人気ガジェットメーカー「Anker」。充電器やモバイルバッテリーで圧倒的なシェアを誇る。
そんなAnkerが充電器やモバイルバッテリーと同じくらい力を入れているのが充電ケーブルだ。USB Type-Cケーブル、ライトニングケーブル、Thunderboltケーブルなどほぼ全種類のケーブルを展開している。
この記事ではAnkerの充電ケーブルを種類別に整理、解説していく。
いかんせん初見だとケーブルの数が種類が多すぎて選びづらく、どのケーブルを選べばいいのか分からない人も多いかもしれない。そうした人は記事を参考にしてみてほしい。
この記事の目次(タッチで移動)
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Anker充電ケーブルの種類
Anker充電ケーブルは大きく以下6つにカテゴライズできる。
- USB-C & ライトニングケーブル
- USB-Cケーブル(通常版)
- USB-Cケーブル(上位版)
- Thunderboltケーブル
- ライトニングケーブル(USB-A & ライトニングケーブル)
- USB-C & USB-Aケーブル
もっぱら充電端子の形状の違い。1〜4の充電ケーブルであればUSB PD充電(急速充電)で使える。
1. USB-C & ライトニングケーブル
充電ケーブルの主な用途
- iPhoneの急速充電(USB PD充電)
- iPadの急速充電(USB PD充電)
ケーブル説明
ライトニング端子とUSB Type-C端子が繋がった充電ケーブル。
ライトニングポートを搭載するiPhone、iPadを急速充電するのに使うのが一般的。もとより急速充電が必要ない人であれば「5. ライトニングケーブル」の方が安く調達できるのでこっちで十分。
おすすめケーブルをピックアップ
Anker「絡まない充電ケーブル」(Anker PowerLine III Flow)(価格2,190円)
2021年に登場したAnkerの新ケーブルシリーズ「絡まない充電ケーブル」。
外装がシリコン素材で覆われており、ケーブルが非常に柔らかい。ケーブルを意図的にぐちゃぐちゃにしても絡まず、充電ケーブルならではのこんがらがるストレスから開放される。
一般的なAnkerケーブル同様に25000回の折り曲げに耐える耐久性も兼ね備えてて断線にも強かったりする。
直販価格で2,190円と少しお高めだが、それ相応の完成度は見て取れる。こだわり派のための充電ケーブルとしておすすめだ。
Anker PowerLine II USB-C & ライトニングケーブル(価格1,599円)
コスパ重視の人ならこっち。特色ある製品ではないが、その分、無難に使えるスタンダードな充電ケーブルとなる。
価格も1,599円とApple純正品(1,980円)よりも安いので特段こだわりがなければこれで十分だろう。
2. USB-Cケーブル(通常版)
主な使用用途
- Androidスマホの急速充電
- Androidタブレットの急速充電
- iPadの急速充電
- MacBookなどUSB Type-Cポート搭載デバイスの充電
- Nintendo Switchの充電
ケーブル説明
ケーブル両端がUSB Type-C端子で統一された充電ケーブル。USB PD充電器に繋げば最大60Wまで通電可能。
おすすめ製品ピックアップ
Anker PowerLine+ USB-C & USB-C 2.0 ケーブル(価格1,390円)
1000円前後の充電ケーブルにしてはケーブル太めで耐久性に優れる1品。ケーブル外側がナイロン二重巻きなので断線にも強い。
価格も1,390円(直販)と安いので迷ったらこれで十分だ。
3. USB-Cケーブル(上位版)
主な使用用途
- 61W以上の出力が必要となるUSB Type-Cデバイスの充電
ケーブル説明
USB-Cケーブルの上位版。通常版だと最大60Wが出力上限(通電上限)となるが、上位版であればプラスアルファで最大100Wまで出力できる。
なお、現状では61W以上の出力が必要なデバイスは、MacBook Pro 15、MacBook Pro16などごく一部の製品に限られる。
おすすめ製品ピックアップ
Anker「絡まない充電ケーブル」(Anker PowerLine III Flow)(価格1,790円)
先のライトニングケーブルの項目でも紹介した「絡まない充電ケーブル」シリーズ。2021年よりスタートしたAnkerの新たなケーブルラインナップだ。
