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ワイヤレスイヤホン

「ながら聴きイヤホン」の選び方&おすすめ製品まとめ(2023年版)

完全ワイヤレスイヤホンの一ジャンルとして定着しつつある「ながら聴きイヤホン」。

骨伝導イヤホンのワイヤレスイヤホン版といったところ。イヤホンを装着したまま周囲の音が聞き取れる。機械的な音の取り込みではなく、耳穴をふさがずに物理的に周囲の音を聞き取っている。

屋外で安全考慮しながら音楽を聴きたい人だったり、家族の声が聞こえる状態で在宅ワークしたい人だと相性バツグンだ。

この記事では、ながら聴きイヤホンの中から特におすすめのものを抜粋して紹介する。

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ながら聴きイヤホンの種類と選び方

ながら聴きイヤホンとは?

ながら聴きイヤホンとは、骨伝導イヤホンの使い勝手を再現したワイヤレスイヤホンのこと。

イヤホン装着しても耳穴を完全にふさがず、周囲の音がそのまま聞き取れる。

通常のワイヤレスイヤホンのようにスピーカー経由でオーディオ再生。骨伝導イヤホンのように骨を振動させてるわけではない。おかげで頭の締め付けなく、長時間とカジュアルに使えるのが特徴だ。

 

 

ながら聴きイヤホンの種類

ながら聴きイヤホンは大きく以下3つに分類できる。

  1. 疑似カナル型イヤホン
  2. 耳掛けイヤホン
  3. イヤーカフ型イヤホン

 

1. 疑似カナル型イヤホン


イヤホンの装着感 (4.5)
耳周りの開放感 (4)
遮音性の高さ(音漏れしにくさ) (4)

ながら聴きイヤホンの王道スタンダード「疑似カナル型イヤホン」。

見た目、装着感ともにカナル型イヤホン。一方ではイヤホン装着したままでも周囲の音が聞き取れる。イヤホン本体の形状により、イヤホンを装着しても耳穴を完全にふさがず。

適度な遮音性あり、音漏れしにくい強みあり。音質も(そこそこ)こだわれる。

 

2. 耳掛けイヤホン

イヤホンの装着感 (4)
耳周りの開放感 (4.5)
遮音性の高さ(音漏れしにくさ) (3.5)

メガネのようにして耳にかけて使うワイヤレスイヤホン「耳掛けイヤホン」。

さながらヘッドセットのような使い勝手。耳元にスピーカーを当ててオーディオ再生している。

耳周りの開放感一方、屋外で使う場合の音漏れリスクあり。また、メガネをかけている人だとメガネのツルと干渉して邪魔になりがち。

 

3. イヤーカフ型イヤホン

イヤホンの装着感 (3.5)
耳周りの開放感 (5)
遮音性の高さ(音漏れしにくさ) (2)

イヤーカフ(あるいはピアス)のようにして使えるイヤーカフ型イヤホン。

耳周りの開放感は圧倒的。耳穴をほぼふさがず。ピアスのごとく耳たぶ部分に装着してるだけだ。

遮音性は低め。というか低い。音漏れしやすいし、そもそも周囲の環境がうるさいとほとんど音が聞こえない。基本的には静かな場所での利用、在宅時の利用が基本になるかと思う。

 

 

「疑似カナル型イヤホン」でおすすめのワイヤレスイヤホンまとめ

概略

製品名をタッチすると該当項目までスクロールします

1. ソニー「LinkBuds」(価格2万円)
ここ数年の”ながら聴き”ブームを作り上げた人気機種。装着感、開放感、遮音性を両立。マルチポイントも使える(Amazonで見る)
2. サムスン「Galaxy Buds Live」(価格2万円)
豆型イヤホン。くねくねしたイヤホン形状のおかげで耳穴を完全にふさがず。低音もしっかり鳴る(Amazonで見る)

 

 

1. ソニー「LinkBuds」(価格2万円)

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イヤホンの装着感 (4.5)
耳周りの開放感 (4.5)
遮音性の高さ(音漏れしにくさ) (4)
バッテリー駆動時間 (3)
イヤホン単体5.5時間
ケース併用で最大17.5時間

スペックシート抜粋

Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
バッテリー駆動時間 
イヤホン単体5.5時間
ケース併用で最大17.5時間
充電方法USB Type-C(有線)のみ
防水性能IPX4
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能×
マルチポイント対応

