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AirPods・Beats

Beats Solo Buds レビュー|価格1.2万円で買えるBeatsサウンドの入門機

2024年6月29日

2024年仕様のBeatsの新作エントリーモデル「Beats Solo Buds」。

Beatsは上位版モデルにBeats Fit Pro、通常版モデルにBeats Studio Budsを展開。Beats Solo Budsはこれよりも下位モデルの位置づけです。

価格1.2万円とBeatsワイヤレスイヤホンの中で最安ながら、Beatsらしいバックミュージックが映える低音サウンドは健在。Beatsサウンドの入門機という意味で丁度いい価格帯の製品です。

この記事では Beats Solo Buds を実機レビューしていきます。

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Beats Solo Buds の製品概要

発売時期2024年6月
公式価格12,800円
販売元メーカーApple(米国)
Bluetoothバージョン5.3
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
ノイズキャンセリング
外音取り込み機能
マルチポイント
マルチペアリング対応(最大?台)
ペアリング接続先の上書き切り替え対応
防水性能
バッテリー駆動時間イヤホン単体18時間
ケース充電方法USB Type-C(有線)のみ

Beats Solo Budsは、2024年6月に販売開始したBeatsの新エントリーモデル。

価格は1.2万円。ノイズキャンセリングやマルチポイントといった最新機能は省いてコストカット。あくまで音質に特化、バックミュージックが映えるBeatsの低音サウンドを堪能することに特化したエントリーモデルです

完全ワイヤレスイヤホンでは珍しくイヤホン本体側のみにバッテリー搭載。ケース側には予備バッテリーなし。フル充電すれば18時間使いまわせる。充電し忘れがちな充電ズボラの人からすれば、1回の充電で18時間使えるワイヤレスイヤホンは意外と勝手いいかもしれない。

スマホからの逆充電にも対応。USB Type-Cケーブルでスマホとイヤホンをつなげばスマホのバッテリーを分け与える形でバッテリーチャージできます。なお、イヤホン本体への充電にはケースを使う必要があります。

赤色モデルに限り、ケースが透明仕様(トランスペアレント仕様)に特別カスタム。スケルトンカラーが好きな人だと赤色モデルを選びたい。

 

 

Beats Solo Buds レビュー

音質

低音(4)
中音(3)
高音(4)

低音イヤホンよりかはBeatsイヤホン。ビィービーなる低音、シャンシャン明るい高音あり。instrumental(インストゥルメンタル)やカフェ系BGMなどボーカル抜きの楽曲だと特に音が映える

ボーカル描写は微妙。よくも悪くもバックミュージックが映えすぎててボーカルが埋もれてるのは否めない。いざボーカル込みの楽曲だったり、YouTuberの配信動画を見る場合だと音こもった感じがあって不満を感じる人もいそうだ。

YOASOBIでたとえるなら、ikuraのボーカルよりもAyaseの楽曲サンプリングに心惹かれる人だとBeats Solo Budsがおすすめ。逆にボーカルをしっかり聞きたい人だと上位版のBeats Studio Buds+、あるいはソニーパナソニックあたりの他社メーカー品を選びたい。

 

 

通話マイク品質

通話マイク性能(4.5)

通話マイクは高性能。自分の声のノイズ除去、周囲の音のノイズ除去ともに機能してる。風切り音が少しばかり目立つが、出先で強風オールバック状態で通話するような状況でもなければ問題ないかと思う。

 

 

マルチポイント・ペアリング切り替え勝手

マルチポイント
マルチペアリング対応(最大?台)
ペアリング接続先の上書き切り替え対応

Beats Solo Buds はBeats製品だが(Apple製品だが)、Appleデバイス間のマルチポイント接続には対応せず。同Apple版マルチポイントに対応するのはBeats Fit Proのみ。

ペアリング接続先の上書き切り替えには対応。ペアリング接続先の切り替え都度、現在のペアリング接続を解除したり、イヤホンの電源を落とす必要なし。Bluetooth設定画面からイヤホン名を選択するだけでそのまま切り替わる。

 

 

