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【仕様確認】MacBook同梱ケーブル「Apple USB-C充電ケーブル」クイックレビュー

2020年2月9日

USB Tyep-Cポートを採用した現行MacBookシリーズに同梱される「Apple USB-C充電ケーブル」。

言わずもがなApple純正ケーブル。レビューも今更感があるが、公式商品ページにデータ転送規格などのスペック仕様が書かれておらず、そこらへんが気になったので記録かねてレビューしたい。

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「Apple USB-C充電ケーブル」クイックレビュー

仕様一覧

eMarkerの内蔵を確認、およびデータ転送規格はUSB 2.0だった。

 

 

eMarker内蔵

eMarkerは60W以上の高出力充電で使う充電ケーブルへの内蔵が義務化。内蔵されていないものは不適合品だ。

Apple USB-C充電ケーブル は、全MacBookシリーズで同一のものが使われてるとあり、もとよりMacBook Proなど60W以上の高出力充電モデルにも対応できるようeMarkerを内蔵したものと思われる。

 

 

データ転送規格はUSB 2.0

データ転送規格はUSB 2.0だった。

データ転送規格は昨今だとUSB 3.2までアップデートされているが、Apple USB-C充電ケーブル は意外にもUSB 2.0止まり。

Appleは最大40Gb/s、USB 3.2よりも超高速でのデータ通信が可能な「Thunderbolt」規格のケーブルを展開しているため、もとより Apple USB-C充電ケーブル のデータ転送規格をアップデートさせるモチベーションはなさそう。

 

 

【補足】Thunderboltケーブルを選ぶ必要性について

画像はApple公式サイトより

Thunderboltケーブルは、Appleとインテルが共同開発した独自規格「Thunderbolt」準拠のケーブルのこと。

コネクタ部分にはUSB Type-C端子が使われており、USB Type-Cポート搭載の現行MacBookシリーズを充電することもできる。

とはいえ、Thunderboltケーブルは基本的にはデータ転送ケーブルとして使うもの

最新モデルである「Thunderbolt 4 Proケーブル」であれば最大40Gb/sでのデータ転送が可能。ケーブル1本で外部ディスプレイへの5K映像出力もできる。

USBの業界団体が推進する通常のUSB Type-Cケーブルだと最上位規格「USB 3.2」でもデータ転送速度は20Gb/s止まり。Macユーザーでデータ転送を主とするケーブルを探している人であれば最初から「Thunderbolt 4 Pro ケーブル」を選んだ方がいい。

一世代前の「Thunderbolt 3」ケーブルもまだまだ現役。

Mac以外のPCと接続すると最大10Gb/s止まりだが、Macで使えば最大40Gb/sでのデータ転送が可能。

充電それ自体が目的の人であれば、あえてThunderboltケーブルを選ぶ必要はない。通常の Apple USB-C充電ケーブル で十分だ。

 

 

この記事のまとめ

Apple USB-C充電ケーブル をひととおりレビューした。

eMarkerを内蔵した100Wの充電にも耐えうる充電ケーブルとあり、Amazonあたりに売っている下手な充電ケーブルよりも心理的な安心感あり。ここはやはり大手Apple製品。

データ転送規格はUSB 2.0止まり。充電ではなくデータ転送用途のケーブルを探している人ならThunderbotケーブルを検討あれ。

 

 

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