次世代のBluetooth規格「LE Audio」。
LE Audioに準拠したBluetoothオーディオコーデック「LC3」ならワイヤレス通信ながらも30msの低遅延通信が可能です。
2025年現在、特にLE Audio対応に力を入れているのが韓国サムスン。
ここ何年かのGalaxyスマホでLE Audioに標準対応。LC3コーデックも利用できます。
この記事では、中古Galaxyスマホを選ぶの前提で、LE Audioに対応するおすすめのGalaxyスマホを紹介します。
この記事の目次(タッチで移動)
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LC3コーデック(LE Audio)に対応するGalaxyスマホ一覧(2025年時点)
2025年時点でGalaxyスマホはLE Audioを標準機能として提供中。
One UI 6.1以降にアップデートした機種であればデフォルトで機能ONになってます。
ただ、すべての機種に提供されるわけではなく、おおよそGalaxy S23シリーズ以降の最新モデルに限られます。
LE Audioの対応状況はサムスン公式リリース(注釈4,5)から情報引用。
サムスン公式にAuracastの対応スマホを表記しており、事実上のLE Audio対応機種(LC3接続対応機種)と判断できます。
Auracastに関してはいずれも受信デバイスとしては機能しますが、送信側デバイスとして使える機種は一部に限られます。
【価格5万円以下】LE Audioに対応あり!おすすめの中古GalaxyスマホTOP3
1. Galaxy Z Flip4(価格4.5万円前後)
発売年次 | 2022年秋 |
OSアップグレード期間 | 2026年次まで |
中古相場(Aランク) | 4.5万円前後 |
画面サイズ | 6.7インチ |
本体重量 | 184g |
CPU | Snapdragon 8+ Gen1 |
メモリ/本体容量 | 8GB/128GB |
DSDV | 対応(nanoSIM + eSIM) |
初期OS | Android 12 |
画面サイズ | 外側1.9インチ(260×512)、内側6.7インチ(2640x1080)※有機EL |
本体サイズ | 閉じた状態:縦8.5cm、横7.2cm、厚さ1.6cm |
開いた状態:縦16.6cm、横7.2cm、厚さ0.7cm | |
本体重量 | 187g |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB ※microSD非対応 |
CPU | Snapdragon 8+ Gen1(8コア) |
カメラ | 外側①1200万画素(標準広角)、外側②1200万画素(超広角) |
内側①1000万画素 | |
充電端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電(Qi) | ○ |
イヤホンジャック | × |
指紋センサー | ○(側面) |
おサイフケータイ(felica) | ○ |
そのほか | 5G対応、防水/防塵 |
LE Audio対応Galaxyスマホの最もコスパよいハイエンドモデル「Galaxy Z Flip4」。
中古Aランクで相場4.5万円前後。Galaxy Zシリーズの中で最安となるLE Audio対応機種です。
Auracastの送信には対応しませんが(受信専用機)、現時点でAuracast狙いの人はそこまでいない... ?かと思うのでマイナス点にはならないかと。
LC3コーデック接続、および低遅延通信は問題なく可能。もとよりLC3対応ワイヤレスイヤホンを使いたいがためにLE Audio対応Galaxyスマホを探している人ならこれで十分です。
CPUは2022年後半に登場した「Snapdragon 8+ Gen1」を搭載。AnTuTuスコアで129万点クラスのハイエンド仕様です。ソシャゲをメインにやりたい人にもおすすめ。
2. Galaxy A54(価格4.5万円前後)
画面サイズ | 6.4インチ |
本体重量 | 201g |
CPU | Samsung Exynos 1380 |
メモリ/本体容量 | 6GB/128GB |
DSDV | 対応(nanoSIM + eSIM) |
OS | Android 13 |
画面サイズ | 6.4インチ(2340×1080)※有機EL |
本体サイズ | 縦15.8cm、横7.7cm、厚さ0.8cm |
本体重量 | 201g |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB ※microSD非対応 |
CPU | Exynos 1380 (8コア) |
カメラ | 外側①5000万画素(標準広角)、外側②1200万画素(超広角)、外側③500万画素(望遠) |
内側①3200万画素 | |
充電端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電(Qi) | × |
イヤホンジャック | × |
指紋センサー | ○(画面内) |
おサイフケータイ(felica) | ○ |
5G通信 | ○ |
DSDV | ○(nanoSIM + eSIM) |
防水防塵 | ○ |
Galaxyスマホのミドルレンジ「Galaxy A54」。
2023年発売モデルとあり、ミドルレンジながらもLE Audioに対応あり。LC3コーデックで接続できます。Auracastは受信専用です(送信は不可)。
