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ワイヤレスイヤホン

パナソニック「Technics EAH-AZ60M2」レビューチェック【実際の評判・口コミを見る】

2023年11月1日

タグ:Technicsのワイヤレスイヤホン

老舗オーディオブランド「Technics」から登場した新作モデル「EAH-AZ60M2」。

前作モデルで初代モデル「EAH-AZ60」の改良版の位置づけ。3台同時接続できるマルチポイント機能に対応したり、ケースのワイヤレス充電(Qi)に対応したりと地味だが堅実にアップグレードされた。

一方では、高音質に特化した最上位モデル「EAH-AZ80」が同時発売され、いまいち製品ポジショニングが不明瞭だったりする。

この記事では「EAH-AZ60M2」の製品仕様やレビューをチェック。どういった人が「EAH-AZ60M2」を購入すべきなのかまとめていく。

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【概略】パナソニック「Technics EAH-AZ60M2」

基本情報・スペックシート

基本情報

発売時期2023年6月
市場価格2.8万円
販売元メーカーパナソニック(国産)

スペックシート

Bluetoothバージョン5.3
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC、LDAC
ノイズキャンセリング対応
外音取り込み機能対応
マルチポイント対応(最大3台)
防水性能IPX4
バッテリー駆動時間イヤホン単体7時間
ケース併用で最大24時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)、Qi(無線)
専用アプリあり(iOS、Android)

バッテリー駆動時間はノイズキャンセリング常時ONの場合の時間

カラーリングは2色展開。

 

 

パナソニック「Technics EAH-AZ60M2」とは

パナソニック「EAH-AZ60M2」は、2023年6月に発売開始したパナソニックの完全ワイヤレスイヤホン。

"Technics”ブランドを冠したハイエンドモデルの位置づけ。上位版モデルに「EAH-AZ80」、下位版モデルに「EAH-AZ40M2」あり。

2021年に登場した前作モデルで初代モデル「EAH-AZ60」の改良版。前作モデルから全体的な性能・機能は変わらず。プラスアルファで以下のような点が追加された。

  • マルチポイントの3台同時接続に対応
  • ケースがワイヤレス充電(Qi)に対応
  • イヤホン装着センサーを搭載(イヤホン着脱で自動でオーディオ再生/停止)

特に注目すべきがマルチポイント機能。完全ワイヤレスイヤホン業界で史上初となる3台同時接続に対応した。

都度オーディオ出力先を切り替える必要なく、なにかしらオーディオ再生を開始するだけで当該デバイスに自動でオーディオ出力先が切り替わる。

スマホ、PC、スマートウォッチなど3台〜のデバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわそうと考えている人だと重宝すること違いない。

 

 

パナソニック「Technics EAH-AZ60M2」レビューチェック

肯定的な主たるレビュー

  • 全体的な音のバランスがいい。低音は締まりあり。中音・高音がきめ細かい。音の情報量が多く、音を聞く満足度が高い。
  • マルチポイントの3台接続を使うために買った。むしろこれ(マルチポイント3台接続)が購入する目的。
  • 価格3万円を切るワイヤレスイヤホンでこの機能性と音質はコスパよい。特に音質は2万円台でトップクラス。

音質に対する評価、マルチポイント3台接続に対する評価が目立っている印象

Technicsワイヤレスイヤホンは「Hi-Fiオーディオ」路線のクリアな音質が特徴。前作モデル「EAH-AZ60」も音の粒が細かな、さながらハイレゾを思わす高音質オーディオだった。

マルチポイント3台接続は「EAH-AZ60M2」の一番のセールスポイントと言っても過言ではない。もとより複数デバイス間でワイヤレスイヤホンを使いまわす予定の人ならその勝手のよさは明らかだ。

 

 

否定的な主たるレビュー

  • 「AZ80」との差別化ポイントが薄い。価格差もたかが知れてて、あえて「AZ60」の焼き増し感ある「AZ60M2」を買う理由がない。
  • ノイズキャンセリング性能は高性能だが、他社同等レベル製品に比べると弱い。同等価格帯でノイズキャンセリング狙いなら「Bose QuietComfort Earbuds II」の方が優秀。
  • 左イヤホンからジリジリしたノイズが鳴る。メーカーに問い合わせたら不具合だった。

物自体は悪くはないが、他の製品と比べると物足りなさを感じる意見が多め

3.7万円出せば高音質に特化した最上位モデル「EAH-AZ80」が買えるし、3万円出せば業界トップのノイズキャンセリング性能を持つBOSE「QuietComfort Earbuds II」が買える。iPhoneユーザーなら3.5万円の「AirPods Pro」も選択肢に入ってくる。

2.8万円で全部揃った「EAH-AZ60M2」は幕の内弁当ならではの良さがあるが、何か1つ尖った機能や性能がほしい人だと魅力に欠けるかも知れない。

 

 

まとめ

所々レビューを参考にすると、2.8万円のワイヤレスイヤホンとしては業界トップクラスの製品だが、競合と比較して何が尖った機能や性能がほしい人だと購入に踏み切るための1手が足りない印象

しいて挙げるならば、Technicsの「Hi-Fiオーディオ」路線のクリアな音を好む人、3台接続できるマルチポイント機能を使いたい人、ここらに該当する人が購入したい。

なお、前作モデル「EAH-AZ60」も2万円前後に値下げして公式販売が継続中。コスパを重視する人だと検討余地あり。これでもマルチポイントで2台接続可能。Technicsの「Hi-Fiオーディオ」路線のクリアな音質も健在だ。

Technics最上位モデル「EAH-AZ80」は3.7万円で購入可能。

基本的なイヤホン設計は「EAH-AZ60M2」と変わらないが、プラスアルファでTechnicsの高級イヤホン(有線イヤホン)「EAH-TZ700」の技術を転用した高音質特化モデルとして展開される。

 

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