Galaxy Z Fold2はじめ、今年も数多くの話題のスマホを発表した韓国サムスン。
2020年度モデルもおおよそ出揃い、そろそろ新しい1台を購入しようかと考えている人も多いのではないだろうか。
以下そうした方に向けて2020年に日本国内で発売されたGalaxyスマホに限り一挙ラインナップしている。キャリアで契約するにしても中古で購入するにしても良き1台を見つけるための参考にされたい。
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Galaxyスマホ2020年モデルをラインナップ&クイックレビュー
2020年に日本国内で発表されたGalaxyスマホは計10種類。
過去最多だった2019年の7種類からさらに積み上げた。時節柄、10機種のうち7機種が5G対応モデルになっている。以下シリーズごとにまとめて紹介していく。
※掲載しているキャリア設定価格は各種割引を適用する前の基本価格
Galaxy Sシリーズ(フラッグシップモデル)
Galaxy S20 5G
【クイックレビュー】
今年度のGalaxyフラッグシップモデル。5Gに初対応。前作Galaxy S10のサイズ感を維持しており、画面サイズ6.2インチ、本体重量163gと昨今のスマホにしてはコンパクトにまとめた。
発売日 | 2020年3月 |
キャリア設定価格 | 10万円前後(ドコモ、au) |
Galaxy S20+ 5G
【クイックレビュー】
Galaxy S20の上位版。5G通信の上位規格たる「ミリ波」に対応している。基本スペックはS20と変わらず。画面サイズは6.7インチ、本体重量186gとS20よりも大きめ、重めに。
発売日 | 2020年6月 |
キャリア設定価格 | 12万円前後(ドコモ、au) |
Galaxy S20 Ultra 5G
【クイックレビュー】
Galaxy S20シリーズの最上位モデル。1億画素カメラ(レンズ)を搭載、Galaxyスマホ史上初となる100倍デジタルズームに対応した。au専売で端末価格16.5万円ほど。おサイフケータイには非対応。
発売日 | 2020年7月 |
キャリア設定価格 | 16.5万円前後(au) |
ピックアップ「Galaxy S20」
今年度のフラッグシップモデル「Galaxy S20」。5G対応、120Hzディスプレイ対応、30倍デジタルズーム対応など基礎スペックをしっかりと積み上げた。
その上で前作Galaxy S10と変わらない片手操作が可能な本体サイズを維持している。本体重量も昨今のスマホにしては軽量の163gしかないので、小さめ軽めのスマホを探している人に丁度よい。
Galaxy Noteシリーズ
Galaxy Note20 Ultra 5G
【クイックレビュー】
Galaxy Noteシリーズ最新作。5Gに対応したほか、1億画素レンズを搭載するなどカメラまわりが強化された。筐体カラーで初採用となるミスティック・ブロンズ色に熱視線。
発売日 | 2020年11月 |
キャリア設定価格 | 16万円前後(ドコモ、au) |
ピックアップ「Galaxy Note20 Ultra 5G」
秋の恒例となったGalaxy Noteシリーズ。
今年度モデル「Galaxy Note20 Ultra 5G」は、スペック以上に初採用となったミスティック・ブロンズ・カラーがGalaxy史上稀に見る美しさで目を奪われる。ぱっと見で派手色のようだが、実物は思いのほか重厚で落ち着いた色合いなので、スーツだったり、秋冬の暗めファッションの差し色として映えること間違いなしだ。
Galaxy Zシリーズ(折りたたみモデル)
Galaxy Z Flip
【クイックレビュー】
ガラケータイプの2つ折りスマホ。折りたたんだ状態なら縦9cm、横7cmのコンパクトサイズになる。au専売、おサイフケータイには対応せず。
発売日 | 2020年2月 |
キャリア設定価格 | 18万円前後(au) |
Galaxy Z Flip 5G
【クイックレビュー】
Galaxy Z Flipの5G対応版。基本的なサイズ、スペックはGalaxy Z Flipと変わらず、CPUだけ5G対応のものに変更されている。Galaxy Z Flip同様にau専売、おサイフケータイ非対応。
発売日 | 2020年11月 |
キャリア設定価格 | 18.5万円前後(au) |
Galaxy Z Fold 2
【クイックレビュー】
昨年発表された「Galaxy Fold」の第二世代モデル。フロントディスプレイが前作4.6インチから6.2インチに、メインディスプレイも7.6インチと小型タブレット級にサイズアップした。
発売日 | 2020年11月 |