軟体動物のような柔らかい充電ケーブル。一方では25000回の折り曲げに耐える耐久性を併せ持つ強靭ケーブル。
意図してケーブルをごちゃごちゃにしてもケーブルが絡まない。充電ケーブルならではのごちゃごちゃストレスから開放されるのでズボラ気質の人はもちろん、きれい好きの人などにもおすすめだ。
4. Thunderboltケーブル
主な使用用途
- 外付けディスプレイへの映像出力
- USB Type-Cデバイスの急速充電(USB PD充電、最大100Wまで)
ケーブル説明
Appleとインテルが共同開発したUSB Type-Cケーブルの亜種。
端子部分はUSB Type-Cを採用。通常のUSB Type-Cケーブルとして使えるほか、最大100WまでのUSB PD充電にも対応している。
ただ、本来は映像出力ケーブル(データ転送ケーブル)として利用するものであり、充電のためだけに使う人は珍しいかと思う。
おすすめ製品ピックアップ
Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 3 (価格3,290円)
Ankerが手がけるThunderboltケーブル。データ転送速度が(理論値)最大40Gbpsなので映像出力ケーブルとして使うのにおすすめ。充電ケーブルとして使うのはコスパが悪い。
5. ライトニングケーブル(USB-A & ライトニングケーブル)
主な使用用途
- iPhone、iPad全般の通常充電
ケーブル説明
昔ながらのライトニングケーブル。
ライトニングポートを搭載したiPhoneやiPadを充電するのに使う。USB PD充電には対応してない。
該当製品リスト
製品名 | 最安価格 | Amazonリンク |
Anker PowerLine ライトニングケーブル | 899円〜 | [Amazon] |
Anker PowerLine+ ライトニングケーブル | 1,799円〜 | [Amazon] |
Anker PowerLine Ⅱ ライトニングケーブル | 880円〜 | [Amazon] |
Anker PowerLine Ⅲ ライトニングケーブル | 1,299円〜 | [Amazon] |
Anker PowerLine+ Ⅱ ライトニングケーブル | 1,699円〜 | [Amazon] |
Anker PowerLine+ Ⅲ ライトニングケーブル | 1,299円〜 | [Amazon] |
Ankerプレミアムライトニングケーブル | 1,199円 | [Amazon] |
Anker PowerLine II 3-in-1 ケーブル | 2,000円 | [Amazon] |
【2本セット】 Anker PowerLine ライトニングケーブル | 2,299円 | [Amazon] |
※主要シリーズのみ抜粋
6. USB-C & USB-Aケーブル
主な使用用途
- USB Type-Cデバイスの急速充電(QuickChargeなど)
- USB Type-Cデバイスの通常充電
ケーブル説明
USB Type-C端子とUSB Type-A端子が繋がった充電ケーブル。USB PD充電には非対応。
QuickChargeなどAndroidスマホの急速充電で使うのが一般的かと思う(最近だとUSB PD充電に移行しつつあるが)。
該当製品リスト
製品名 | 直販価格(税込) | Amazon |
Anker PowerLine USB-C & USB 3.0 ケーブル | 899円〜 | [Amazon] |
Anker PowerLine+ USB-C & USB-A 2.0 ケーブル | 1,299円 | [Amazon] |
Anker PowerLine+ USB-C & USB-A 3.0 ケーブル | 1,099円〜 | [Amazon] |
Anker PowerLineⅡ USB-C & USB-A 3.1(Gen2) ケーブル | 1,199円 | [Amazon] |
Anker PowerLineⅡ 3-in-1 ケーブル | 2,000円 | [Amazon] |
Anker PowerLine + Ⅱ USB-C & USB-A 2.0 ケーブル | 1,799円〜 | [Amazon] |
※主要シリーズのみ抜粋
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