カラーリングは2色展開。

レビュー記事を見る

ソニー「LinkBuds」(WF-L900)レビュー|骨伝導イヤホン代わりに使える”ながら聞き”ワイヤレスイヤホン

続きを見る


▶ ながら聴きイヤホンの代名詞モデル「LinkBuds」

2022年に登場して"ながら聴きイヤホン"ブームの起爆剤となった「LinkBuds」。

見た目、装着感ともにカナル型イヤホンながら、イヤホン装着したままでも周囲の音が聞き取れる。イヤホン本体に空いた丸い穴のおかげでイヤホンが耳穴を完全にふさがず。

耳周りの開放感は骨伝導イヤホンそのもの。そのうえで適度な遮音性あって音漏れしにくい。"ながら聴き”を目的に作られた紛うことなきワイヤレスイヤホンだ。

音質は中音域重視。専用アプリを使えばイコライザー調整が可能。最大2台のデバイスを同時接続できるマルチポイント機能にも対応している。

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レビュー記事を見る

 

 

2. Galaxy Buds Live(価格1.8万円)

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イヤホンの装着感 (5)
耳周りの開放感 (3.5)
遮音性の高さ(音漏れしにくさ) (4)
バッテリー駆動時間 (5)
イヤホン単体8時間
ケース併用で最大29時間
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC、Samsung Scalable
バッテリー駆動時間
イヤホン単体8時間
ケース併用で最大29時間
充電方法USB Type-C(有線)、Qi(無線)
防水性能IPX2
ノイズキャンセリング
外音取り込み機能×
マルチポイント×

カラーリングは3色展開。

レビュー記事を見る

Galaxy Buds Live(SM-R180)レビュー|カジュアルに使えるカナル型のオープンイヤーイヤホン

続きを見る


▶ くねくねした"豆”型イヤホン、ながら聴き同等の開放感あり

サムスン純正ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」シリーズのスポーツモデル「Galaxy Buds Live」。

”豆”型のイヤホン形状を採用。耳にイヤホンを突っ込んでも耳穴を完全にふさがず。周囲の音がそのまま聞き取れる。

先に紹介した「LinkBuds」よりも遮音性こそ残るものの、イヤホンの装着感はこっちの方が安定。遮音性のおかげで低音の質感のようなものも残ってる。

ちなみに意外にもノイズキャンセリングに対応。機能ON/OFFでそれとなく遮音具合が調整できる。在宅でのイヤホン利用のときなど機能ONにしておけば、それとなく静けさが得られるギミックあり。

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耳掛けイヤホン

概略

製品名をタッチすると該当項目までスクロールします

1. Victor「Victor HA-NP35T」(価格1.1万円)
耳掛けイヤホンの人気モデル。価格も手頃でとりあえずの1台に丁度よし(Amazonで見る)
2. JVCケンウッド「Victor HA-EC25T」(価格7,000円)
Victorのスポーツイヤホンモデル。低遮音イヤーピースを使った特殊仕様。適度な遮音性がほしい人におすすめ(Amazonで見る)
3. ソニー「Float Run」(価格2万円)
耳の手前側(トラガス部分)にスピーカーを当てて使う特殊モデル。ネックバンドありで安定感よし(Amazonで見る)

 

 

1. JVCケンウッド「Victor HA-NP35T」(価格1.1万円)

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イヤホンの装着感 (4)
耳周りの開放感 (4.5)
遮音性の高さ(音漏れしにくさ) (3.5)
バッテリー駆動時間 (3)
イヤホン単体7時間
ケース併用で最大17時間
Bluetoothバージョン5.1
Bluetooth対応コーデックSBC
バッテリー駆動時間 
イヤホン単体7時間
ケース併用で最大17時間
充電方法USB Type-C(有線)
防水性能IPX4
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能×
マルチポイント×

カラーリングはホワイト、ブラック、ブルーの3色展開。

レビュー記事を見る

耳をふさがないイヤホン「Victor nearphones」(HA-NP35T)レビュー

続きを見る


▶ メガネ感覚で使える”ながら聞き”イヤホン

老舗Victorブランドの”ながら聞き”イヤホン「HA-NP35T」。

スピーカー部分を耳元に当てることでオーディオが聞き取れる(イヤーピースは未使用)。

骨伝導イヤホンのように骨に当ててオーディオ再生しているわけではないが、それでも耳周りの開放感は骨伝導イヤホンそのもの。周囲の音がそのまま10割方聞き取れる。

遮音性が低く、それに伴い低音がスカスカになってる感はあるが、より耳周りの開放感を重視した”ながら聞き”イヤホンを探している人だと「HA-NP35T」との相性よさそう。

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2. JVCケンウッド「Victor HA-EC25T」(価格7,000円)

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イヤホンの装着感 (4)
耳周りの開放感 (4)
遮音性の高さ(音漏れしにくさ) (4)
バッテリー駆動時間 (5)
イヤホン単体7.5時間
ケース併用で最大30時間
Bluetoothバージョン5.1
Bluetooth対応コーデックSBC
バッテリー駆動時間 
イヤホン単体7.5時間
ケース併用で最大30時間
充電方法USB Type-C(有線)のみ
防水性能IPX5
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能×
マルチポイント×

