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ワイヤレスイヤホン

日本国内で購入できる「Beats」ワイヤレスイヤホン一覧&おすすめモデル紹介

2021年8月28日

人気オーディオメーカー「Beats by Dr.dre」。

2008年に創業。2014年にAppleが買収し、現在はApple傘下のオーディオブランドとして展開される。

AirPodsシリーズ以外では唯一となるApple自社製チップを搭載。AirPodsシリーズ同等のワイヤレス接続の安定感や使い勝手を備える。

この記事では、ここ数年に登場したApple版「Beats」ワイヤレスイヤホンを一挙ラインナップ。おすすめ機種も紹介していく。

Beats製品の購入を検討している人、AirPodsのような安定感のあるワイヤレスイヤホンを探している人は記事を活用してほしい。

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「Beats」ワイヤレスイヤホンの基本3つ

1. Beatsは現在Apple傘下の会社、AirPodsシリーズと同じApple自社製チップ搭載

Beatsは2014年にAppleに買収され、以降はAppleが製品開発に携わっている。

AirPodsシリーズに搭載されるApple自社開発チップ「Apple W1」「Apple H1」などBeats製品にも搭載。Beats製品であってもAirPodsシリーズ同等のワイヤレス接続の安定感を実現している。

外っ面はBeats製品でも中身だけ見ればAirPodsそのものだ。

 

2. Appleデバイス間の自動接続切り替え対応(一部モデル除き)

AirPodsシリーズは同一のApple IDでサインインしたAppleデバイス間であれば、オーディオ再生しているデバイスに自動でペアリングが切り替えられる。

AirPodsと同じApple自社開発チップを搭載しているBeats製品であれば、同切り替え機能がそのまま利用できる。

 

3. 充電ポートはLightningのもの、USB Type-Cのものが混在

Beats製品だと完全ワイヤレスイヤホンはUSB Type-Cポートの製品が多いが、ヘッドフォンはLightningポート、あるいはmicroUSBポートを搭載していたりする。

2021年なお充電ポートが統一される気配なく、おそらく今後も混在したままになりそうだ。

 

「Beats」ワイヤレスイヤホンの製品ラインナップ

完全ワイヤレスイヤホン(完全ケーブルレスイヤホン)

製品名発売時期直販価格(税込)Amazon直販リンク
Beats Studio Buds2021年8月17,800円Amazon
Powerbeats Pro2019年7月20,670円Amazon 

【注意】Beats Studio BudsのみApple自社製チップを搭載せず。Appleデバイス間の自動接続切り替えにも対応しない。

 

ワイヤレスイヤホン(首かけモデル)

製品名発売時期直販価格(税込)Amazon直販リンク
Beats Flex2020年10月5,940円Amazon
Powerbeats2020年3月14,800円Amazon
Beats X2017年2月14,800円生産終了

 

ワイヤレスヘッドフォン

製品名発売時期直販価格(税込)Amazon直販リンク
Beats Solo Pro Wireless2019年10月32,780円Amazon
Beats Solo3 Wireless2019年8月22,880円Amazon 
Beats Studio3 Wireless2018年10月38,280円Amazon

 

Beatsワイヤレスイヤホン(&ヘッドフォン)、おすすめモデルはこの3機種

1. Beats Studio Buds

発売時期2021年8月
直販価格17,800円
搭載チップ非公表(Apple自社製チップは搭載せず)
防水性能IPX4
バッテリー駆動時間イヤホン単体8時間、ケース併用で最大24時間
充電ポートUSB Type-C
ノイズキャンセリング(ANC)
外音取り込み機能

