Ankerの2in1プラス1仕様の充電器「Anker 511 Power Bank」（2024年発売モデル）。
30W充電器として使えるほか、5000ml容量のモバイルバッテリーにもなる2in1仕様。くわえて充電ケーブル（USB Type-Cケーブル）も本体に一体化した2in1プラス1仕様の充電器です。
30W充電器なのでMacBook AirなどノートPCの充電にも対応。スマホやタブレットも問題なく充電できます。
手元デバイスをUSB Type-Cポートデバイスで固めている人であれば、これ1つで外出時、出張時、旅行時など大方のシチュエーションがこなせます。
この記事では Anker 511 Power Bank をクイックレビュー。要点だけ押さえてまとめていきます。
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Anker 511 Power Bank クイックレビュー
これはなに？
Anker 511 Power Bank は、モバイルバッテリー大手・Ankerが展開する2in1充電器。2024年3月に発売開始。定価は5,990円。
最大30Wの充電器として利用可能。なおかつ、モバイルバッテリーとしても利用可能。モバイルバッテリー充電時の出力は最大22.5Wです。
モバイルバッテリーの容量は5000mlほど。スマホが1回フル充電できるかどうかの容量なので、あくまで電源コンセントが確保できない状況での保険的な運用が現実的です。
何が充電できる？（出力的に）
充電器として使う場合なら最大30W出力。スマホ、タブレット、ノートPC、Nintendo Switchまでもろもろ充電できます。
モバイルバッテリーとして使う場合は最大出力が22.5W止まりですが、これもスマホ、タブレット、ノートPC、Nintendo Switchなどひととおり充電可能な出力です。
ただ、（本来なら30W出力が必要な）ノートPCを使いながらの充電だとモバイルバッテリー給電がバッテリー消費に追いつかず、バッテリー消費の遅延措置くらいにしかならないので注意。
付属している充電ケーブルの仕様は？
USB Type-Cケーブルが付属。本体一体型です。取り外しはできません。
ケーブルの長さは約20cm。素材はかなり硬め。公式的にアピールしてるストラップのような使い方（持ち方）も可能と言えば可能です。断線の不安が残りますが...
他の充電ケーブル（Lightningなど）は利用できる？
USB Type-Cポートを1ポート用意（PowerIQ3仕様）。
こっちの充電ポートであればUSB Type-CとつながったLightningケーブル、USB Type-Aケーブルなど使えます。
ただ、付属のケーブル充電を含めた2ポート充電状態だと最大18W出力に制限されます。できるだけ1ポート充電状態で使いたい。
サイズ感は？
サイズはコンパクト。片手で握り込めるサイズ感です。
厚さは3cmほど。スマホ2枚分くらいの厚みです。
重さは？
重さは200gほど。昨今のスマホと変わらぬ重量です。
ただ、サイズ感がコンパクトで重量が一点集中してるせいか、200gのわりに「あれ... 重い...?」と感じるところあり。不思議です。
外装素材は？
全6面のうち5面はプラスチック。サラサラしたマット感ある風合いです。指紋も付きにくくてよし。
残る1面のみ液晶パネル仕様。指紋が付きやすいです。また、雑に扱うとクリア傷が付きそうな雰囲気あります。
モバイルバッテリー本体への充電方法は？
電源プラグは収納可
内蔵する電源プラグを使ってコンセントに挿しておけば勝手に充電できます。非常にラク。
パススルー充電にも対応。モバイルバッテリー本体に充電しつつ、そのまま他のデバイスも充電可能。いろいろ充電する時間がないときに重宝します。
まとめ
ここまで Anker 511 Power Bank をざっと紹介してきました。
30W充電器として利用しつつ、保険的にモバイルバッテリーを活用する使い方が主になるかと思います。
モバイルバッテリーの容量は5000ml程度しかないため、もとよりモバイルバッテリーを主として使いたい人ならモバイルバッテリー特化の製品を選ぶべきです。
USB Type-Cケーブルが本体一体型とあり、これ1台で外出時の充電環境が揃います。ズボラにはありがたい。仕事や旅行用のカバンにこれ1台だけ突っ込んでおけばOKです。
定価5,990円とちょい高めに感じますが、充電器、モバイルバッテリー、充電ケーブルの3点セットと考えれば妥当な価格かと。昨今のAnker価格に照らすと2ポート30W充電器で3,000円、5000mlモバイルバッテリーで3,000円、USB Type-Cケーブルが1,000円くらいなので、かなり頑張ってる価格かと思います。
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