キャリア設定価格 | 26万円前後(au) |
ピックアップ「Galaxy Z Flipシリーズ」
折りたたみスマホの中でも現実的かつ実用的なレベルに仕上がっているのがGalaxy Z Flipシリーズだ。
女性ユーザーを意識して作ったスマホというだけあり、閉じても開いても片手で操作できるコンパクトなサイズ感をキープしている。男性でも片手でスマホを使う機会が多い人であれば十分な乗り換え検討候補となるだろう。
おサイフケータイに対応してないのが残念だが、いかんせん割高なGalaxy Z Fold 2に比べれば現実的かつ実用的な折りたたみスマホだ。
Galaxy Aシリーズ(スタンダードモデル)
Galaxy A41
【クイックレビュー】
3万円台で購入できる格安スマホ。基本スペックはエントリー帯だが、4800万画素レンズはじめとした上位モデルに引けを取らぬカメラスペックには脱帽。
発売日 | 2020年6月 |
キャリア設定価格 | 3.7万円前後(ドコモ、au) |
Galaxy A21
【クイックレビュー】
2万円台で購入できるエントリーモデル。昨年発売されたGalaxy A20の後継機で、おサイフケータイはじめとした基本機能がすべて揃う。今年度Galaxyスマホで唯一となるFMラジオも搭載。
発売日 | 2020年10月 |
キャリア設定価格 | 2.2万円前後(ドコモ) |
Galaxy A51 5G
【クイックレビュー】
ミドルレンジ5Gスマホ。Galaxy Note20 Ultra 5Gと同じ4500mAhのバッテリーを搭載するスタミナモデル。Galaxyスマホで初採用となるマクロレンズ(近接撮影レンズ)にも注目。
発売日 | 2020年11月 |
キャリア設定価格 | 7.5万円前後(ドコモ、au) |
ピックアップ「Galaxy A51 5G」
ミドルレンジ5Gスマホ「Galaxy A51 5G」。
5Gよりかはカメラスペックが重々にアピールされてる5Gスマホ。Galaxyスマホで初となるマクロレンズを搭載しており、最短4cmの距離での近接撮影が可能と宣伝される。
マクロレンズは植物や動物を撮影する際に重宝するので、普段からこうした被写体を撮影している人であれば楽しめそうだ。
まだまだ現役2019年モデル
2020年モデルは5G対応やカメラスペックで差別化したものの、基本的な部分で見れば2019年モデルでまだまだ事足りる。そこまで最新モデルに興味がない人であれば2019年モデルも要検討だ。
Galaxy S10
【クイックレビュー】
Galaxy10周年記念モデル。2019年度のフラッグシップモデルに該当、カメラレンズが3眼仕様に強化された。楽天モバイルで取り扱いが続いており、発売から1年以上経過してなお新品が入手できる。
発売日 | 2019年3月 |
キャリア設定価格 | 65,437円(楽天モバイル) |
Galaxy Note10+
【クイックレビュー】
従来モデルからメジャーアップデートされたGalaxy Note 2019年モデル。Galaxy S10と同様に楽天モバイルでの取り扱いあり、新品が入手できる。
発売日 | 2019年10月 |
キャリア設定価格 | 89,982円(楽天モバイル) |
Galaxy Fold
【クイックレビュー】
auからまさかの発売となった初代Galaxy Fold。auの取り扱いは終了しているが、その分、中古市場で活況。当初の販売価格は24万円だったが、中古価格は13万円〜14万円前後にまで落ちてきた。
発売日 | 2019年10月 |
キャリア設定価格 | 24万円前後(au)※現在は販売終了 |
ピックアップ「Galaxy Note10+」
Galaxy Noteシリーズの2019年モデル「Galaxy Note10+」。
従来モデルからメジャーアップデートされ、ディスプレイが6.9インチに大型化、メモリ12GBに、カメラは3眼仕様(広角、超広角、望遠)に強化された。
Galaxy Noteシリーズは翌年度のGalaxy Sシリーズのたたき台となるスペックモデルであり、Galaxy Note10+は、まさしく2020年のGalaxyスマホの雛形と言える。現在でも問題なく使えるので、中古にしろ、楽天モバイルでの新品にしろ、端末を調達して格安SIMなどで使うには悪くない。
まとめ
2020年のGalaxyスマホを一挙紹介した。
大半の機種で5G回線に対応しており、来年以降の中古市場流通なども睨んだラインナップとなった。現状まだまだ5Gの恩恵は受けられないが、ドコモがミリ波(5Gの上位規格)の提供を開始するなど着々と5G時代が近づいており、キャリア2年契約前提でスマホを購入する人であれば5G対応モデルも十分に検討余地があるのではないだろうか。