AirPodsの機能の一つとして提供されるApple独自の「空間オーディオ再生」(ステレオを空間化)。
2024年現在、Macシリーズに関しては一部のMacアプリが空間オーディオ再生に対応。AirPodsと接続した状態であればiPhone・iPad接続時と同じく空間オーディオ再生できる。
とはいえ、すべてのMacアプリが空間オーディオ再生に対応するわけではない。この記事では、空間オーディオ再生に対応しているMacアプリの情報をまとめていく。
検証OSバージョン
macOS Sonoma(バージョン14.6)
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【事前確認】空間オーディオ再生が使えるMac一覧
対応機種
- Apple自社製チップ(M1〜)を搭載したMacすべて
もっぱら2020年以降に発売開始した「M1」「M2」「M3」「M4」あたりのチップを搭載したMacシリーズであれば、AirPodsと接続した場合のみ空間オーディオ再生が使える。
空間オーディオ再生に対応するMacアプリは限られる
2024年現在、iPhone・iPadだと事実上すべてのiOSアプリを空間オーディオ再生に変更できるが、Macアプリだと多分に制約あり。
2024年9月時点で以下のMacアプリのみ空間オーディオ再生に対応している(対応していることを確認した)。
- Safari
- ミュージック
- Amazon Prime Video
Safari
Apple純正のSafariブラウザなら空間オーディオにフル対応。Safariブラウザ上でYouTubeやNetflixを再生すれば、そのまま空間オーディオ再生になる。
ミュージック
Apple純正のミュージックアプリも空間オーディオに対応。ミュージックアプリ内で再生している楽曲ならもれなく空間オーディオ再生に変更できる。
Amazon Prime Video
Mac App Storeで提供されるAmazon Prime Videoアプリ(Amazon公式)も空間オーディオ再生に対応。サードパーティアプリでは唯一となる空間オーディオ仕様のMacアプリとなる。
【補足1】Chromeブラウザアプリは空間オーディオ再生に対応せず
GoogleのChromeブラウザは空間オーディオに非対応(2024年9月時点)。ブラウザアプリで空間オーディオ再生に対応するのは現状Safariアプリだけ。
【補足2】空間オーディオ再生に対応するMacアプリの確認方法
アプリを起動して、オーディオ再生した状態にして、画面最上部のメニューバーにあるAirPodsマークをタップ。
空間オーディオに対応するアプリだと「ステレオを空間化」の項目が表示される。
空間オーディオに対応していないアプリだと空間オーディオ「使用できません」とだけ表示される。
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