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いまさらだが、Xperia 10 Ⅱ(2020)を購入した理由&その使い勝手をレビュー

2021年12月7日

つい先日Xperia 10 Ⅱ(2020)を購入してきた。

2020年5月発売のスマホとあり、なにをいまさら感が多分にあるスマホだが、aptX Adaptive対応と知り購入した口だ。※記事執筆時点で2021年12月

aptX Adaptiveはワイヤレスイヤホンで採用続くBluetoothオーディオコーデック。ハイレゾ相当の高音質再生が可能になる。

ただ、aptX Adaptiveに対応するスマホは思いのほか少ない。iPhone、Google Pixel、Galaxyなど主要メーカー品はこぞってサポートせず。

そうした中で中古で2万〜3万円で買えるXperia 10 Ⅱ がaptX Adaptiveと知り、いまさらながら購入してきたというわけだ。

この記事ではXperia 10 Ⅱをレビュー。aptX Adaptiveの対応具合と一緒に見ていきたい。

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Xperia 10 Ⅱ(2020)の製品概要

Xperia 10 Ⅱのスペックシートは以下のとおり。




画面サイズ6.0インチ(1080×2160)※有機EL
本体重量151g
メモリ4GB
ストレージ64GB(+microSD)
CPUSnapdragon 665(8コア)
カメラ
外側①800万画素(標準)、外側②1200万画素(超広角)、外側③800万画素(望遠)
内側①800万画素
そのほかfelica搭載、防水/防塵、イヤホンジャックあり
初期OSAndroid 10
画面サイズ6.0インチ(1080×2160)※有機EL
本体サイズ縦15.7cm、横6.9cm、厚さ0.8cm
本体重量151g
メモリ4GB
ストレージ64GB(+microSD)
CPUSnapdragon 665(8コア)
カメラ
外側①800万画素(標準)、外側②1200万画素(超広角)、外側③800万画素(望遠)
内側①800万画素
充電端子USB Type-C
ワイヤレス充電(Qi)×
イヤホンジャック
指紋センサー
そのほかfelica搭載、防水/防塵

※5G通信には非対応

購入したのはY!mobile版だが、ほかにドコモ版、au版、SIMフリー版(MVNO版)がある。いずれもスペック仕様は同じ。


 

 

Xperia 10 Ⅱ(2020)のaptX Adaptive対応具合

【確認】Xperia 10 Ⅱ(2020)はaptX Adaptive対応

Xperia 10 ⅡはaptX Adaptive対応とは言うものの「実際に対応してるの?」という意見もちらほらある。

ただ安心してほしい。Xperia 10 ⅡはaptX Adaptiveに対応している。

Xperia 10 ⅡはaptX Adaptive対応

aptX Adaptive対応のワイヤレスイヤホン、オーディオテクニカ「ATH-CKS50TW」と接続してみたが、Xperia 10 ⅡがaptX Adaptive対応スマホと確認できた。

オーディオテクニカのワイヤレスイヤホンは、専用アプリを使えばどのBluetoothコーデックと接続されているのかが確認できる。これで明確にXperia 10 ⅡでのaptX Adaptive接続が見て取れた。

aptX Adaptive狙いでXperia 10 Ⅱ(2020)の購入を考えている人なら購入してしまっても大丈夫だ。

関連記事【最大50時間駆動】オーディオテクニカ「ATH-CKS50TW」レビュー

続きを見る

 

 

【評価】Xperia 10 Ⅱ(2020)のよかったところ

今回あくまでaptX Adaptiveの検証用端末として購入しただけであり、メインスマホとして使うことは考えていない。ただ、使ってみると思いのほかスマホとしての勝手がよく、メインスマホとして採用したくなる気持ちはある。

それこそ、かつては僕もXperiaをメインスマホに使っていた時代もあるし、愛機Galaxyを投げ捨ててXperia再デビューしようかと真面目に悩んだ。

もっぱら以下のような点が評価ポイント。

【評価】動作がもっさりしてない

メモリ4GB、CPUはSnapdragon 665。スペック的にはミドルレンジなので多少なりに動作具合を心配していたのだが杞憂だった。

ワイヤレスイヤホンの遅延(音ズレ)検証のために荒野行動をプレイしてみると動作が非常になめらか。フレームレート60にしても動作処理が遅れてもっさり...みたいなことはなくて感動してる。

