Anker屈指の軽量&薄型モバイルバッテリー「Anker PowerCore III 5000」をレビュー。
本体重量113g、厚み1cm、名刺入れサイズの同モバイルバッテリー。バッテリー容量が5000mAhと少なめだが、iPhoneを約1回分はフル充電できるので、カバンの中に忍ばせておくとりあえずの予備バッテリーとして丁度いい。
そこまで大きなモバイルバッテリーはいらない、コンパクトなモバイルバッテリーを探しているという人におすすめしたい。
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【レビュー対象製品】Anker PowerCore III 5000
製品の特徴
- 名刺入れサイズのコンパクト・モバイルバッテリー
- 本体重量は113gと”超"軽量
- iPhoneを約1回分充電可能
- 充電中の発熱が全くない
主なデメリット
- 急速充電には非対応(最大出力12W)
- バッテリー容量は5000mAhと少なめ
発売時期 | 2021年1月 |
直販価格 | 2,980円(税込) |
カラーリングは黒と白の2色展開。
Anker PowerCore III 5000 レビュー
製品概要
本体サイズは縦6cm、横10cm、厚さ1cmほど。
見た目、サイズともに名刺入れそのもの。
スマホの裏に被せるともろもろ隠れてしまうコンパクトでミニマルなサイズ感だ。
厚みが1cmと薄く、スマホの裏にかぶせて使うときでも片手で握り込める。
本体重量は113gとモバイルバッテリーの中では最軽量級。
身近なもので言うと卵2個と変わらぬ重さ。もはや重さを認識するレベルにもない。
本体横にバッテリー残量ランプあり(1個25%×4個)。
同梱品はUSB Type-A to Cケーブル(50cm)のみ。
Ankerモバイルバッテリーでおなじみの専用ポーチは同梱されないので別途なにかしらの収納ケースなり用意した方がいいかもしれない。
充電スペック
Anker PowerCore III 5000はUSB Type-Cポート、USB Type-Aポートの2つを搭載。
出力はUSB Type-Cポート、USB Type-Aポート、どちらも最大12W止まり。急速充電相当(18W〜)の出力は出せない。
なお、出力的にレアな使い方だが、2ポート同時充電時は2ポート合わせて最大12Wに制限される。
実際に充電してみる
スマホは問題なく充電可能
iPhone 12 miniを充電したところ、USB Type-Cポート、USB Type-Aポート、どちらを使っても約11Wで充電できた。
タブレットもかろうじて充電できる
iPad Pro 10.5を充電したところ、USB Type-Cポート、USB Type-Aポートともに約11Wで充電できた。
iPadはじめとしたタブレットは、スマホ向けのモバイルバッテリーでも仕様上は問題なく充電できる。
ただ、Anker PowerCore III 5000 は最大12W出力が限度。バッテリー容量も5000mAhと少なめなのでタブレット向きのモバイルバッテリーとは言えない。あくまで保険程度の使い方にとどめるべきかと。
PC(MacBook)は充電できない
昨今のPC(MacBook)は急速充電規格「USB PD」に対応していることもあり、USB PD準拠のモバイルバッテリーを使えば充電できる。
ただ、Anker PowerCore III 5000 はUSB PD非対応。MacBook Airに繋ぐと充電ランプは光っているが、一向に充電は始まらず。
ワイヤレスイヤホンは余裕で充電可能
ワイヤレスイヤホン(Galaxy Buds Live)を充電したところ、約1Wで充電できた。
モバイルバッテリー本体への給電はMAX3時間ほど
モバイルバッテリー本体への給電はUSB Type-Cポートから受け付け。USB Type-Aポートからは給電できない。
バッテリー残量0%の状態からMAX給電するのに、だいたい3時間くらいかかった。給電出力が最大10W止まりとあり、5000mAhと容量少なめのモバイルバッテリーながら給電時間はわりと長い。
充電中の発熱はほとんどない
小さめのモバイルバッテリーは発熱が酷かったりするが、Anker PowerCore III 5000 の発熱は極めて少ない。
長時間使っていると充電ポート部分がほんのり温かくなるが、モバイルバッテリー本体側は全くと言っていいほど発熱しない。手で直接モバイルバッテリーを握っていても精神衛生上の不安を覚えるレベルではない。安心して利用できる。
この記事のまとめ
ここまでAnker PowerCore III 5000 をレビューしてきた。
ごくシンプルなコンパクト・モバイルバッテリーとして評価できる1品。
この手の小さなモバイルバッテリーだと発熱リスクがあったりするが、そこは大手Anker。充電中の発熱は少なく(というか、ほとんどない)、精神衛生上の不安なく使えるのはなによりの魅力だろう。
バッテリー容量が5000mAhと少なめだが、毎日モバイルバッテリーを使うわけではなく、時々使うくらいの人なら丁度いい。カバンの中に忍ばせておくスマホ用の予備バッテリーとして採用してみては。
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