CPUはサムスン独自の「Samsung Exynos 1380」を搭載。AnTuTuスコアでだいたい60万点前後。典型的なミドルレンジです。
ゲーミングギアを装着してクラウドゲームするようなガチ勢を除けば、ゲームするにも十分な性能かと思います。
OSアップグレードも4年分の提供あり。2027年次にリリースされる最新のAndroid OSまで毎年更新できます。
ただ、Galaxy Sシリーズ、Zシリーズと異なりワイヤレス充電(Qi)が非対応なので注意。
3. Galaxy A36(新品価格50,490円)
発売年次 | 2025年夏 |
OSアップグレード期間 | 2031年次まで |
中古相場 | ? |
画面サイズ | 6.7インチ |
本体重量 | 195g |
CPU | Snapdragon 6 Gen 3 |
メモリ/本体容量 | 6GB/128GB |
DSDV | 対応(nanoSIM+eSIM) |
初期OS | Android 15 |
画面サイズ | 6.7インチ(1080×2340)※有機EL |
本体サイズ | 縦16.3cm、横7.8cm、厚さ0.8cm |
本体重量 | 195g |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB ※microSD非対応 |
CPU | Snapdragon 6 Gen 3(8コア) |
カメラ | 外側①5000万画素(標準広角)、外側②800万画素(超広角)、外側③500万画素(マクロ) |
内側①1200万画素 | |
充電端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電(Qi) | ✗ |
イヤホンジャック | ✗ |
指紋認証 | ○ |
おサイフケータイ(felica) | ○ |
5G通信 | ○ |
DSDV | ○(nanoSIM + eSIM) |
防水防塵 | ○ |
2025年6月に発売開始したばかりの最新ミドルレンジモデル「Galaxy A36」。
新品価格で50,490円(税込)で購入できるコスパ仕様。中古はまだ出回っておらず、中古相場は不明です。
LE Audioに対応あり。LC3コーデックで接続できます。Auracastは受信専用です(送信は不可)。
CPUはSnapdragon 6 Gen 3を搭載。AnTuTuスコアでは60万点台とミドルレンジ。型番こそA30台ですが、先に紹介したGalaxy A54同等レベルの性能あります。
ワイヤレス充電(Qi)非対応なのが数少ないマイナスポイントですが、物自体は非常に優秀。
OSアップデートは6世代保証あり。2031年次リリースのAndroid OSまでアップグレードできます。できるだけ長く使えるGalaxyスマホを探している人だとなおよし。
【価格5万円以上】LE Audioに対応あり!おすすめの中古Galaxyスマホ+1
1. Galaxy S24 FE(価格7万円前後)
発売年次 | 2025年冬 |
OSアップグレード期間 | 2031年次まで |
中古相場(Aランク) | 7万円前後 |
画面サイズ | 6.7インチ |
本体重量 | 213g |
CPU | Galaxy Exynos 2400e |
メモリ/本体容量 | 8GB/128GB |
DSDV | 対応(nanoSIM+eSIM) |
初期OS | Android 15 |
画面サイズ | 6.7インチ(2340×1080)※有機EL |
本体サイズ | 縦16.2cm、横7.7cm、厚さ0.8cm |
本体重量 | 213g |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB ※microSD非対応 |
CPU | Galaxy Exynos 2400e(10コア) |
カメラ | 外側①5000万画素(標準広角)、外側②1200万画素(超広角)、外側③800万画素(望遠) |
内側①1000万画素 | |
充電端子 | USB Type-C |
ワイヤレス充電(Qi) | ○ |
イヤホンジャック | × |
指紋認証 | ○ |
おサイフケータイ(felica) | ○ |
5G通信 | ○ |
DSDV | ○(nanoSIM + eSIM) |
防水防塵 | ○ |
Galaxy Sシリーズの中でLE Audioに対応する製品を探しているならこれ。2025年2月に登場した「Galaxy S24 FE」。
新品で定価79,800円。中古Aランクだと7万円前後で買える非常にコスパよい最新モデルです。
2024年次フラッグシップモデル「Galaxy S24」をベースにした廉価版の位置付け。
いくらかコストカットされますが、LE Audioには対応あり。LC3コーデックで通信できます。Auracastは送信・受信ともに対応します。
CPUがサムスン自社開発のExynosに変更もAnTuTuスコアで170万点台を叩き出しており、名実ともにハイエンドスマホそのものです。
OSの7年アップグレードにも対応。2031年にリリースされる最新Android OSまで毎年アップグレードできます。
ちなみに、ひと世代前のGalaxy S23 FEもLE Audioに対応しますが、中古相場だとS24 FEとほぼ変わらない割高仕様。"FE"シリーズ狙いであればGalaxy S24 FEの方がコスパいいかと思います。
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