Google純正スマートウォッチ「Pixel Watch」。Apple Watch以外では数少ないSuica対応スマートウォッチとして展開される。
ただ、Apple Watchに比べると多分に機能制限あり。なかなか普通のモバイルSuicaの感覚で使えなかったりする。
この記事では、Pixel Watch版Suicaの仕様を解説。Pixel Watch版Suicaでできること・できないことをまとめていく。
この記事の目次(タッチで移動)
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【✗】Pixel WatchのSuicaでできないこと
先に書いておくと、以下のSuica機能はPixel WatchのSuicaでは使えない(2023年11月時点)。
- Suica定期券
- Suicaグリーン券
- おトクなきっぷ
- JRE POINTの残高ポイントチャージ
Suica定期券は使えない
現状スマートウォッチでSuica定期券が使えるのはApple Watchシリーズだけ。
Pixel Watchでの解禁見通しは立っていない。
Suicaグリーン券、おトクなきっぷも使えない
ここらもApple Watchシリーズを除くスマートウォッチだと利用不可。
ビューカード使った残高チャージでの1.5%還元が受けられない(オートチャージで回避可)
Pixel WatchのSuica残高チャージは専用アプリ「Google Pixel Watch」上から行う。
「モバイルSuica」アプリ上からのチャージとは別物になるため、ビューカードを使ってチャージしようとも還元率1.5%にはならない。0.5%ままだ。
ただ、オートチャージ設定することで「モバイルSuica」アプリ経由の入金と判断され、還元率1.5%が適用される裏技(現在は公式技)あり。
Pixel WatchのSuicaでオートチャージ設定する方法
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JRE POINTのポイントチャージも不可
JRE POINTは1ポイント=1円分でSuicaに残高チャージできるが、Pixel WatchのSuicaは同チャージに対応せず。
なお、JRE POINTへのSuica登録自体は可能。Pixel WatchでもSuicaID番号が発行される。鉄道乗車や買い物でPixel WatchのSuicaを使った場合でもポイント付与される。
【◯】Pixel WatchのSuicaでできること
Suicaの基本機能はもろもろ使える
駅の券売機で発券できる無記名Suica同等の機能はそのまま使える。
チャージ、決済、SuicaID番号使ったJR各種サービスとの紐づけなど可能だ。
クレジットカードを使った残高チャージ可能
Pixel WatchのSuica残高チャージは専用アプリ「Google Pixel Watch」上から行う。
「Google Pay」アプリに登録したクレジットカードを使ったチャージが可能だ。
なお、「モバイルSuica」アプリからの入金チャージとは異なるため、ビューカードで入金した場合でも1.5%還元は適用されない。
【追加】オートチャージできるように
かねてよりあった裏技だが、2023年11月時点でGoogle公式ヘルプで紹介される公式技に昇華。
「モバイルSuica」アプリでオートチャージ設定したSuicaをPixel Watchに移行すれば、Pixel Watch上でもそのままオートチャージが機能する。
詳しい設定方法は以下記事で解説している。
Pixel WatchのSuicaでオートチャージ設定する方法
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JRE POINTとの連携可能(ポイント残高チャージのみ非対応)
Pixel Watch向けのSuicaにもSuicaID番号が発行される。
同番号をJRE POINTに登録すれば、鉄道乗車や買い物でPixel WatchのSuicaを使った場合でもポイント付与される。
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