薄い充電器ならこれ一択。「Anker PowerPort Atom III Slim」。
昨今、小さな充電器が増えているが、いずれも四角形サイズの充電器とあり、厚みが3cm〜4cmと結構ある。PCケースのポケットに仕舞うとかさばってしまう製品が大半だ。
対して Anker PowerPort Atom III Slim は薄い。厚みが1.5cmしかないのでPCケースのポケットおろかズボンのポケットに入れていてもかさばらない。
もとより外出時に使う充電器を探している人であれば Anker PowerPort Atom III Slim の薄さ、携帯性のよさは何よりの評価ポイントだ。
最大30W出力できるのでMacBook Airの充電器としてもおすすめ。MacBook Airユーザーなどチェックしてみてほしい。
Anker PowerPort Atom III Slim 製品特徴
ここがGood!
- モバイルバッテリーと勘違いする”薄い”充電器
- 最大30W出力可能(MacBook Airも充電できる)
- 直販価格で2,599円と相場よりもコスパよい
ここがBad...
- 1ポート充電器なので在宅で使う充電器としてはポート数が足りないかも
カラーリングはブラックとホワイトの2色。レビューはブラックで行う。
この記事の目次(タッチで移動)
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製品の特徴&デザイン
モバイルバッテリーと勘違いする”薄い”充電器
製品の最大の特徴たる薄型デザイン。
数値で言うと縦4.5cm、横7cm、厚み1.5cmほど。縦横比はミンティアケースそのもの、厚みはミンティアケース2枚分ほど。
電源プラグは折りたためる。
昨今だと小さい充電器が増えてきたが、いずれも形状が四角形。厚みが3〜4cmあって分厚く、PCケースのポケットに仕舞うとかさばってしまう。
対して Anker PowerPort Atom III Slim は厚み1.5cmと激薄。PCケースのポケットおろかズボンのポケットに入れててもモッコリしないサイズ感。
もとより外に持ち出す充電器を探している人であれば間違いなく気に入るサイズ感。というか薄さ。
外装デザインは網目スリーブ仕様に
外装は細かい網目の入ったスリーブ仕様。ザラザラしてる。
どことなく無印良品を思わすデザイン、風合いなので、ムジラー気質の人にはたまらないと思う。
充電スペックについて
最大30W出力できるUSB Type-Cポートを1つ搭載。
USB PD仕様の30Wなのでスマホやタブレットはもちろん、MacBookシリーズなどのノートPCも含めてもろもろ充電できる。
30Wで充電できる主なデバイス
- iPhone
- Androidスマホ
- iPad
- iPad Pro
- MacBook Air
- 13インチ前後のSurface
- Nintendo Switch
充電レビュー
スマホ充電
Galaxy S10を充電したところ、約12W(8.73V==1.39A)で充電できた。
Androidスマホは一般的に18Wを理論値上限とした充電になるので実測ベースで12W前後はごく一般的だ。
タブレット充電
iPad Pro 10.5を充電したところ、約29W(14.6V==1.96A)で充電できた。
iPad Proシリーズは最大30WのUSB PD充電に対応しているため、最大30Wで出力できる Anker PowerPort Atom III Slim とは相性が良い。
ノートPC充電
MacBook Pro 13(2016)を充電したところ、約28W(19.6V==1.42A)で充電できた。
MacBook Pro 13は60W充電が基本。最大30W出力の Anker PowerPort Atom III Slim では出力不足だが、とりあえずの充電は可能だ。
なお、MacBook Airであれば最大30W充電が基本なので同充電器との相性は抜群。
この記事のまとめ
Anker PowerPort Atom III Slim をひととおりレビューしてきた。
昨今の小さい充電器に対するアンチテーゼと言わんばかりの薄い充電器。もとより出先に持ち出すための充電器を探している人だと相性はよさそう。かさばらず、出っ張らず、邪魔にならない。
1ポート充電器なので自宅で使う場合だとポート数が足りなさそうだが、出先で使うのであれば1ポートでも十分だろう。MacBook Airユーザーなどぜひ試してみてほしい。
レビュー対象製品
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