているというのに驚く。いつからこんなコスパよくなったのかと。

似たような製品はいくつかあるものの、国産ブランドでマルチポイントが使えて1万円くらいのワイヤレスイヤホンを探している人ならATH-CKS30TW / ATH-CKS30TW+ を選んで間違いありません

▼ 通常版「ATH-CKS30TW」(価格7,000円)

▼ カスタム版「ATH-CKS30TW+」(価格1.3万円)

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オーディオテクニカ「ATH-CKS30TW / ATH-CKS30TW+」のおすすめ代替候補

ソニー「WF-C700N」(価格1.4万円)

ソニーの中堅モデル。音質はオーディオテクニカと似ててボーカル重視。低音こもらず、ボーカルくっきりした音質を好む人だとオーディオ相性よし。ノイズキャンセリングやマルチポイントも使える(レビュー記事を見る)。

 

Anker「Soundcore P40i」(価格7,990円)

機能性を重視する人ならこれ。ノイズキャンセリング、マルチポイント、空間オーディオ再生などもろもろ使える。バッテリー駆動時間は60時間と業界トップクラス。専用アプリを使えばイコライザー調整も可能。

 

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