当記事はメーカー元より商品提供を受けた上での無償レビューです。記事の内容の一切は筆者個人の見解に委ねられます。
先日クラウドファンディングが始まったタブレット用の薄型スタンド「MOFT X」について、販売元の米LeMore社様よりサンプル提供いただいたので先行レビューしたい。
MOFT(モフト)は2019年4月に日本上陸した米ガジェット・ブランド。その第1弾となるノートPCスタンドを筆者がプライベートで使っていたこともあり、今回のクラウドファンディング実施に際してお声がけいただいた。
以下、サンプル版のMOFT Xをレビューしていく。
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レビュー対象製品
▼ 10インチ〜版
▼ 7.9インチ版
製品レビュー
MOFT Xはタブレットの背面に直接貼り付けて使う薄型スタンド。貼り付けたスタンドを折り紙のように折り上げることでスタンド機能を発揮する。
以下はiPad Pro 10.5にMOFT Xを貼り付けた状態。今回、TPUケースの上から貼り付けたが特に問題なかった。
スタンドを折りたたんだ状態。厚さ数mm程度なので普段の持ち運びの際に邪魔にならない。
スタンドを立てた状態。
これをひっくり返すと立つ。
スタンドの向きを変えることで縦置きスタンド、横置きスタンド、両方で使える。以下は縦置きスタンド状態。スタンドの折り方によって60度、45度、25度に調整できる。タブレットの縦置きスタンドは意外とレアなので重宝する人も多いだろう。
横置きスタンド状態。こちらもスタンドの折り方を変えることで、60度、40度、30度に角度を変えられる。
奇跡的な重量バランスで耐える...!
スタンド支柱は本当に薄く、正味0.2mmくらいの厚紙といっても過言ではない。この薄さながらスタンドとしての安定感があり、きちんとタブレットを支えているのは驚きだ。
スタンド内部にマグネットが内蔵されており、これがぺたりとくっ付き、スタンドの強度を増している。
ディスプレイの上から力をかけても潰れない。公式説明によれば、縦置きスタンド時は最大3.2kg、横置きスタンド時は5.4kgまでの重量に耐えられるとのことだ。
横置きスタンド時は、スタンドの重心が若干片側(以下写真だと左側)に寄るが、逆方向に無理やり力をかけなければグラつかないので安心してほしい。普通にタップするような使い方では問題ない。
接着面の吸着力は問題ない
MOFT Xはタブレット背面に直接貼り付けて使う。その吸着力だが、非常に強い。前作 MOFT MINI でも見られた特殊な接着シールを用いており、スタンド部分を持っても剥がれない。逆に剥がす方が大変だろう。なので筆者はTPUケースの上から貼り付けた。なお、公式説明によれば、剥がしても跡など残らず、再度の貼り付けも可能とのことだ。
欠点らしい欠点もない久々の当たり製品
お世辞でもなんでもなく欠点らしい欠点が見当たらない。スタンドとして問題なく使えるし、使い勝手もいいし、何よりタブレットとしてのビジュアルを損なわない、今の時代には珍しいタブレット映えするデザインだ。
従来タブレットでスタンドを使うとなると、ごついケースを付けるか、あるいは別置きスタンドを用意する必要があった。MOFT Xであればタブレット背面に貼り付けるだけで使えるし、普段は折りたたんで収納できるので邪魔にもならない。
タブレットとしての美しさを残しつつ、スタンド機能という実用性をプラスアルファできる、非常に優秀な製品だと感じた。
この記事のまとめ
タブレット用の薄型スタンド「MOFT X」をレビューした。
もともとPR案件としてサンプル提供いただいたMOFT Xだが、あまりに使い勝手がよいので、そのまま個人的に使っている(※許可もらいました)。
タブレットにキーボードなんて要らない、タブレットにごついケースは付けたくない、タブレットはタブレットとして使いたいというタブレット原理主義者であれば間違いなく満足いく製品なので、MOFT X、試してみてほしい。
レビュー対象製品
▼ 10インチ〜版
▼ 7.9インチ版
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初代「MOFT」(MOFT MINI)レビュー。こちらはノートPC用スタンド。