 

 

【評価】軽い、細い、持ちやすい

Xperia 10 Ⅱ は本体重量151gと今日のスマホにしては軽量。

これにくわえてXperiaならではの縦長・細長サイズとあり、片手でも持ちやすい。ながらくまん丸のGalaxyスマホを使っていたこともあり、この縦長・細長サイズに非常に新鮮味を感じてる。

一見するとモックのように錯覚するし、ズボンのポケットに入れておいても重力らしい重力を感じない。めでたくなるハードの完成度。

 

 

【評価】カメラは実用レベルで文句ない

Xperia 10 Ⅱ は標準レンズ、超広角レンズ、望遠レンズの3眼レンズ仕様。

そこまで期待してなかったのだが、ラーメンの写真を取ったり、メルカリに出品する程度の写真撮影ならそこそこさまになる。色味も特に編集することなくイケる。日常使いのカメラとして考えれば十分に実用レベルだ。

▼ カメラで撮影した写真サンプル(写真クリックで拡大)

 

 

Xperia 10 Ⅱ(2020)の主たる欠点とか

Y!mobile版の対応バンドはソフトバンク仕様、なおかつ5G非対応

今回Y!mobile版のXperia 10 Ⅱを購入したのだが、やはりというべきか、キャリア版ならではのバンド削りあり。

Y!mobile版はバンド1、3、8、11、28、41、42のみ対応(すべて4G回線、5Gは非対応)。

メインスマホとして使うことを考えた場合、Y!mobileかLINEMOあたりのSIMカードを用意する必要がある。

 

 

ワイヤレス充電(Qi充電)できない

(ここ数年の)Xperiaはなぜかワイヤレス充電に対応しない。

ワイヤレス充電なんて使わない人も多いかもしれない。ただ、ガジェオタ的な観点として、有線ケーブルならではの端子汚れ、端子ハゲを防ぐために、できるだけワイヤレス充電したいのです。

 

 

顔認証が使えない

インカメラは搭載するが、顔認証には対応しない変態(変則)仕様。

ロック解除は指紋認証かパターン解除のみ。もっぱら自宅で使っているのでマスク付けてないし、顔認証できたらどれだけよかったか...

 

 

Xperia 10 Ⅱ(2020)の販売価格について

Xperia 10 Ⅱの市場価格は4.5万円ほど。

ただ、すでにY!mobileでは2.7万円ほどで割引販売されるし、中古相場もAランク品が2.5万円ほどと非常にお買い得。

かくいう僕もイオシスでY!mobile版を中古購入。Aランク品が27,800円だった。イオシスなら赤ロム永久保証が付くのでネットワーク利用制限「△」のスマホでも安心だ。

ちなみに、Y!mobile版は現在は契約なくとも無料でSIMロック解除できる。SIMロックがかかった端末でも問題ない。

イオシスでXperia 10 Ⅱをチェック

Y!mobileへの乗り換えを検討している人ならMNPとセットで購入がおすすめ。端末価格46,800円だが、MNP購入なら25,200円に割引。36回分割で月700円(税込)とコスパよい。

Y!mobile公式サイトでXperia 10 Ⅱをチェック

 

 

この記事のまとめ

Xperia 10 Ⅱ をひととおりレビューしてきた。

あくまで僕は、Xperia 10 Ⅱ をaptX Adaptiveの検証端末として調達しただけなのでメインスマホとして使うことは考えてない。ただ、それでもメインスマホでも十分イケるなと感じさせる完成度で悩ましい。

それこそおサイフケータイにも対応してる。防水防塵もある。軽くて細くて片手でも持ちやすい。あれこれ?メインスマホとしてイケるよね?

とはいえ当面はaptX Adaptiveの検証用端末として使っていくつもり。ワイヤレスイヤホンのレビュー記事あたりでちょくちょく登場すると思うのでチェックしてみてほしい。

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