2025年9月に配信が始まった最新版「iOS 26」。
ロック壁紙の3D化だったり、ホーム画面アイコンのリキッドグラス化(半透明化)のようなデザイン面のリニュアルもちろん、迷惑電話対策やバッテリー自動節約機能など地味に便利な機能も追加されました。
この記事では、iOS 26で使う機会が多いと思われる、おすすめの新機能だけ抜粋して紹介します。
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ロック画面関連
壁紙を3D化する
iOS 26の目玉機能。ロック壁紙の3D化(空間シーンモード)。
視差効果を使って平面の壁紙を3D化。壁紙の中から浮き出てくるようなエフェクトが追加できます。
設定方法は簡単。
通常どおり壁紙を設定して、画面右下にある「六角形のマーク」をタップするだけです。
なお、低電力モード状態だと3D壁紙が機能しないので注意。
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時計を伸ばす
伸びますね。
ロック画面で時刻をパパっと確認する機会が多い人だと視認性の観点から重宝するかもしれません。
バッテリー満充電までの残り時間が表示されるように
充電を開始すると画面最上部に80%充電、100%充電(満充電)までの残り時間が表示されます。
ホーム画面関連
アプリアイコンを半透明化する
iOS 26の目玉機能「リキッドグラス」(Liquid Glass)」。
アイコン・ウィジェットともに半透明仕様に一律で変更できます。
背景を程よく透過させたい人だと味があって良いです。
黒い背景画像と合わせると艶ある黒色に染められるのでミニマル・デザイン好きな人だと重宝しますね。
設定方法
- ホーム画面の空きスペースを長押し
- 画面左上「編集」をタップ
- 「カスタマイズ」を選択
- 「クリア」「色合い調整」のいずれかを選ぶ
「色合い調整」の場合、アイコンをクリアにしつつ色合いを好きな色に変更できます。
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迷惑電話対策
知らない電話番号からの着信を消音化する
「連絡先」アプリに登録していない電話番号からの着信対応を細かく調整可能。
完全に消音化(完全に無視)できるほか、先に機械通話で対応して通話の理由を尋ねる仕様にも変更できます。
機械通話の場合は内容がリアルタイムで文字起こしされるため、事前に通話主や通話目的を確認してから受話対応を決められます。
いずれも詐欺電話や営業電話対策としては理想的すぎる新機能です。
設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 最下部にある「アプリ」を選択
- 「電話」アプリを選びます
- 「不明な発信者をスクリーニング」にチェックを入れます
知らない電話番号を完全に無視したい場合は「消音」、とりあえずで通話主を確認したい人だと「通話の理由を尋ねる」を選ぶのがよし。
知らない電話番号からの着信履歴を「不明な発信者」リストに分ける
「連絡先」アプリに登録していない電話番号からの着信履歴を「不明な発信者」リストに自動で振り分けます。
迷惑電話履歴で着信履歴が埋まってしまうのを回避するための機能ですね。
iOS 26で地味に一番便利な機能ではないでしょうか。
設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 最下部にある「アプリ」を選択
- 「電話」アプリを選びます
- 「不明な発信者」をONにします
AIサービス関連(Apple Intelligence関連)
※以下すべてApple Intelligence対応モデルでのみ利用可能(対応モデル:iPhone 17シリーズ、16シリーズ、15 Pro/15 Pro Max)
ライブ翻訳

出典:Apple
「通話」「メッセージ」「FaceTime」アプリで自動翻訳が利用できるように。
ただ、現時点で日本語対応は「メッセージ」アプリのみ。
日本語、英語、韓国語、中国語あたりの言語間でメッセージを自動で翻訳してやり取りできます。
スクリーンショット機能の強化
スクショするだけで画像検索したり、なぞって検索したり、ChatGPT投稿できるようになりました。
なお、iOS 18までの従来仕様にも戻せます。
スクショ都度プレビュー画面が出るのが鬱陶しい人だと従来仕様の方が勝手いいかもしれません...
※従来仕様に戻す方法
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」を選択
- 「画面の取り込み」を選択
- 「フルスクリーンプレビュー」をOFFにします
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ロック画面の通知を要約する
ロック画面に表示される通知内容を生成AIのノリで要約して表示する新機能。
現在β版なのですべてのアプリが要約に対応しませんが、もっぱらメール系アプリなら要約対象です。
設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 「通知」を選択
- 「通知を要約」を選択
- 「通知を要約」をONにします
ロック画面の通知履歴を重要順に変更する
ロック画面の通知履歴を時系列順ではなく「重要と思われる順」に変更します。
AI判断による「各々のユーザーのiPhoneの使い方に照らして重要と思われる順番」です。
とはいえ、優先順位を付ける対象アプリをあらかじめ絞っておけば、特定アプリの通知だけを一番上に常時表示できますね。
履歴に埋もれさせたくないアプリ通知あれば活用機会ありそうです。
設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 「通知」を選択
- 「通知の優先順位付け」を選択
- 「通知の優先順位付け」をONにします
適応型電力制御(バッテリー持ち自動調整機能)
自動でバッテリー調整してバッテリー節約できる新機能。
バッテリー消費が激しいときに明るさを調整してバッテリー消費を抑えたり、バッテリー残量が20%以下になったら低電力モードを起動させるなど、とにかくバッテリー持ちに特化した制御を自動で行います。
知らずにiPhoneがバッテリー切れを起こしがちな人だと重宝しそうです。
設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 「バッテリー」を選択
- 「電力モード」を選択
- 「適応型電力制御」をONにします
「適応型電力制御の通知」もONにしておけば、適応型電力制御が行われたタイミングでその旨が通知されます。
Apple Intelligence関連のショートカット操作コマンド追加
iOSショートカットに「Apple Inteligence」関連の操作コマンドがついに登場。
ショートカット経由でAI要約したり、画像のAI生成を指定できるのでいろいろと活躍しそうです。
そのほか誰か使うかもしれない新機能
AutoMix
Apple純正「ミュージック」アプリ向けの新機能。
現在の曲の終わり部分を、次の曲の冒頭部分とシームレスにつなげて再生を継続する機能です。
クラブのDJのごとく滑らかに曲がつながります。
Spotifyが最近導入した「Mix」機能の元ネタ機能ですね。
設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 最下部にある「アプリ」を選択
- 「ミュージック」アプリを選びます
- 「曲のトランジション」を選択
- 「曲のトランジション」をONにします
- 「AutoMix」「クロスフェード」のいずれかを指定します
「AutoMix」はApple Music加入者のみ指定可能。未加入者だと簡易版の「クロスフェード」しか選べません。
プレビュー」アプリ
MacBookユーザーにおなじみの「プレビュー」アプリが何をいまさらiPhoneに登場。
これまで「ファイル」アプリで補っていたPDFの閲覧・編集・電子署名など「プレビュー」アプリだけで完結します。
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