カラーリングはホワイト、ブラック、ブルーの3色展開。


▶ Victorブランドのスポーツイヤホンにして”ながら聞き”イヤホン

老舗Victorブランドの”ながら聞き”イヤホン「HA-EC25T」。製品ポジション的にはスポーツイヤホンに相当する。

低遮音イヤーピースを搭載。イヤホンを装着したままでも周囲の音(環境音)が聞き取れる。かつ適度な遮音性を確保した。

耳周りの開放感と遮音性のバランスを重視する人におすすめ。

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3. ソニー「Float Run」(価格2万円)

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イヤホンの装着感 (4)
耳周りの開放感 (4.5)
遮音性の高さ(音漏れしにくさ) (4)
バッテリー駆動時間 (2)
イヤホン単体10時間
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
バッテリー駆動時間 
イヤホン単体10時間
充電方法USB Type-C(有線)
防水性能IPX4
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能×
マルチポイント×

カラーリングは1色展開。


▶ 耳周りの開放感&遮音性を両立させたソニーのスポーツイヤホン

ワイヤレスイヤホン... よりかはネックバンド型イヤホンに近いソニー「Float Run」。

製品名のとおりジョギングなどスポーツ中に使うことを想定したモデル。耳の手前側(トラガス部分)にスピーカーを当てて使う特殊仕様。耳周りの開放感をキープしつつ、スピーカーと耳穴を近距離接触させて適度な遮音性を作った。

ネックバンド(紐の部分)さえ気にならないのであれば「Float Run」を試してみてもいいかも。価格は最近だと1.6万円まで安くなった。

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イヤーカフ型イヤホン

概略

製品名をタッチすると該当項目までスクロールします

1. ambie sound earcuffs(価格1.6万円)
ソニー・ベンチャーが手がけるイヤーカフ型イヤホンの先駆モデル(Amazonで見る)
2. cheero「Wireless Open Earphones Smart」(価格2,980円)
国産メーカー「Cheero」が手がける格安イヤーカフ型イヤホン。とりあえずで試してみたい人におすすめ(Amazonで見る)

 

1. ambie sound earcuffs(価格1.6万円)

Amazonで最新の価格をチェック




イヤホンの装着感 (3)
耳周りの開放感 (5+)
遮音性の高さ(音漏れしにくさ) (1)
バッテリー駆動時間 (3)
イヤホン単体6時間
ケース併用で最大18時間
Bluetoothバージョン5.2
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC、aptX Adaptive
バッテリー駆動時間
イヤホン単体6時間
ケース併用18時間
充電方法USB Type-C(有線)のみ
防水性能IPX4
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能×
マルチポイント×


▶ ピアス型の”ながら聞き”イヤホン、耳周りの開放感は圧倒的、遮音性は致命的

ソニー子会社「ambie」が手がけるイヤーカフ型イヤホン。耳たぶ部分に噛ませて使う。

耳周りの開放感は圧倒的。そもそも耳穴をふさいでいないので周囲の音も丸聞こえだ。

他方、遮音性は致命的。屋外だったり、周囲の音がうるさい場所だとオーディオ音声がほとんど聞こえない。かといって音量を上げすぎると音漏れする。

もっぱら自宅で使いたい人に向けた製品。BGM感覚で音楽やラジオを流しておきたいシチュエーションなら相性よし。

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2. cheero「Wireless Open Earphones Smart」(価格2,980円)

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イヤホンの装着感 (3)
耳周りの開放感 (5+)
遮音性の高さ(音漏れしにくさ) (1)
バッテリー駆動時間 (3)
イヤホン単体4.5時間
ケース併用で最大?時間
Bluetoothバージョン5.3
Bluetooth対応コーデックSBC、AAC
バッテリー駆動時間
イヤホン単体4.5時間
ケース併用?時間 ※公式記載なし
充電方法USB Type-C(有線)のみ
防水性能IPX5
ノイズキャンセリング×
外音取り込み機能×
マルチポイント×

カラーリングは5色展開。


▶ とりあえずで試してみたい人に向けた格安イヤーカフ型イヤホン

国産メーカー・cheero(チーロ)が手がける格安イヤーカフ型イヤホン。

使い勝手は先のambieと同じ。耳たぶに噛ませてイヤホン装着する。

耳周りの開放感は圧倒的だが、遮音性は低い。音量を上げすぎるとごくごく普通に音漏れする。もっぱら自宅で使うのが基本になるかと思う。

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この記事のまとめ

ながら聴きイヤホンのおすすめ製品をまとめてきた。

屋内外で問題なく使いまわせる製品だとソニー「LinkBuds」、サムスン「Galaxy Buds Live」、JVCケンウッド「Victor HA-NP35T」あたりがおすすめ。

ambie」はじめとしたビジュアル的に注目されるイヤーカフ型イヤホンだと、屋外で使うのはちと辛い印象あり。どちらかと言うと屋内で在宅ワークしながらイヤホン再生したい人が選ぶべきだろう。

 

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