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AirPods・Beats

【何が違う?】AirPods Pro・AirPods(第4世代)を比較レビュー

2020年7月8日

Apple純正ワイヤレスイヤホン「AirPods」(エアポッズ)。

2016年に初代モデルが登場。2024年現在、以下2製品が現行モデルとして展開されます。

この記事では同2製品を比較。そもそも何が違うのか。どういった人に、どっちのAirPodsがおすすめなのか解説します

「AirPodsの種類の違いがわからない」「結局どっちを買えばいいの?」と迷っている人など記事を参考にしてみてください。

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AirPodsシリーズの概略

AirPods Pro(第2世代)AirPods(第4世代)
製品の立ち位置上位版モデル通常版モデル
現行モデルの発売時期2022年9月2024年9月
公式価格39,800円29,800円
Bluetoothバージョン5.3
BluetoothコーデックSBC、AAC
防水性能IPX4
ケースの充電ポートUSB Type-C
ワイヤレス充電対応(Qi、MagSafe)対応(Qi)
ノイズキャンセリング対応(会話感知対応)
外音取り込み機能対応
空間オーディオ対応
Apple版マルチポイント対応
バッテリー駆動時間30時間30時間
(イヤホン単体6時間)(イヤホン単体5時間)
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AirPods Proが上位版モデル。AirPods(無印)が通常版モデルの位置付け。

もともとノイズキャンセリングと外音取り込み機能はAirPods Proの専売特許でしたが、AirPods(第4世代)にて通常版AirPodsにも機能が移植。今現在では双方ともにノイズキャンセリング・外音取り込み機能が使えます。

通常版AirPodsに関してはノイズキャンセリング(&外音取り込み機能)非対応版も展開あり。こっちは価格21,800円。ノイズキャンセリングが必要ない人なら検討余地あり。

なお、2024年現在もAirPods(第3世代)の販売が続いていますが、第3世代はノイズキャンセリング(&外音取り込み機能)に非対応。そのうえで価格27,800円とあり、今となっては購入するメリットは皆無です。

 

 

【何が違う?】AirPods ProとAirPodsの明確な5つの違い

1. イヤーピースの有無による遮音性の違い(ノイズキャンセリング性能の違い)

性能評価
AirPods Pro(5+)
AirPods(4.5)
AirPods(ノイキャン非対応版)機能非対応

AirPods Proはイヤーピースを搭載。対して通常版AirPodsはイヤーピースを使わないインナーイヤー型イヤホンとして展開されます

AirPods ProとAirPods、いずれもノイズキャンセリング機能に対応。機械的なノイズキャンセリング効果に関しては同等性能ですが、物理的な遮音性能を考慮するとイヤーピースありのAirPods Proの方が優秀

人の話し声など高周波音に関しては機械的なノイズキャンセリングだけでは除去しにくく、まだまだイヤーピースを使った物理的な遮蔽に頼っている側面あり。それゆえ、とことんまでにノイズキャンセリング性能を重視する人であればイヤーピースありのAirPods Proを選んだ方がいい。

通常版AirPodsも機械的なノイズキャンセリング性能に関してはAirPods Proに劣らず。ただ、イヤーピースを搭載しない分、物理的な遮音性が低め。自宅利用まだしも、屋外や公共の場での静けさがほしい人だと物足りないかもしれません。

 

 

2. イヤーピースの有無による開放感の違い(外音取り込み性能の違い)

性能評価
AirPods Pro(5)
AirPods(5+)
AirPods(ノイキャン非対応版)機能非対応

ノイズキャンセリング性能と正反対。外音取り込み性能に関しては通常版AirPodsの方が優秀

外音取り込みは、イヤホンを装着したまま周囲の音が聞き取れる機能。屋外で安全を考慮しながら音楽を聴きたい人など常時機能ONにして使っている人が多い。

AirPodsシリーズの外音取り込み性能は業界トップの実力あり。なかでもイヤーピースを使わない通常版AirPodsの外音取り込み性能はトップ・オブ・トップの実力です

AirPods Proはイヤーピースを搭載している分、どうしてもイヤーピースによる物理的な音こもり感が残ります。対して通常版AirPodsだとイヤーピースを搭載しておらず、周囲の音の9割どころか10割そのまま耳に入ってくる。もはやイヤホンを装着していることすら忘れる開放感あって感動ものです。

 

 

3. 充電ケースの違い

充電ケースの「探す」機能への対応
AirPods Pro対応(AirTag仕様)
AirPods対応(Bluetooth仕様)
AirPods(ノイキャン非対応版)非対応

上記のいずれもイヤホン本体側は「探す」機能に対応(Bluetooth仕様)

