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Microsoft モダンモバイルマウス(KTF-00007)レビュー|Surfaceモバイルマウスの同型製品

2020年4月27日

Microsoftモダンモバイルマウス(KTF-00007)を購入したのでレビュー。

同マウスは Surfaceモバイルマウス(KGY-00007、17、27)と瓜二つのマウス。ーーーというか、物自体はSurfaceモバイルマウスそのものだ。製品名と型番とカラーリングが変更され、別々に販売されている。なので、どちらを購入しても中身は同じである。

ぶっちゃけると、筆者は本当はSurfaceモバイルマウスのバーガンディカラーが欲しかったのだが、すでに製造終了ないし製造ほぼ終了状態のようで、ほとんど在庫らしい在庫が残っていない。

現在はその代替ポジションにあたる Microsoftモダンモバイルマウスが主流なのでこちらを購入した。以下ひととおりレビューしていく。

▼ Microsoftモダンモバイルマウス(KTF-00007)

▼ Surfaceモバイルマウス(KGY-00007、17、27)

※いずれも在庫少なめ

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Microsoftモダンモバイルマウス(KTF-00007)レビュー

概要

外箱表

外箱裏(写真クリックで拡大)

Microsoftモダンモバイルマウス(KTF-00007)はマイクロソフト純正マウスの一つ。2018年8月に発売開始された Surfaceモバイルマウス(KGY-00007)の同型製品であり、Surfaceモバイルマウスの製品名と型番とカラーリングだけ変えて、2019年1月より発売が開始された。

黒1色のカラーリング展開だが、元々Surfaceモバイルマウスには黒カラーが存在しなかったため、実質的なSurfaceモバイルマウスの黒カラーモデルと考えて問題ない。

Surfaceモバイルマウスと同じ場所にロゴあり

SurfaceモバイルマウスならではのSurfaceとマッチするシンプルなデザインがそのまま踏襲されており、ガジェット超えモノとしてのディテールの良さは多分に感じられる。

 

最厚部で2.5cmの薄型マウス

モバイルマウスを自称するだけあり、最厚部でも2.5cmほどしかない薄型マウスとなる。カバンに入れても山にならず、持ち運びに便利だ。重さも79gとストレスを感じない。

 

電源は単4電池2本

内蔵バッテリー(充電式)ではなく単4電池で駆動する。1日あたりの使用時間にもよるが、新品電池2本で公称12ヶ月のバッテリー持ちが可能としている。

 

ペアリングは無線接続(Bluetooth)のみ、有線接続不可

外部接続端子は存在せず、Bluetoothのみが接続手段となる。Bluetoothなどワイヤレス環境に慣れている人であれば問題ない仕様かと思う。

 

ペアリングは非常にシンプルかつ高速

底面は電源ボタン(兼Bluetoothボタン)1つだけのシンプル仕様

電源ボタン兼Bluetoothボタンが底面に付いている。電源ボタン(兼Bluetoothボタン)の単推しで電源ON/OFF、3秒押しで新規ペアリングモードになる。

ペアリングは非常にスムーズ。2回目以降のペアリングであれば電源ボタンを押せばBluetoothボタンもONになり、ほぼ同時にペアリングも完了する。

 

Mac(Mac OS)ともペアリング可能

Microsoftモダンモバイルマウス(KTF-00007)はBluetooth 4.2を採用。物自体は普通のBluetoothマウスなのでBluetooth対応デバイスであれば問題なくペアリングできる。

公式説明ではWindows 10、Windows 8.1としか互換性がないような書きぶりだが、Mac(Mac OS)ともペアリングでき、マウスとして普通に使えた。

OSバージョン「macOS Catalina 10.15.2」にて検証

ただ、ホイールボタンの長押しスクロールには対応せずボタン機能の割り当てなど細かなカスタマイズもできなかった

また、Microsoftマウスキーボードセンター(※マウスボタンの割り当てを変更するカスタマイズソフトウェア)もMac OS向けには提供されていないため、ここらのカスタマイズも封じられている。

デフォルト設定でマウスを使う人であれば問題ないだろうが、こだわりの強い人だと、やはりMac環境だと辛いかもしれない。

 

iPadともペアリング可能

iPadともペアリングでき、マウスとしても問題なく利用できた。

なお、マウス接続できるのはiPadOS搭載のiPadシリーズに限られる。詳しくは以下記事より。

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マウスの使い勝手

昔ながらのマウスの正統進化系マウスといった感じで、使い勝手にクセがなく、使い始めて4秒で手に馴染む王道感がある。

程よく丸みを帯びた細長いマウスとあり、指の関節を極力曲げずに指を添えるようにしてマウスが使える。説明によればエルゴノミクスデザイン(人間工学)に基づく仕様とのこと。長時間マウスを握っていても関節、ひいては指に負担がかかりにくいよう感じた。

 

ボタンの押し心地や静音性について

Microsoftモダンモバイルマウス(KTF-00007)は、「左ボタン」「右ボタン」「ホイールボタン」(兼ホイール)の3つのボタンで操作できる。

ボタンの押し心地は「重い」「中くらい」「軽い」で言うと「中くらい」。そこまで力を入れずにクリックできるが、一方で極端に軽いわけではなく、少しばかりの力を入れる必要がある。

ボタンの静音性だが、認知できるカチカチといった音はするので静音マウスとは言えない。ただ、あげつらうほどの五月蝿さ(うるささ)ではなく、一般的なマウスのカチカチ音といったレベルなので神経質な人でもなければ問題ないかと思う。

ホイールの回り具合は硬すぎず、柔らかすぎず、きちんとコリコリする。使い勝手は悪くない。なお、ホイールボタンの押し心地は通常ボタンよりも気持ち重め、カチカチ音も気持ち大きめだ。

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この記事のまとめ

Microsoftモダンモバイルマウス(KTF-00007)をレビューした。

ビジュアル、使い勝手ともにシンプルにまとめ上げた、現代ならではの王道マウスと感じた。そこまでマウスに多機能を求めておらず、マウスとして使えれば十分という人であれば購入して損はない。

なお、カラーリングの観点から言うとSurfaceモバイルマウスも検討余地あり。物自体はMicrosoftモダンモバイルマウスと変わらず、色付きモデルと考えて問題ない。ただ、ここ最近は流通量が極めて少なく、価格が幾分跳ね上がっているので注意した方がいい。オリジナル価格は4,000円前後なので価格次第では検討してみては。

▼ Microsoftモダンモバイルマウス(KTF-00007)

▼ Surfaceモバイルマウス(KGY-00007、17、27)

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