バッテリー持ち・充電環境

バッテリー性能(3.5)
(イヤホン単体18時間)
ワイヤレス充電非対応

完全ワイヤレスイヤホンでは珍しくイヤホン本体側のみにバッテリー搭載。ケース側には予備バッテリーなし。フル充電すれば18時間使いまわせる。

他社ワイヤレスイヤホンだとイヤホン単体6時間前後、ケース併用で30時間前後のバッテリー持ちが一般的。これに比べるとBeats Solo Budsのバッテリー持ちを地味に感じるかもしれない。ただ、充電し忘れがちな充電ズボラの人からすれば、1回の充電で18時間使えるワイヤレスイヤホンは意外と勝手いいかもしれない

イヤホン本体への充電にはケースを使う必要あり。ケース背面のUSB Type-Cポート通じてイヤホン本体側に充電する。スマホからの逆充電にも対応するので(充電ケーブルさえあれば)外出時でも安心。

iPhone・Androidスマホともに逆充電できます

 

 

イヤホンの装着感

イヤホンの装着感(4.5)

丸くて小さなイヤホンとあり、イヤホンの装着感は安定してる。イヤーチップのサイズを調整すれば大方の耳に合う理想的なイヤホン形状かと思う。イヤーチップは4サイズ分が付属する。

耳から飛び出てる面積も少なく、耳元ですっきり収まる。マスクの着脱時にイヤホンがマスク紐にひっかかる心配もなし。

 

 

【注意点】空間オーディオは利用不可

Apple版空間オーディオ(ステレオを空間化)非対応
空間オーディオ楽曲への最適化なし

AppleがAirPods向けに提供するiPhone・iPad専用の空間オーディオ(ステレオを空間化)には非対応

Beats Solo BudsはApple自社製チップを搭載しておらず、空間オーディオ再生に変更できない。BeatsワイヤレスイヤホンでApple版空間オーディオに対応するのはBeats Fit Proだけだ。

Appleが提供するiPhone・iPad向けの空間オーディオには非対応

なお、BeatsはApple Musicで提供される空間オーディオ楽曲(ドルビーアトモス楽曲)の再生に最適化処理したワイヤレスイヤホンのことを「空間オーディオ対応」とも宣伝しているが、Beats Solo Budsは同様の最適化も行われていない。同最適化が行われているのはBeats Studio Buds+だけ。

 

 

まとめ

【Good!】よかったところ

  • バックミュージックが映える音質
  • イヤホン単体で18時間のバッテリー駆動が可能
  • 軽量コンパクトなイヤホンとあり装着感よし

【Bad...】気になったところ

  • ボーカル音声が聞きづらい
  • ノイズキャンセリングや空間オーディオには対応せず

Beats Solo BudsはBeatsワイヤレスイヤホンの中で入門モデルの位置付けだが、奇しくも上位版モデルよりも人を選ぶ製品なのは否めない。

Beatsらしいバックミュージックが映える音質なのでinstrumental(インストゥルメンタル)やカフェ・ミュージックなどボーカル抜きの楽曲をよく聞く人だと相性よさげ

一方でボーカル描写は微妙だし、ノイズキャンセリングや空間オーディオに対応しないなど機能面も微妙。もとよりボーカル重視なら通常版モデルのBeats Studio Buds+、機能面を重視するなら最上位モデルのBeats Fit Proを選びたい。

Beats Solo Budsはコスパ重視でBeatsサウンド(バックミュージック重視)を堪能したい人が選びたい。

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Beats Solo Budsのおすすめ代替候補

ソニー「WF-C700N」(価格1.4万円)

オーディオ・コンセプト的にBeatsと対極にあるソニー。音質はボーカル重視。低音こもらず、ボーカルくっきりした音質を好む人だとオーディオ相性よし。ノイズキャンセリングやマルチポイントにも対応する(レビュー記事を見る)。

 

Anker「Soundcore P40i」(価格7,990円)

機能性を重視する人ならこれ。ノイズキャンセリング、マルチポイント、空間オーディオ再生などもろもろ使える。バッテリー駆動時間は60時間と業界トップクラス。専用アプリを使えばイコライザー調整も可能。

 

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