AirPods Proの充電ケースは、AirTagにも使われるApple U1チップを内蔵。iOSアプリ「探す」からAirTag同等の高精度な位置情報が探れます。充電ケースにはスピーカーを搭載。ケースから音も鳴らせます。

対して通常版AirPodsの充電ケースは、iOSアプリ「探す」から位置情報こそ探せますが、最後に接続していた場所までしか辿れません。なお、AirPods Pro同様に充電ケースにスピーカーを搭載しており、音は鳴らせます。

ノイキャン非対応の通常版AirPodsだと充電ケースの場所は探せないので注意。

昨今だとAirTagを収納できるAirPodsケースが登場していますが、もとよりAirTagを使いたい人であればAirPods Proを選ぶ理由になります。

 

 

4. ワイヤレス充電環境の違い

ワイヤレス充電環境
AirPods ProQi、MagSafe
AirPodsQiのみ
AirPods(ノイキャン非対応版)

AirPods Proの充電ケースのみMagSafe充電に対応。対して通常版AirPodsはQi充電のみ対応です

MagSafeとQiは互換性があるので、そこまで対応・非対応の違いを気にする必要はありません。ただ、MagSafe充電を前提にしたマグネットタイプの充電アクセサリーを使っている人だと注意したい。通常版AirPodsはMagSafeを搭載しないのでマグネットでくっつきません。斜めタイプの充電器だとずり落ちます。

通常どおり有線で充電する場合はいずれもUSB Type-Cケーブルで充電できます。

 

 

5. 音量調整機能の有無

スワイプ音量調整機能
AirPods Pro対応
AirPods非対応
AirPods(ノイキャン非対応版)

AirPods Proのみイヤホン側面のスワイプ操作で音量調整が可能。対して通常版AirPodsは音量調整できません

AirPodsシリーズはボタン操作による音量調整に対応せず。同スワイプ操作の音量調整のみ提供されます。

ものいっそ地味な違いですが、しょっちゅう音量調整する機会がある人ならAirPods Proを選ぶ理由になります。

 

 

AirPods Pro(第2世代)をおすすめできる人

  • ノイズキャンセリング性能を重視する人
  • イヤホンの紛失リスクをできるだけ減らしたい人
  • イヤホン本体から音量調整したい人

AirPods Proは、以前はノイズキャンセリングに対応する上位版モデルの位置付けでしたが、2024年現在、通常版AirPodsもノイズキャンセリングに対応。今となっては「上位版AirPods」よりかは「イヤーピースありのAirPods」と見るべき製品です

イヤーピースを搭載するため、物理的な遮音性は高く、ノイズキャンセリングの静けさは最大限堪能できます。また、イヤーピースが耳穴としっかりフィットすることでイヤホンの抜け落ちリスク(紛失リスク)も軽減できます。

充電ケースはAirTag仕様なので、いざ紛失した場合でもiOSアプリ「探す」から高精度な位置情報が探れます。失くしものをしがちの人だとAirPods Proの方がイヤーピースにしろAirTagにしろ精神衛生上の安心材料が多くて心置きなく使えるかと。

あわせて読みたいAirPods Pro(第2世代)レビュー|ノイズキャンセリング&ながら聴き機能に特化した上位版モデル

続きを見る

 

 

AirPods(第4世代)をおすすめできる人

  • 外音取り込み機能(ながら聴き機能)を重視する人
  • イヤーピースが嫌いな人
  • コスパ重視の人

AirPodsは第4世代にてノイズキャンセリング・外音取り込み機能に対応。いずれもAirPods Proに劣らずの性能あり。今現在では「通常版AirPods」よりかは「イヤーピースなしのAirPods Pro」と見るべき製品です。

外音取り込み性能に関してはAirPods Pro以上の実力あり。周囲の音の9割どころか10割そのまま聞き取れます。イヤーピースなる物理的な障壁を取っ払うことで、さながら骨伝導イヤホンのような開放感を実現しました。

"ながら聴き”イヤホンとして活用したい人だとイヤーピースなしの通常版AirPodsを選ぶ理由になります。

イヤーピースを使わないため、長時間のイヤホン装着でも耳が疲れにくい。夏場なら耳穴が蒸れにくい。そもそもイヤーピースが嫌いな人だと通常版AirPods一択です。

なお、通常版AirPodsはノイズキャンセリング・外音取り込み機能に対応しない格安版(21,800円)も展開あり。機能性を重視しておらず、とりあえずで音楽が聞ければ十分という人であれば、こちらもコスパの観点から検討余地ありです。

あわせて読みたいAirPods 4 レビュー|事実上のAirPods Pro(イヤーピースなしver.)

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