> Amazon直販で詳しいスペックを確認

Beats最新モデル「Beats Studio Buds」

2021年8月に発売開始した最新モデル「Beats Studio Buds」。

これまでBeatsの完全ワイヤレスイヤホンは耳かけ式のワイヤレスイヤホンに留まってて、今回初の丸ころデザインの完全ワイヤレスイヤホンとして発表された。

Beatsらしいドンシャリ・サウンドにくわえ、ノイズキャンセリング(ANC)や外音取り込み機能に対応。

また、ケース併用24時間のバッテリー、IPX4の防水性能、Appleが提供する「Fast Pair」(ポップアップ画面通じたペアリング接続設定)が使えるなどAirPods準拠の性能・機能を揃えた。

iPhoneであればAirPodsシリーズと同じようにしてペアリング接続可能

ただ、現行のBeats製品では珍しくApple自社製チップを搭載せず。そのせいでAppleデバイス間の自動接続切り替え(マルチポイント)が使えない。

手元デバイスをApple製品で揃えていて、Appleデバイス間の接続切り替え機能を狙ってのBeats製品の購入を検討している人は注意あれ。

Beats Studio Buds のレビュー記事はこちら

Beats Studio Buds レビュー【Beats版AirPods】

続きを見る

「AirPods」と「Beats」何が違う?Apple現行ワイヤレスイヤホン5製品を比較する

続きを見る

 

2. Beats Flex

発売時期2020年10月
直販価格5,940円
搭載チップApple W1
防水性能×
バッテリー駆動時間イヤホン単体12時間
充電ポートUSB Type-C
ノイズキャンセリング(ANC)×
外音取り込み機能×

> Amazon直販で詳しいスペックを確認

Apple自社製チップを搭載したBeatsエントリーモデル「Beats Flex」

2020年10月に登場した首かけイヤホン「Beats Flex」。

直販5,940円で購入できるエントリーモデル。初代AirPods(2016)に搭載されたApple自社製チップ「Apple W1」を搭載することでコストカットしつつAirPods同等の使い勝手を実現した

iPhoneとのペアリング接続は簡素化され、iPhoneとペアリングした場合のワイヤレス接続も安定。Appleデバイス間の自動接続切り替え(ペアリング切り替え)にも対応している。さながら5,940円で購入できるAirPodsと言っても過言ではない。

4色展開

バッテリー駆動時間は12時間(ケース充電できず)。充電ポートはUSB Type-C。

オーディオ性能は価格なり。単なる低音が強めのイヤホンといったところ。Beatsらしいとことんまでに突き抜けたドンシャリを求めてはいけない。

あくまで直販5,400円で購入できるAirPodsとして、Appleデバイス間の接続切り替えの簡素化を目的としたAppleイヤホンとして購入を検討あれ。

 

3. Beats Solo Pro Wireless

発売時期2019年10月
直販価格32,780円
搭載チップApple H1
防水性能×
バッテリー駆動時間イヤホン単体22時間(ノイキャンOFFで最長40時間)
充電ポートLightning
ノイズキャンセリング(ANC)
外音取り込み機能

> Amazon直販で詳しいスペックを確認

AirPods Proと同じApple自社製チップを搭載したノイキャン・ヘッドフォン

Beatsヘッドフォンの中で現行最上位に位置づけられるモデル。AirPods Proと同じ「Apple H1」チップを搭載した。

ノイズキャンセリング(ANC)と外音取り込み機能に対応。特にノイズキャンセリングはAirPods Pro同等クオリティの徹底した静けさ。ノイズキャンセリング狙いで購入しても損はない。

Apple自社製チップを搭載していることもあり、Appleデバイス間の接続切り替えも自動で行える。

AirPods Pro Maxのような収納ケースは付属せず

オーディオは低音強めだが、Beatsらしい荒々しさは消え、よりApple製品らしいクセのない感じに。

実際のところ、ここ数年のBeats製品はAppleに牙を抜かれ、ドンシャリを残しつつも、より万人受けを意識したオーディオ製品に変貌している。昔のBeatsオーディオを知っている人だと物足りなさを感じそうだが、はじめてのBeats製品として使ってみるには丁度いいのかもしれない。

 

この記事のまとめ

ここまでBeatsのワイヤレスイヤホン(ヘッドフォン)をまとめてきた。

ここ数年のBeats製品はApple自社製チップを搭載することもあり特にiPhoneとの相性は抜群。AirPodsシリーズの代わりにBeatsを選ぶのも現実的だ。

それこそBeatsらしいドンシャリとAirPodsらしいワイヤレス接続の安定感を併せ持ったサラブレッドなので、AirPodsのドンシャリ版くらいのノリで購入を検討してもいいかもしれない。

 

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